海外旅行の隠れた必須アイテムといわれるのが『ガムテープ』。
必須といわれるほど必ず使うわけではないけれど、あると便利な『ガムテープ』。
では、どんなときに『ガムテープ』って使うのでしょうか?
今回は、『ガムテープ』の旅的使いかたをご紹介します。
そして、私がやっている、重い『ガムテープ』をコンパクトにして持参する方法もあわせてご紹介しますね!
目次
『ガムテープ』って本当に必要?
海外旅行の必須アイテムといわれる『ガムテープ』。
でも、そんなに使うのでしょうか?
私も正直、旅行中毎日使うことはありません。
「必須?」と聞かれたら、「あると便利」と答えると思います。
この「あると便利」というニュアンスは、「なくても困らない」というものではなく、「できる限り持っていたい」というものです。
私にとっては、持っていることで「保険」的な安心感があるのです。
では、そんなできる限り持っていたいアイテムの『ガムテープ』。
どんな使いかたがあるのでしょうか?
海外旅行中での『ガムテープ』の便利な使いかた
『ガムテープ』のよさは、その汎用性の高さ。
いろんなことに使えます。
では、実際にどんなことに使えるのでしょうか?
パッキング・梱包
ガムテープの使いかたの定番ですね。
段ボールなどの箱のフタを閉じるとき、割れやすい陶器のお土産などを新聞紙でくるむとき、ヒモがほどけたり、ゆるまないようにするためにおさえたり・・・
セロテープや輪ゴムでは心細いです。
ガムテープだと、ガチガチにかためることができるので安心です。
私は、こんな感じでTシャツでくるんでまとめちゃうことが多いですね。
もちろん、海外から段ボールや封筒などでお土産や手紙などを送るときにも。
補修・補強
スーツケースやリュック、靴など、壊れたり、破れたりしたときに、ガムテープで補強します。
応急処置的な使いかたですね。
意外と旅って、モノが傷みますからね。
海外で新しいものを買うほどではないですしね。
私は、スニーカーの底がいきなりベロンとはがれてしまい、ガムテープでぐるぐる巻きにした思い出があります。
(なぜか「ナイキ」で2回経験あり。だから私は長期の海外旅行でナイキのシューズは履きません)
こんな感じ。
クーラーの吹き出しをふさぐ
東南アジアでは、クーラーの効きかたがハンパではありません。
ホテルでもバスでもガンガンにクーラーがかかっています。
しかも、ろくに調整ができないものが多いです。
ひどいところは、部屋にクーラーのスイッチがない(^_^;
そういう時にガムテープがあると、好みで吹き出しをふさげるので便利です。
これは自宅クーラーでのイメージ。
窓のすきま風をふさぐなどにもいいですね。
この写真は旅行中ではなく、ロシアに住んでいた時の部屋ですが、すきま風が冷たすぎて冷蔵庫のように霜がついてしまっていました・・・
こんなときも、ガムテープがあると便利です。
出血をしたときの応急処置として
バンドエイドでは役に立たないくらい出血をしてしまったときなどは、多めのティッシュとガムテープで止血もできます。
ケガの応急処置ですね。
私は旅行中でこのようなトラブルはありませんが、料理人時代に指を包丁でカットしたときに結構この方法を使いました。
料理人は水を使うことが多いので、ティッシュとガムテープの間に、ラップやビニールなどを挟んだりしてましたね。
こんなイメージです。
ネットなどでは他にもいろんな使いかたをしていますね。
・開封したお菓子の口を止める
・シンクに栓がないときの栓がわりにする
・衣類のホコリや汚れとり
・メモ
・ホテルなどの鍵に不安があるときの補強
・よく燃えるので着火剤
・・・etc.
ほんと『ガムテープ』は便利ですね。
『ガムテープ』はどうやって持っていくの?
『ガムテープ』が便利なのはわかりました。
では、『ガムテープ』をどうやって持っていくか?
購入したまんま丸ごと持っていく?
それはないですよね。
重すぎますよね(^_^;
かさばるし。
では、『ガムテープ』をコンパクトにする方法を2つご紹介しますね。
平たくする
『ガムテープ』の持っていき方の定番は、平たくしてしまう方法。
高城剛さんなどは、平たくしてカードケースに入れているようですね。
(高城剛さんは、ガムテープの色は「白」と決めているそうです^^)
クレジットカードと同じ材質でいらなくなったポイントカードなどあれば、それを軸(芯)にしてガムテープを巻くいいでしょう。
巻きやすいし、はがしやすいです。
細く巻く
これは私がやっている方法です。
つまようじを軸(芯)にして、必要な分だけガムテープを巻いていきます。
(つまようじのとがった部分はカットして、ガムテープの幅にあわせます)
細くコンパクトになるので、2つくらい作って2か所にわけて入れています。
(私は「移動用」としてウェストバッグかリュックに1つ、「予備用」として洗面グッズの中に1つ入れています)。
どんな『ガムテープ』がいいの?
『ガムテープ』がいいといっても、どんな『ガムテープ』でもいいわけではありません。
紙でできた『ガムテープ』はダメですよ。
使うのは『布ガムテープ』です!
この布が織り込まれているやつです。
「布ガムテープ」は、粘着力が強い、「ピッ!」と簡単にまっすぐ切れる、重ね貼りできる、はがしやすいといったメリットがあります。
切り口がまっすぐで気持ちいいい。
紙のガムテープだとこんな感じで切り口が迷走します。
そんな「布ガムテープ」よりも、私が「いいな」と愛用しているのは『養生テープ』です。
『養生テープ』の「養生」の読み方は、「ようじょう」です^^
(上の写真の細くマキマキした緑色のガムテープが「養生テープ」)
「マスキングテープ」とか「仮止めテープ」とかとも呼ばれています。
引越し屋さんとか塗装屋さんがよく使っています。
この『養生テープ』の特徴は、通常の『ガムテープ』よりも「粘着力が弱い」こと。
ですので、はがしやすいのです。
粘着力が弱いといっても、必要十分な粘着力があります。
もちろん、手で簡単にまっすぐ切れます。
そしてというかだから、ベタベタの跡がつきにくい!
だから、引越し屋さんとか塗装屋さんがよく使うのですね。
ホテルなど、自分の所有物以外の場所やモノに使う場合、この「ベタベタ跡がつかない」というのは大きなメリットです。
『養生テープ』は、「カインズ」などのホームセンターや「ダイソー」などでも百均ショップでも売っています。
最近では、コンビニでも売っているところもあります。
ただ、カラーバリエーションがおそらく「緑」だけなので、「白」や「半透明」「黒」の『養生テープ』が欲しい場合は、「アマゾン」などでゲットしたほうがいいでしょう。
あと、海外で『ガムテープ』を調達すればいいと思われるかもしれませんが、海外で『ガムテープ』は入手しにくいです。
しかも、品質が悪いです。
以前、ロシアで私の日本製の布ガムテープを見た友人が、あまりに品質の良さと値段の安さに驚き、「次回のお土産は「布ガムテープ」にしてくれ!」と懇願された経験あり。
ですので、『ガムテープ』日本で準備していきましょう。
ということで、今度海外旅行に行く際は、ちょっと『ガムテープ』を持っていってみてはいかがでしょうか?