ソビエト連邦運輸機関建設省とは
ソビエト連邦運輸機関建設省詳細
■ロシア連邦運輸機関建設省(ソビエト連邦運輸建設国家委員会)(Дом у Красных ворот)
英語名:Red Gates Administrative Building
住所:サドーバヤ スパスカヤ ドム 21(Москва, Смоленская-Сенная пл., д. 32/34)
最寄のメトロ:クラースヌィエ・ヴァロータ(Садовая-Спасская,д.21)
建築家:
А.Н.Душкин(デューシキン)
Б.С.Мезенцев(メーゼンツェフ)
建築技師:В.М.Абрамов(アブラモフ)
建築期間:1949―1953
高さ:110メートル(18階)
ソビエト連邦運輸機関建設省について
運輸機関建設省(Soviet Ministry of Heavy Industry)はこの中央棟24階にオフィスが入っています。
両脇にある7階建ての建築部分は住居棟。
メトロ・クラースヌィエ・ヴァロータのすぐ目の前にあります。
この建物の特徴は、他のスターリン建築物に比べ色が「白い」ということ。
「白い」ということが、ソビエト色を抑え、意外にクラシカルな雰囲気を醸し出している一因だと思います。
建物の前に立った時の雰囲気、印象は外務省に似ています。
ただ外務省に比べ、色、フォルム、縦に走るラインのバランスなどから、スタイリッシュでシンプルな印象を受けます。
かつて、この建物になる前に、この場所に詩人レールモントフの住居があったことから、中庭にレールモントフの像が建っています。
↓ 赤い印が「ロシア連邦運輸機関建設省」です。