先日「青春18きっぷ」を使って日本縦断の旅をしてきました。
そのとき途中下車した函館駅で、名物駅弁の『鰊みがき弁当』をいただいてきました!
この函館駅の『鰊みがき弁当』は、昭和41年から販売されている超ロングセラー駅弁。
「身欠きにしん」と「数の子」という親子丼弁当です。
駅弁マニアならまあはずせない駅弁。
わたしも大のお気に入りです^^
今回の記事では、北海道を代表する駅弁、函館駅の『鰊みがき弁当』をご紹介します!
函館駅の駅弁『鰊みがき弁当』を実食!その感想は?
今回函館駅には、青森駅から北海道新幹線で海を渡り、木古内駅から「道南いさりび鉄道」に乗って函館入りというコース。
当日の旅の様子はこちら
→ 7日目【青森駅~函館駅】「青春18きっぷ」で行く日本縦断鉄道の旅体験談
→ 8日目【函館駅~小樽駅】「青春18きっぷ」で行く日本縦断鉄道の旅体験談
函館駅は駅弁も豊富!
たくさん駅弁がある中でも、やはり『鰊みがき弁当』の存在感は別格!
ケースのど真ん中をキープしています♪
で、こちらが今回ご紹介する函館駅の名物駅弁『鰊みがき弁当』。
お値段は980円。
レトロな書体でどデカく「鰊」と書かれたパッケージが潔くていいですね。
ちなみに「身欠きにしん」とは、にしんの干物のことです。
この『鰊みがき弁当』は、昭和41年(1966年)に発売を開始。
ですので、もう50年以上ものロングセラー駅弁なのです。
すごいですねー
この『鰊みがき弁当』の製造販売の経緯については、あの有名なフードジャーナリストはんつ遠藤さんの記事にわかりやすくまとめられていましたので引用させていただきます。
もともとは昭和11年創業の「函館みかど」という会社が製造販売していました。もともとは「みかど」という大阪の企業が母体で、明治時代から駅構内で食堂などを経営する大手で、昭和11年に函館にも進出し、子会社としてスタートした企業。時代の流れで平成24年に母体ともども廃業し、函館駅駅弁販売店をジェイ・アールはこだて開発(現、北海道キヨスク)に営業権を譲渡しました。なので「鰊みがき弁当」は存続できたというわけ。昭和41年の発売で、今も変わらぬ製法で受け継がれています。
(https://ippin.gnavi.co.jp/article-6790/)
駅弁のフタを開けると、でっかいニシンと数の子がドーンと入っています。
そして、中身がここまで茶色い駅弁というのも珍しいですよねー
たくあんがいちばん目立っている(笑)
インスタにはむかない弁当かもー
こちらがメインのおかず、身欠きにしんの甘露煮。
甘辛いタレでじっくりと煮込んであり、しっとり骨までやわらかくなっています。
この甘露煮の飴色ってなんか食欲をかきたてますよねー。
見ているだけで、白米2杯くらいいけそうです(笑)
ちなみに、表面についているツブツブは「けしの実」です。
この身欠きにしんの甘露煮って、買うといくらくらいするんだろうって「アマゾン」で調べてみました(笑)
六枚で1250円!
ご飯のお供に買おうかな。
数の子もデカい!
むちむちのが3切れも入っている!
昔は数の子って高級品で、お正月にしか食べられませんでしたよねー。
そんな高級な数の子をこんなにたっぷりと食べれるなんて!
贅沢だー!
つけあわせには茎わかめの醤油漬。
箸休めに最高♪
で、肝心の『鰊みがき弁当』の味なのですが、
うまい!
うまい!
うまい!
と休む暇もないほど「うまい!」を繰り返してしまうほど美味しかった!(笑)
「ニシンってこんなに美味しいだ」とびっくりしました。
ニシンって、焼き魚でしか食べたことしかなかったのですが、甘露煮はニシンの調理法としては最強ですね。
いや、ちょっと言い方が違いますね。
この甘露煮の味つけがいいんですね。
甘すぎず、さっぱりすぎず、絶妙な味つけ。
甘露煮って、佃煮みたいにこってりべったりしていたりしますけどね。
このニシンの甘露煮は、適度な甘さを残してつつも嫌みがない。
そして、よく煮込まれているから骨までやわらかい。
このニシンのやわかさと数の子のコリコリ感。
甘露煮の甘さと数の子のしょっぱさ。
この「歯ごたえ」と「味」のコントラストがもうたまらないですね。
さすが親子、相性抜群です^^
あえて文句を言わせてもらえれば、ご飯が少ない!
このニシンの甘露煮は、ご飯がすすみすぎる(笑)
追加ごはんがほしかった♪
函館駅の駅弁『鰊みがき弁当』のおまとめ
北海道を代表する駅弁『鰊みがき弁当』。
今回の函館滞在でいちばん美味しかったのは、文句なくこの「鰊みがき弁当」でしたね。
函館朝市の海鮮丼よりおいしかった(笑)
冗談抜きで。
わたしが今まで食べた駅弁のなかでも、間違いなくトップ3に入るうまさです♪
函館に行ったら、ぜったいに食べてほしい駅弁ですね。
函館駅の駅弁『鰊みがき弁当』の詳細
名称 | 鰊みがき弁当 |
---|---|
価格 | 980円 |
購入駅 | 北海道・函館駅 |
販売元 | 北海道キヨスク |
地図 |