マレー半島縦断鉄道の「ルート」について
このページでは、マレー半島縦断鉄道の旅における「ルート」について書いていきますね。
どこからどこまでを「マレー半島縦断」というのか?
どこの駅からスタートし、どこの駅を経由し、どこの駅まで行くのか?
タイとシンガポール、どちらをスタートし、ゴールとするのか?
国境はどの駅で超えるのか?
どこで宿泊するのか?
どこで観光するのか?
といった、旅の「ルート」を決めるために必要なことを書いていきますね。
「マレー半島縦断鉄道」どのような「ルート」を選ぶか?
「マレー半島縦断鉄道」といったとき、どのような「ルート」を列車で走るのか?
タイ、マレーシア、シンガポールの3か国を、どの駅で下車し、乗り換えるのか?
ということを書きますね。
一般的に知られる「マレー半島縦断鉄道」の基本的なルートは下記。
下記の駅で乗り換えていけば、マレー半島を縦断できます。
この基本ルートを軸に、旅をカスタマイズしていきます。
「マレー半島縦断鉄道」の基本的なルート
タイからスタートし、シンガポールへゴールする場合の基本的なルート(最短)です。
乗り換え「4回」、「2泊3日」でゴールできます。
(わたしはこのルートをとっていません)
・「フアランボーン(Hua Lamphong)」駅 ⇒ 「パダンブサール(Padang Besar)」駅
・「パダンブサール(Padang Besar)」駅 ⇒ 「グマス(Gemas)」駅
・「グマス駅(Gemas)」 ⇒ 「ジョホールバル・セントラル(JB Sentral)」駅
・「ジョホールバル・セントラル(JB Sentral)」駅 ⇒ 「ウッドランズ・チェックポイント(Woodlands Checkpoint)」駅
国境越えの「駅(チェックポイント)」は?
「マレー半島縦断鉄道」は、タイ、マレーシア、シンガポールの3か国を陸路で縦断します。
ですので、それぞれの国境を超えるために必要な手続きは、国境の駅で行うことになります。
タイとマレーシアの国境越え
タイとマレーシアの国境越えは、「パダンブサール(Padang Besar)」駅で行います。
この駅で、タイ・マレーシアの「イミグレーション(出入国手続き)」を行います。
駅の構内に、タイとマレーシアそれぞれの国のチェックポイントがあります。
「パダンブサール」駅でのイミグレの様子はこちらの記事に書いています
⇒ マレー半島縦断鉄道の旅:体験談【2日目】
マレーシアとシンガポールの国境越え
マレーシアの出入国手続きは、「ジョホールバル・セントラル(JB Sentral)」で行います。
シンガポールの出入国手続きは、「ウッドランズ・チェックポイント(Woodlands Checkpoint)」で行います。
1つの駅で2か国のイミグレを行った「パダンブサール」とは違い、距離が離れた2か国の駅(電車で5分)でそれぞれ手続きを行います。
「「ジョホールバル・セントラル」「ウッドランズ・チェックポイント」でのイミグレの様子はこちらの記事に書いています
⇒ マレー半島縦断鉄道の旅:体験談【3日目】
「タイ」と「シンガポール」どちらから旅をスタートする?
「マレー半島縦断鉄道」は、タイ・バンコクとシンガポールを結ぶ鉄道です。
どちらからスタートし、どちらにゴールするか?
まずは、ここを決める必要があります。
どちらかに決めるとき、ポイントになってくるのは「シンガポールの物価」です。
シンガポールは、東南アジアの中ではとびぬけて物価が高い国です。
ですので、宿泊したり、チケットを購入したりといったコストがけっこうかかります。
こんなホテル(スマップのCMで一躍有名になりましたね)がドカーンと立っている国ですから。
この「物価」が、タイとシンガポールの最大の違いです。
ここはポイントとして頭に入れておいたほうがいいでしょう。
わたしは、物価が安い「バンコク」からのスタートを選びました。
どこで「観光」する?どこに「宿泊」するか?
どこで観光するか?
どこに宿泊するか?
