マレー半島縦断鉄道の旅:体験談【3日目】
「マレー半島縦断鉄道」3日目。
3日目の大きなトピックは、下記の2つ。
・ペナン島からフェリーで「バターワース(Butterworth)駅」へ移動
・「バターワース駅」から「クアラルンプール・セントラル(KL SENTRAL)駅」へ移動
1日のスケジュールとしては、下記のように動いていきます。
・午前中:ペナン島在住のお友達と、観光&食事
・13時まで:ペナン島からフェリーで「バターワース駅」へ移動
・13時30分:「バターワース駅」から「クアラルンプール・セントラル(KL SENTRAL)駅」へ移動
・17時35分到着後:「クアラルンプール・セントラル(KL SENTRAL)駅」で翌日乗車する路線の切符を購入
・19時:クアラルンプール市内のホテルにチェックイン
・21時:クアラルンプール最大の観光地「ブギッビンタン」で夕飯
3日目の移動スケジュールのポイントは、
「13時30分」に「バターワース駅」から「クアラルンプール・セントラル(KL SENTRAL)駅」行きの列車に乗ること。
それに間に合うように、ペナン島を離れるフェリーに乗ること!
フェリーはとくに時刻表がないので注意が必要です。
この乗り継ぎのタイミングを外したらアウトです(笑)
ということで、午前中はペナン島観光!
前日同様、お友達でペナン島在住のじゅごんさんに世界遺産都市ジョージタウンを案内してもらいました!
ジョージタウンが世界遺産に認定された理由として、イギリス統治時代の西洋文化と、マレーの東洋文化のアンバランスな融合が今も色濃く残るところ。
実際にまわってみると、西洋と東洋が入り混じった独特の雰囲気があります。
街中には、いたるところにストリートアート、ウォールアート(壁に書かれた絵)が!
これも、ジョージタウン名物で観光名物なのだそうです。
この自転車の壁絵「Kids on Bicycle(自転車に乗る子供達)」は、とくに有名みたいです。
インスタ映えする写真が撮れるスポットです^^
中国人観光客も、次から次へと記念撮影していましたー
巨大ネコのSkippy(スキッピー)!
窓から手を伸ばしている子ども達。。
「Old Motorcycle(古いバイク)」という有名な作品。
バイクは本物です。
Boy on Chair(椅子に乗る少年)。
お香をあげる女性。
お尻を触られ過ぎて、剥げています。
そしてこの日も、ペナン島在住のお友達じゅごんさんに、ご当地グルメを案内してもらいました!
これは、海老の出汁が濃厚に出ている「プロウンミー(Prawn Mee)」。
他の地域でも「プロウンミー」という名前の料理はありますが、ペナン島のものは独自進化したものだそうです。
これは「バクテー(肉骨茶・Bak kut teh)」。
しっかり味つけされた肉厚のしいたけが入っているのは珍しい。
慈悲深い出汁、ぷりぷりで大ぶりの豚肉!
わたしが食べてきた「バクテー」の中でもベスト!
この日の午前中も、じゅごんさんにたっぷりとペナン島の主要観光地とご当地グルメを案内してもらい大満足!
貴重なお時間ありがとうございました!
じゅごんさんが連れて行ってくれたご当地グルメや、ペナン情報は、下記のブログでチェック!
⇒ http://penang-life.com/
そして12時には、フェリー乗り場へ。
「13時30分」に「バターワース駅」を電車が出発をするので、チケットを買ったりすることを考えると、13時くらいにはチケット売り場に着いていたい。
フェリーの乗っている時間:30分
フェリー乗り場から「バターワース駅」チケット売り場まで:15分
もしタイミング悪くフェリーが出たばかりだと、そこから次のフェリーまで30分近くはまた待たなくてはいけません。
ですので、余裕を持って12時くらいを目安にフェリー乗り場に着くようにしておいたほうがいいでしょう。
ペナン島からも無事フェリーに乗ることができました^^
ちなみに、帰りの船の料金は無料です。
ここが「バターワース駅」のチケット売り場。
ちなみに、チケットは当日でなく前日でも購入可能です。
現金(リンギット)のみ、クレジットカードは使えません。
「クアラルンプール・セントラル(KL SENTRAL)駅」までは、「79リンギット(約2,000円)」。
「13時30分」に出発し「17時35分」に到着。
4時間5分の列車旅です。
ちなみに、席は指定です。
「COACH/PLACE」というところに書かれている、「A」号車の「7D」が座席になります。
*「バターワース駅」でのチケットの買い方については、こちらの記事でもっと詳しく書いています!
⇒ http://trip-nomad.com/malayan_railways/ticket_bw_kl.html
列車のナンバーは「9203」。
2番ホームから乗りこみます。
駅にはキヨスクもあります。
ちょっと小腹が空いたり、喉が渇いて飲み物が欲しい時でも大丈夫。
出発予定時刻は「13時30分」でしたが、いっこうに列車がこない・・・
結局、30分くらい遅れてきました・・・
まあ東南アジアではよくあることって感じでイライラしない^^
来ました!
