こんにちは!
Ken(@kanyesina)です。
先日、ロシアのウラジオストクへ3泊4日で行ってきました。
モスクワと違い、2時間ちょっとでサクッと行ける近さが本当に魅力ですね。
そのウラジオストク滞在時に宿泊したホテルが、『ベルサイユホテル(Versailles Hotel)』。
このホテルの魅力は、なんといっても立地のよさ。
海岸沿いに集中している人気観光スポットにも、街中にも、駅にも、ウラジオストクのあらゆるところに出やすい最高の立地。
そして、1909年創業でウラジオストクでいちばん古いホテルというのも魅力♪
建物がクラシカルで、ロシアらしさ満点なのですよね。
今回は、ウラジオストクで最古のホテル『ベルサイユホテル』をご紹介しますよ!
目次
『ベルサイユホテル』の場所・アクセスについて
ではまず、『ベルサイユホテル』の場所について。
場所は、ウラジオストクを東西に走る目ぬき通り「スヴェトランスカヤ通り(Svetlanskaya Street)」沿いにあります。
必ずみんなが立ち寄る観光スポットであるデパートのグムや、革命広場などがある通りです。
立地は最高です♪
下の写真が、ホテルの窓からみた「スヴェトランスカヤ通り」。
ホテルの目の前にはコンビニ的なお店があり、人通りも多いです。
夜でも安心感がありますね。
ベルサイユホテルは、「スヴェトランスカヤ通り」の海側に位置しています。
スポーツ湾があるビーチ、噴水通り、遊園地などが徒歩3分圏内!
あまりにも近いので、毎朝ビーチへ散歩行くことも可能です。
この立地のよさが魅力♪
ウラジオストクの竹下通りともいえる「噴水通り」。
ウラジオストク観光の拠点としては、これ以上ない立地のよさです。
『ベルサイユホテル』のレビュー
ではここからは、『ベルサイユホテル』に関してレビューしていきますね。
『ベルサイユホテル』の外観
まずは、ホテルの外観から。
1909年創業、ウラジオストクでいちばん古いホテルなので、クラシカルで重厚な外観が特徴。
1909年っていうと、ソビエトができるきっかけとなったロシア革命より前(ロシア革命は1917年)。
そう考えると、歴史の重みがありますねー。
夜になるとライトアップされて、昼間とはまた違った雰囲気。
ウラジオストクは、「日本からいちばん近いヨーロッパ」というキャッチコピーがつけられていますが、こういった建築物を見るとそれを強く感じますね。
ネオンの赤い文字は、ロシア語で「Версаль(ベルサイユ)」と書かれています。
この赤いネオンはとても目立つので、夜帰ってくるときにいい目印になりますね。
『ベルサイユホテル』を横から見たところ。
1階部分が斜めになっています。
ウラジオストクは坂が多いので、横から建物を見るのも楽しいです。
『ベルサイユホテル』の内部
入口からはいってすぐ横の『ベルサイユホテル』のフロント。
名物でもある巨大なステンドグラスに目を奪われます。
時間があれば、すこしゆっくりと見てみるのもいいですよ。
フロントのステンドグラスのアップ。
モチーフは、近くのアムール湾ですかね。
琥珀色の落ち着いた色合いがいいですね。
巨大なシャンデリアも、『ベルサイユホテル』の名物。
シャンデリアだけでなく、あわせてデザインされている天井部分にも注目したい。
エレベーターの前は、アートギャラリーになっています。
売り物なので、値札もついています。
チェックインして受け取ったカギ。
キーホルダーがでかいです。
部屋番号も、テプラですませているのもロシアらしい。
フロントでカギといっしょにくれたカード。
部屋番号、チェックアウト日、朝食のチェック欄、Wi-Fiのパスワードなどが書かれています。
わかりやすくていいですね。
ちなみに『ベルサイユホテル』のネット環境ですが、館内無料Wi-Fi完備。
つながりやスピードや具合、とくに問題なく使えました。
チェックイン時のビザについての注意を書いておきますね。
ホテルにチェックインするときに、パスポートとビザ、入出国カードを渡します。
このビザですが、紙に印刷して持って行き、それをそのまま渡すのがベスト。
スマホでビザを見せることもOKとされていますが、キャプチャ(スクリーンショット)したものはNGです。
ロシア領事部から送られてきているPDFそのものを見せる必要があります。
フロントのスタッフさんも、スマホの小さい画面を見ながらチェックをしなければいけないので、意外に時間がとられます。
ですので、ビザを印刷した紙をフロントへ渡すのが最もスムーズです。
『ベルサイユホテル』の部屋の中
ではでは、『ベルサイユホテル』の部屋の中を見ていきましょう!