これもルートを計画するときに大事なポイントです。
ただ純粋に正規のルートを行くのか
どこも観光せず単純に列車で縦断するだけのルートで行くのか
途中下車して観光などをおりまぜていくのか
といったことですね。
単純に縦断するだけのルートでも、どこかで必ず宿泊はする必要があります。
宿泊場所をどこにするのかで、ルートも大きく変わってきます。
組み合わせは自由です(^o^)
わたしの場合、基本ルートに下記を加えてみました。
・世界遺産都市「ジョージア」があるペナン島に1泊
・マレーシアの首都「クアラルンプール」に1泊
「ペナン島」には、世界遺産都市「ジョージア」があります。
なかなかこういう機会でないといけません。
「クアラルンプール(KL)」は、なんといってもマレーシアの首都ですからね。
下の写真は、マレーシアのシンボル「ペトロナス・ツインタワー」。
次で紹介するのが、わたしが実際に行ったルートです。
参考にしてみてくださいね。
わたしが今回の旅で計画・体験した「マレー半島縦断鉄道」ルート
わたしが今回の旅で計画・実行した「マレー半島縦断鉄道」ルートですが、基本のルートに対して下記2点を追加してカスタマイズしました。
・世界遺産都市「ジョージア」があるペナン島に1泊
・マレーシアの首都「クアラルンプール」に1泊
「マレー半島縦断鉄道」のルートで通過する駅を見たときに、上記の有名観光名所2ヵ所をすっとばして行くのはちょっともったいないかなと。
その2ヵ所を追加して計画したルートが下記。
「3泊4日」の旅です。
私KENの「マレー半島縦断鉄道」ルート
・「フアランボーン(Hua Lamphong)」駅 ⇒ 「パダンブサール(Padang Besar)」駅
・「パダンブサール(Padang Besar)」駅 ⇒ 「バターワース(Butterworth)」駅
・「バターワース・フェリーターミナル(Pangkalan Sultan Abdul Halim Ferry Terminal)」 ⇒ 「ペナン島フェリーターミナル(Pangkalan Raja Tun Uda Ferry Terminal)」【ペナン島観光&宿泊】
・「ペナン島フェリーターミナル(Pangkalan Raja Tun Uda Ferry Terminal)」 ⇒ 「バターワース・フェリーターミナル(Pangkalan Sultan Abdul Halim Ferry Terminal)」
・「バターワース(Butterworth)」駅 ⇒ 「KLセントラル(KL Sentral)」駅【クアラルンプール観光&宿泊】
・「KLセントラル(KL Sentral)」駅 ⇒ 「グマス駅(Gemas)」
・「グマス駅(Gemas)」 ⇒ 「ジョホールバル・セントラル(JB Sentral)」駅
・「ジョホールバル・セントラル(JB Sentral)」駅 ⇒ 「ウッドランズ・チェックポイント(Woodlands Checkpoint)」駅【シンガポール宿泊】
すこし要約すると下記。
列車に乗ったのは「6区間」になります。
@「フアランボーン」駅 ⇒ 「パダンブサール」駅
A「パダンブサール」 ⇒ 「バターワース」駅
B「バターワース」駅 ⇒ 「KLセントラル」駅
C「KLセントラル」駅 ⇒ 「グマス」駅
D「グマス」駅 ⇒ 「ジョホールバル・セントラル」駅
E「ジョホールバル・セントラル」駅 ⇒ 「ウッドランズ・チェックポイント」駅
(*各都市の観光等で利用した地下鉄やバスなどについては含んでいません)
私KENの「マレー半島縦断鉄道」宿泊場所
「マレー半島縦断鉄道」の旅の期間の宿泊地は下記。
初日の寝台列車以外は、あらかじめホテルを予約していきました。
0日目:バンコク(出発前日)
1日目:寝台列車の中
2日目:ペナン島
3日目:クアラルンプール
4日目:シンガポール(最終到着地)
では次に、上記のルートをもとにスケジューリングをしていきます。
時刻表をもとにした「スケジュール」については、下記のページで紹介しています。
スケジュール編(どのような時間で動いていくか?)