先日東京から神戸へ行ってきました。
いつもは新幹線で行くのですが、今回は夜行高速バスで。
夜行バスって、格安だけど、翌朝に疲れが残るというイメージが強く・・・
まあ、最近は豪華バスも出てきたはいますが、あえて今回は激安バスでチャレンジ!
(太川陽介さんと蛭子能収さんコンビの旅番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を見てバス旅したくなった^^)
利用したのは、「ピンクのバス」で知られる『WILLER EXPRESS(ウィラー・エクスプレス)』。
その乗り心地やタイムスケジュールなど、格安夜行高速バスの体験レポをお伝えします!
目次
『WILLER(ウィラー)』とは?
今回利用したバスは、「WILLER EXPRESS(ウィラー・エクスプレス)」。
バス旅愛用者ならば誰でも知っている大手バス会社さんです。
「ピンクのバス」で知られています。
会社のホームページはこちら。
⇒ 「ウィラートラベル」公式ホームページ
会社の公式PR動画はこちら。
『WILLER(ウィラー)』の大阪の拠点になる梅田の「WILLERバスターミナル大阪梅田」は、びっくりするほどキレイ!
ネットもできるし、パウダールーム、コンセント(電源)なども揃っていて、サービスも充実!
いやー、なんか自分の中のバス旅のイメージが一気に変わりました^^
女性に人気があるのも納得でした!
「東京―神戸」間のバスと新幹線の料金比較してみた
夜行バスの魅力は、なんといってもその料金。
今回わたしが予約した「東京―神戸」間(片道)のバスの値段。
なんと「4,400円」!
新幹線を利用した場合は下記。
乗車券(運賃9,290円)+指定席特急券(閑散期特急料金5,610円)=14,900円
夜行バス | 4,400円 |
新幹線 | 14,900円 |
その差額、なんと10,500円!
夜行バス往復「8,800円」としても、まだおつりが来ます。
今回わたしの購入したチケットは「4,400円」でしたが、「東京―大阪」間のチケットも「3,000円」程度からあるそうです。
安っ!!
タイムセールなどもありますので、こまめにチェックしてみることをおすすめします。
⇒ 「ウィラートラベル」公式ホームページ
下記のような、最安値を探せる料金比較サイトもあります。
夜行高速バスの料金は、日にちや時間、バス会社によって料金がかなり変わります。
もっと安い場合もありますし、高い場合もあります。
いろいろ調べてみると、ラッキーな便に当たるかもしれないですね。
⇒ 夜行バス比較サイト【バスブックマーク】
「東京―神戸」間の夜行バス体験レポ!
今回わたしが乗った「東京―神戸」間高速夜行バスの乗車場所・出発時間等詳細はこちら。
乗車場所・出発時間 |
24:40発 バスタ新宿(新宿駅南口 新宿高速バスターミナル4階) |
降車場所・到着時間 |
09:35着 神戸三宮高架商店街前(神戸三宮高速バス待合所・PMPTビル2階) |
走行距離は、約590km。
では、時系列で書いていきますねー
24時10分
出発時刻の30分前、出発場所の「バスタ新宿」到着。
新宿南口(新宿高島屋がある出口)にドカンと立っているので、わかりやすいですね。
掲示板で、出発便「24:40発 WILLER L124」の状況を確認。
問題なし。
4階にあるバス乗り場フロアまで移動します。
こちらが入り口。
バスタ1階の入り口から4階バス乗り場フロアまでの移動ルートやかかる時間については、下記の動画でチェックしてみてくださいね。
4階のバス乗り場フロアに着いたら、バス乗り場まで移動。
今回の便は「D12」。
24時30分
前の便(24時30分発)が出発すると、すぐに後発の私が乗るバスが滑り込んできます(24時40分発)
すぐに待ちかまえていた乗客が列を作ります。
バスのスタッフさんは、タブレットで予約済の名前を確認していきます。
名前を言うだけでよいので、こちら側がスマホにある予約画面を出したり、プリントアウトした予約確認票などを出す必要もありません。
楽ちん♪
こちらが、今回のバスの車内。
4列の「リラックス」というシートタイプです。
寝顔が隠せるフード(カノピー)付きです。
フード(カノピー)のアップ。
寝ているときに、口をあけていても、よだれを垂らしていても、これがあれば安心です^^
防音効果はそれほど期待はできません。
フード(カノピー)はこのようにたためます。
首あてあります。
小ぶりですが、あるとやっぱり楽ですね。
フットレストあります。
