シベリア鉄道のトイレって聞いてどういうイメージ持ちますか?
トイレマニアの方にも、鉄道オタクの方にも楽しめるようにたっぷりとご紹介したいと思います!
シベリア鉄道の旧車両のトイレ
シベリア鉄道は、大きく分けて「旧車両」と「新車両」の2つに分けられます。
「旧車両」はソビエト時代からのモデルで、いまだに現役バリバリです。
トイレの仕組み自体は大きな違いはありません。
水を流すと、便器の中の蓋が「パカッ」と下に開きます。
そして、汚物は線路へ・・・
そういうシステムだからかわかりませんが、途中下車の駅が近づいてい来ると外から鍵をかけてトイレに入れなくしてしまいます。
人が住んでいるところの近くだと、いろいろと問題があるからでしょうか。
便座はどう違う?
旧型も新型も、便器の材質は鉄。
便座部分はプラスティックです。
上げた便座は、フックに引っ掛けて固定します。
大きな違いは、水を流すフットペダルの形。
このフットペダルを押すと水が流れます。
旧型は、便器の右側に自動車のアクセルのようなペダルがあります。
新型は、便器の正面に幅広のバータイプのペダルがあります。
こちらのほうが踏み込みやすいですね。
さすが新型です。
手洗い場はどう違う?
次は手を洗う水道部分です。
基本的な使い方は旧型も新型も同じです。
蛇口下に出ている突起を上に押し上げます。
押し上げないと水が出ないので、片手がそのためにふさがります。
ですので、顔を洗いたいときとか超不便です。
旧型は、上のダイヤル部分がプラスティックです。
新型は、よくある水道の蛇口スタイルです。
大きな違いはこれくらいであとはほとんど同じです。
広さも、質の悪いトイレットペーパーも・・・
トイレ内には、電源があります。
シェーバーやドライヤー用でしょうかね。
でも、電圧は弱いです。
まとめ
シベリア鉄道のトイレって、汚いと思っている人もいると思います。
確かにそういう場に遭遇してしまうかもしれませんが、それは運が悪かったと思いましょう。
トイレは車掌さんが比較的こまめに掃除をしています。
ですので、いつ行っても汚くて気が引けるなんてことはありません。
注意点としてはトイレットペーパーでしょうか。
ひとつは「質が悪い」ということ。
わら半紙くらいの品質です・・・
あれは痛い。
そして「トイレットペーパーが切れている」ときがあります。
この「トイレットペーパーが切れている」というのはかなりの頻度です。
補充されている時間のほうが短いです。
トイレットペーパーは必ず1ロールは持参して行くのがいいでしょう。
では、こちらでシベリア鉄道のトイレを楽しんでくださいね。