マレー半島鉄道縦断 両替


両替について

 

こちらのページでは、「マレー半島縦断鉄道」の旅においての「両替」について書いてきますね。

現地で日本円からの両替ってできる?

タイ、マレーシア、シンガポールの3か国、現地の両替所ならどこでも日本円から現地通貨への両替ができます。

 

タイバーツ画像

 

とくに大きな両替所でなくても、街角の小さな両替所、ショッピングモールの中に入っている両替所でも普通にできます。
ですので、日本で必ずしも両替をしていく必要はありません。

 

ちなみに、海外旅行というとすぐに「米ドル」を持って行くという人もいます。
それは東南アジアではおすすめしません。
そのパターンは「円 ⇒ ドル」「ドル ⇒ 現地通貨」と2回両替をすることになりますので、ちょっともったいないですね。
(カンボジアであれば、米ドルが現地で使えるのでそれでも大丈夫)

現地通貨を日本で少しずつ両替してから行く

「タイ、マレーシア、シンガポールの3か国、すべて日本円から現地通貨への両替ができます」「ですので、日本で必ずしも両替をしていく必要はありません。」と書きました。
あえてレートの悪い日本で両替してから行く必要はありません。

 

ですが、あえて書いておきます。
おすすめは、「現地通貨を日本で少しずつ両替してから行く」ということ。

 

今回の場合でいうと、現地通貨は「タイバーツ」「マレーシアリンギット」「シンガポールドル」ですね。
「少し」というのは、「2000円程度」で十分です。

 

その理由は、陸路の場合、駅に両替所やATMがあまりないからです。
空港のように、必ずそこにあるわけではないのです。

 

ですので、現地通貨をまったく持っていないと、国境を越えても、何も買えない、タクシーもバスも乗れない、水も買えないというこことになります。

 

今回の旅でいうと、国境越えしたあとの下記2ヵ所で現地通貨がないことで焦りました。

 

・マレーシアのバターワースで、ペナン島へ渡るフェリーに乗るとき
・シンガポールに入ったあとの「ウッドランズ・チェックポイント(Woodlands Checkpoint)」駅

 

それぞれの両替トラブル例を書きますね。

タイからマレーシアへ国境越えした後の両替トラブル

 

タイからマレーシアへ国境越えするのが「パダンブサール(Padang Besar)」駅。
この駅で、マレーシア内の列車(KTM)に乗るためのチケットを購入するのですが、ここではタイバーツが使えました。
駅にあったカフェでもタイバーツが使えました(これがポイントになりました)。
しかし、この「パダンブサール」駅に、両替所もATMもありませんでした。

 

そのまま列車に乗り、ペナン島への入り口「バターワース(Butterworth)」へ。
フェリー乗り場まで歩き、フェリーに乗るための代金を支払うときにはじめてマレーシアリンギットを使う場面になります。
ですが、この「バターワース」駅に両替所もATMもありませんでした・・・
たまたま、「パダンブサール」駅のカフェでコーヒーを飲んだ時にもらったおつりがリンギットだったので助かりました。
ですが、まだ話は終わりません。

 

ペナン島に到着し、フェリー乗り場で両替をしようと思ったのですが、ここにもない。
結局、数百メートル歩き、やっと見つけたリトルインディアの両替屋でやっと両替できました。

 

下の写真の「パダンブサール」駅でコーヒーを飲んでなかったら、もっと歩き回る事態になっていたと思います。

 

「パダンブサール駅(Padang Besar)」のカフェ画像

マレーシアからシンガポールへ国境越えした後の両替トラブル

 

マレーシアからシンガポールへ国境越えすると、「ウッドランズ・チェックポイント(Woodlands Checkpoint)」駅につきます。
ここにも、両替所もATMもありませんでした。

 

この「ウッドランズ・チェックポイント」駅から、最寄り駅となるMRT「ウッドランズ(Woodlands)」駅までは、バスで移動。
このバス代をどうするか。

 

ドライバーさんに確認したところ、とりあえず「乗れ!」と。
MRT「ウッドランズ(Woodlands)」駅に着き、バスを降りるときに「シンガポールドルないけど」と言ったところ、何も言わずおろしてくれました。

 

バスは無料ではないと思いますので、たまたま運がよかったのでしょう。

 

まだ話は終わりません。

 

MRT「ウッドランズ(Woodlands)」駅で、両替所を探しましたが、時刻はすでに22時くらいだったので、閉まっておりました・・・
ですが、ATMがあったのでなんとかキャッシュをおろすことができました。

 

この駅こでATMがなければ、ホテルの最寄り駅まで行くMRTに乗れませんでした。

 

シンガポールのバス車内画像

ATMより両替所を優先する理由

 

わたしが現地通貨を得る方法としては、

 

・まずは両替所をさがす
・両替所がなければATM

 

という順番です。

 

なぜそのようなことをやっているのかという理由は、過去にATMでカードを飲み込まれた経験が何回かあるからです。

 

カードを入れたら、それから出てこない・・・
海外でこの状態になると、けっこう焦ります。
ですので、機械をあまり信用しすぎないようにしています。

 

海外のATMの使い方については、下記わたしのブログの記事でも書いています。
この動画はカンボジアで撮影しましたが、基本的なATMの操作方法(英語)は同じですので、不安な場合は参考にしてみてくださいね。

 

http://trip-nomad.com/useful/rep-atm/

 

「海外ATMでのお金のおろし方」という動画も撮っていますのでご参考に。