ル・コルビュジエの案

ル・コルビュジエが、ソビエトパレスのコンペに参加していたことに驚く人もいるでしょう。
ル・コルビュジエといえば、スタイリッシュでおしゃれな家具デザイナーというイメージが強いですよね。

 

ル・コルビュジエは、住宅やインテリアという個人的な空間の設計だけでなく、大型で公的なプロジェクトについても精力的に活動していました。
ル・コルビュジエが提案した「ソビエト宮殿」建築案は屋根の架構の露出など彼の経歴でももっとも構成主義的なものの一つであり、後世に多くの影響を与えました。

 

ただこの時代の国家プロジェクトに、ロシア人でないル・コルビュジエの作品案が勝ち残るとは本人、周囲も思っていなかったのではないでしょうか。

 

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【ル・コルビュジエ】

 

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(Le Corbusier、1887年10月6日 - 1965年8月27日)はスイスで生まれ、フランスで主に活躍した建築家。
本名はシャルル=エドゥアール・ジャンヌレ=グリ(Charles-Edouard Jeanneret-Gris)。
フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に近代建築の三大巨匠と呼ばれる(ヴァルター・グロピウスを加えて四大巨匠とすることもある)。
歴史上の功績は、鉄筋コンクリートを利用し、装飾のない平滑な壁面処理、伝統から切り離された合理性をモットーとしたモダニズム建築の提唱者ということになる。
西洋では組積造(石積み・レンガ積み)による建築が伝統的だったが、ル・コルビュジエはスラブ、柱、階段のみが建築の主要要素だとするドミノシステムを考案した。

 

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より