ブランケット(毛布)が1枚用意されています。
ドリンクホルダーあります。
窓際のほうにだけ、電源のコンセントがあります。
通路側には、残念ながらコンセントはありません。
シートは4列なので、幅はそれほど広くはありません。
ですが、前の席とのスペースはけっこう余裕があります。
公式ページの写真をお借りしましたが、こんな感じで寝れます。
24時40分
「バスタ新宿」を出発。
出発してから15分ほど、休憩場所の説明や到着時刻等の車内アナウンスがあります。
そのあとは、すぐに消灯。
ちなみに、ドライバーさんは2人体制です。
1時30分~1時45分
「海老名SA」にて1回目の休憩。
通路側だったので、トイレに行きやすいのがうれしい。
こんな感じで、出口のところに出発時刻の案内を置いてくれるので安心。
トイレに行くときは、バスのナンバープレートをスマホで撮影しておくといいですよ。
乗り間違いの防止になります。
こんな感じで同じようなピンクのウィラーバスが並ぶと、わからなくなりますので(^_^;
3時50分~4時05分
「遠州豊田PA」にて2回目の休憩。
小さなPAなので、トイレのみでさっさと戻る。
6時10分~6時40分
「土山SA」にて3回目の休憩。
小腹が空いてきたので、SA内のコンビニで、地域限定商品という「黒糖ピーナツサンド」を購入。
8時20分
大阪梅田到着。
大阪下車の乗客を下したら、すぐに出発。
9時20分
東京を出発して約8時間40分、神戸三ノ宮に到着!
渋滞にもはまらず、予定時刻よりも少し早めに到着。
バスの到着場所は、神戸三宮高架商店街前。
「センタープラザ西館」の前あたりです。
ババス停がある神戸三宮高架商店街前のグーグルストリートビューを貼っておきます。
夜行バスに必須のアイテム
今回の夜行バスで、やはりこれは必須アイテムだろうというものを書いておきます。
耳栓
定番ですね。
なくても寝れますが、やはりあると防音効果がありますね。
アイマスク
シートには、寝顔をかくすフード(カノピー)がついていますが、意外に防音効果はなく、光も完全に遮断しません。
車内通路の光や、トンネル内のライトは、意外に入ってきます。
ですので、アイマスクはあったほうがいいかなと思います。
マスク
やはり、車内は乾燥します(とくに冬は)。
あと、ニンニク臭や体臭などの臭い防止にもよし。
着圧ソックス
これは私の旅の必須アイテム。
飛行機乗るときや、長距離を歩くときには必ず履きます。
翌日の足の疲れやむくみがまったく違います。
愛用の着圧ソックスについては、下記の記事で書いています。
疲れた?「東京―神戸」間の夜行バスに乗った正直な感想
今回の夜行バスは、4列シートでちょっと狭いタイプだったので、翌日に疲れが残らないかといったことを心配していましたが、思ったより快適でしたね。
(着圧ソックスもはいていたしw)
たしかに、長時間シートに座っている、トイレ休憩があるなど、安眠・熟睡できないことは確かです。
ですが、飛行機でもそうですからね。
バスを降りてすぐに仕事をする必要がある人や、どうしても熟睡したい人は、すこしお金を足して、高級なシートのタイプのバスを選んでもいいですね。
最近では、まるで飛行機のビジネスクラスを思わせるような2列シートや個室タイプのようなシートもあります。
選択肢が多くていいですね。
(今度乗ってみたいなー)
シートなどのバリエーションは、公式ホームページに載っています。
⇒ 「ウィラートラベル」公式ホームページ
「東京―神戸」間の夜行バス体験レポおまとめ
大学時代のスキー合宿以来という久々の高速夜行バス。
当時の経験から、汚くて、乗り心地が悪いといったイメージが染みついていましたし、事故やドライバーさんの苛酷な労働条件といったネガティブなイメージもありました。
ですので、夜行バスには正直あまりよくない印象を持っていました。
ですが、時代は変わりましたねー^^
バス旅って、こんなにオシャレで快適に楽しめるのだと、ちょっと驚きました。
自分の想像以上に利用者も多かったです。
国内の移動手段として、ぜんぜん「アり!」だなと思いました。
新幹線や飛行機と比較してしまえば、時間はかかります。
ですが、料金の安さや路線の多さ等は、バスならではの大きな魅力ですね。
旅のひとつの移動手段としてのバス。
もっと積極的に利用していきたいなと思いました!
『WILLER EXPRESS(ウィラー・エクスプレス)』のバス予約や、路線、料金の確認などは、下記「ウィラートラベル」公式ホームページからできますよ。
⇒ 「ウィラートラベル」公式ホームページ