まずはベッド。
十分なサイズですね。
足元にあるのは浴衣ではなく、薄っぺらいガウン。
ネマキになるようなものを持って行ったほうがいいでしょう。
テレビ&デスク。
家具とカーペットがマッチした色なので、落ち着き感がありますね。
しかも非常しっかりした作りです。
デスクは、パソコン作業などもガタツキ感なく使用できます。
テレビの下は冷蔵庫。
ロシアは夜の22時になるとアルコールの販売がストップしますので、夜に部屋でビールを飲みたい場合はちゃんとストックしておきましょう。
机の引き出しを開けると、ドライヤーが入っています。
洗面所に電源がないので、ドライヤーを使う場合はデスク周辺の電源を使うってことになりますね。
クローゼットは、扉が鏡になっているタイプ。
かなり大きめなので、ダウンなどの冬服や、スーツケースなども余裕で収納できます。
室内用スリッパも用意されています。
安いホテルは、意外に置いていないことが多いのでうれしい。
右上のポケットのような形のものは、靴を拭くためのシート。
雪や雨が多いロシアでは、靴を拭くものが用意してあることが多いですね。
カップやグラス類はとても充実。
コーヒー&紅茶もあります。
ウォッカを飲むショットグラスまであるのがロシアらしい(ロシア語では「リュームチキ」といいます)。
写真にはうつっていませんが、電動ポットもあります。
『ベルサイユホテル』のお風呂場&トイレ
では、『ベルサイユホテル』のお風呂場&トイレを見てみましょう。
トイレは水流も強く問題なし。
便器の横には、珍しくビデも置いてあります。
まあ使うことはないでしょう。
洗面所。
鏡も大きく使い勝手よし。
アメニティ類。
石鹸やシャンプーなどはありますが、歯ブラシはありません。
タオルはパイプに引っかかっています。
このパイプは、冬には暖房として機能します。
洗面所の右側の壁には、伸縮式の鏡がついています。
女性が化粧するときに便利ですね。
湯舟があるので、お湯を貯めて入れます。
やっぱり湯舟があるのはうれしいですね。
お風呂の蛇口。
お湯の出も良好。
ちゃんと熱いお湯が出ます。
シャワーは手で持てるタイプ。
バスタオル&マット。
厚手で清潔、気持ちよく使用できました。
ちゃんと毎日交換してくれました。
『ベルサイユホテル』の朝食
ホテルの朝食は、1階のレストランで。
他のかたのレビューを見ると「3階のレストランでビュッフェ形式」と書かれているものが多いですが、わたしが行ったときは、1階のレストランでしたね。
(フロントでもらった紙にも「1階レストラン」と書かれている)
この1階のレストランはホテル客専用ではなく、一般の人も利用できるお店。
ですので、普通に値段がついているメニューです。
この4種類から朝食を選べました。
メニューの上に書かれている「завтрак(ザーフトラク)」というのが、ロシア語で朝食という意味です。
今回食べた朝食は、「オムレツとおかゆ(カーシャ)」のセット。
まあこれがあまり美味しくなかった(笑)
でも、これこそがロシアらしい朝食なんですけどね。
(2日目は、ホテルの朝食は無視して、近くのパンケーキ屋さんへ行きました)
朝食のレストランですが、ホテルが改装工事中だったので、イレギュラー的に1階で営業をしているのかもしれません。
レストランのおばちゃんたちは英語がまったく通じないので、ちょっと注文に手間取るかもしれません。
レストランが変われば、メニューも変ると思われます。
『ベルサイユホテル』の宿泊予約について
『ベルサイユホテル』の宿泊予約は、下記ホテル予約サイト「エクスペディア」から予約可能です。
わたしが他のホテル予約サイトと比較した時は、「エクスペディア」が最安値でした。
「エクスペディア」は、ホテルとフライトをパッケージにした場合、すごいお得になる場合があります。 |
『ベルサイユホテル』のおまとめ
『ベルサイユホテル』は、初めてのウラジオストク観光には最適なホテルですね。
観光するにはどこにでも出やすい立地、ウラジオストクで一番古いホテルというステイタス。
フロントのスタッフさんは、英語がしゃべれますし、観光のことを聞けば一生懸命教えてくれました。
思った以上に快適なサービスでしたし、とても安心して泊まれました。
料金もそれほど高くないのもいいですね。
ウラジオストクのホテル予約で迷われているのでしたら、ハズレないホテルとしておすすめできますね。
『ベルサイユホテル』詳細
名称 | Versailles Hotel(ベルサイユホテル) |
住所 | Svetlanskaya St, 10, Vladivostok, Primorskiy kray, ロシア 690091 |
電話 | +7 423 226-42-01 |
アクセス・最寄り駅 | 「ウラジオストク」駅まで徒歩10分(約800メートル) |
チェックイン・アウト | チェックイン:14:00~ チェックアウト:12:00 |
公式ホームページ | https://www.hotel-versailles.com/ |
地図 |