せっかくシベリア鉄道に乗ったのであれば、やっぱり一度は食堂車に行かなきゃねと行ってみました。
(*食堂車の料理は割高なので、一般的に乗客は食料を持ち込んでそれを食べています)
食堂車に行ったのは、朝の9時ちょっと前。
「朝食時は混んでいるだろう、この時間なら少し空いているだろう」という読みで行きました。
入ってみると・・・ガラーーーーン。
余計な思い込みでした・・・
食堂車に入ってからも、しばらくは誰もこちらの存在に気がつかない。
お客が来ることを想定していない。
しばらくして気が付くと、「好きなところ座っていいよ」と言い残して奥へ引っ込んでしまった・・・
食堂車が見渡せる位置に座り、メニューを開く。
なかなか重厚なメニュー。
メニューを開くと確かに良いお値段が並ぶ。
朝食で食べるような「ブリヌイ(ロシア風パンケーキ)」などもなかなかのお値段(たしか1000円くらい)
「まあいいか」と思い、スタッフのお兄さんにその「ブリヌイ」を注文。
私「ブリヌイちょうだい!」
お兄さん「ニェート(ないよ)」
違うメニューを指し、
私「じゃあこれ」
お兄さん「ニェート(ないよ)」
違うメニューを指し、
私「じゃあこれは?」
お兄さん「ニェート(ないよ)」
思わず2人して笑う^^
「じゃー何あるの?」
「ブテルブロート(オープンサンド)ならあるよ」
「じゃあそれと紅茶で」
ロシアらしい楽しい会話のやりとり^^
それから5分後。
無言でテーブルに置かれたのはこれ。
シ・・シ・・シ・・シンプルすぎ(笑)
写真ではわかりにくいですが、パンの厚さは1センチもありません。
チーズが厚く見えますから。
このセットで確か500円くらいだったような気が。(笑いすぎて忘れた)
ブテルブロートを10秒で食べ終わり、前を見ると・・・
完全にやる気なし(笑)
これぞロシアクオリティ。
安心しました。
ちなみに、食堂車はロシア語で「PECTOPAH」と書かれています。
これで「レストラン」です。
英語だと「ペクトパー」(?)とか読んじゃいそうですが「レストラン」です。