これがKTMの最新モデルの車両です。
「ETS」という名前で、「パダン・ブサール」駅から「KLセントラル」駅を経由し「グマス」駅までの区間の路線で走っています。
(「Electric Train Service」の略称で、「都市間高速列車」の総称)
ドアを開閉するのプッシュボタンも新しい!
車内もキレイ!
ちなみに、この路線の電車は寒いです!
上着がないとかなりきついです。
短パン・サンダルでの乗車はやめておくことをおすすめします。
走り始めて少しすると、車掌さんがチケットを確認しにきます。
パンチで穴をあけてくれます。
天井に取り付けられたモニターに、現在の走行速度が表示されます。
この時は「142キロ」。
この列車の最高速度です。
日本の特急列車より速いですね。
新幹線と比べたほうがいい速度。
揺れも少なく快適!
軽食もついています。
クッキーとクラッカーとドリンク。
マレーシアでは、「ミロ」がポピュラーですね。
久しぶりに飲んだ。
「クアラルンプール・セントラル(KL SENTRAL)駅」到着!
とにかく巨大でびっくり!
まるで空港みたいです。
さすがマレーシア最大のハブ駅です。
エネルギーとカオス感がすごい。
宿泊予定のホテルへ移動する前に、翌日の「ジョホールバルセントラル」までのチケットを事前に購入しておきます。
朝はバタバタしたくないですからねー
案内板を確認しながら、KTMのチケット売り場を目指します。
カタカナで「チケットカウンター」を書かれているので、すぐに見つけられました。
KTMのチケット売り場は、駅の2階にあります。
エスカレーターで2階に上がり、「Ticket Counter(チケットカウンター)」と書かれている方向へ向かいます。
案内板には、「Hilton」「Le Meridien」と書かれている方向を目安にしてみてください。
ここがKTMの「Ticket Counter(チケットカウンター)」。
入口の受付カウンターで、翌日のジョホールバルセントラル行きのチケットを買いたい旨を伝えます。
そうすると、番号の書いた紙をもらえます。
番号を呼ばれるまでしばし待ちます。
けっこう混雑していて時間もかかりましたので、当日でなく前日にチケット購入したほうが安心ですね。
無事チケット購入〜
こちらは、経由駅の「GEMAS(グマス)」までのチケット。
「11時58分」発、「14時15分」着。
値段は「31リンギット(約800円)」。
こちらは、「GEMAS(グマス)」から「JB SENTRAL(ジョホールバルセントラル)」までのチケット。
「14時55分」発、「18時45分」着。
値段は「21リンギット(約540円)」。
切符を無事購入しひと安心♪
*「クアラルンプール・セントラル駅」でのチケットの買い方については、こちらの記事でもっと詳しく書いています!
⇒ http://trip-nomad.com/malayan_railways/ticket_kl_jb.html
次はホテルへチェックイン。
この日泊まるのホテルは、「クアラルンプール・セントラル(KL SENTRAL)駅」から徒歩で行ける「ホテル セントラル クアラルンプール(Hotel Sentral Kuala Lumpur)」。
クアラルンプールでの貴重な1泊の夜なので、チェックイン早々、夜にもっとも観光客が集まる場所として有名な「ブギッビンタン(Bukit Bintang)」へ。
モノレールを使って移動します。
モノレールは、夜でも比較的乗客も多く、安心して乗れるのでうれしい。
駅もキレイです。
「ブギッビンタン」駅到着〜
あいかわらずにぎやかだ。
おなかペコペコ!
この日は、露天の中でも特ににぎわっていた「西湖(Sai Woo)」というお店へ。
(いちばん呼び込みがはげしいともいえる)
日本人観光客も多いので、メニューも日本語があって安心。
この日の夕食は、「カレーラクサ」と「パクテー(Bak kut teh)」。
やっぱりマレーシアに来たなら、「ラクサ(Laksa)」ははずせない!
マレーシアやシンガポールのいたるところで、「ラクサ」「バクテー」は食べられるけど、地方やお店ごとに味や具材が違うから面白い。
動画だと、「ブギッビンタン」独特のカオスさ、にぎやかさ、湿った空気感がよくわかります^^
おなかいっぱいになってホテルへ戻る。
ベッドが広くてうれしい。
部屋には、マレーシアといえばこの紅茶「ボーティー(BOH TEA)」の「キャメロニアンゴールドブレンド(Cameronian Gold Blend)」が!
マレーシアに来たらやっぱりこの「BOH TEA」が飲みたかったのでうれしい!
寝る前に、のんびりと熱い紅茶を一杯のんでおやすみなさい。
4日目は、ラストデイ!
マレーシアの首都クアラルンプールから、ゴールとなるシンガポールへ一気に向かいます。