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【香港】香港観光の必須アイテム『オクトパスカード』の買い方と注意ポイント!【動画あり】

香港に観光旅行に行くのであれば、「絶対」というほど現地に着いたらすぐに入手しなければならないものがあります。
それが『オクトパスカード(八達通)』です!

まあ「電子マネー」なのですが、香港中のあらゆる交通機関からスーパーまで使えるのでとにかく便利!

今回は、この香港観光の必需品『オクトパスカード(八達通)』をご紹介します!

「オクトパスカード」とは何?

では、『オクトパスカード』とは何かということについて説明しますね。

簡単にいうと、「Suica(スイカ)」や「Pasmo(パスモ)」みたいなものというと、イメージしやすいと思います。
チャージ式のICカードで、使用するときに専用のカードリーダーにかざすことで使用できます。

カードのデザインは、こんな感じです。
香港『オクトパスカード』画像
ただ、「Suica(スイカ)」や「Pasmo(パスモ)」よりも圧倒的にすぐれているのがその汎用性。

鉄道、バス、フェリーあらゆる交通機関、スーパーやコンビニ、ファーストフード店、自販機・・・とにかくあらゆるところで使えるのです!
日本にありがちな、会社やグループによって使えないというストレスがほとんどないのです!

そして、観光客でも簡単に発行できます。
「チャージ」や「払い戻し」も簡単に行えることもおすすめできる理由です。

これは超快適で便利です。

■オクトパスカード公式サイト
http://www.octopus.com.hk/home/en/index.html

■オクトパスカードについて(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E9%81%94%E9%80%9A
香港『オクトパスカード』公式ホームページキャプチャ画像

「オクトパスカード」はどこでどうやって買うの?

では『オクトパスカード』の買い方について。

まず一番おすすめできる「オクトパスカード」の買い方は、香港に到着したらすぐに空港で購入すること
香港国際空港の到着ロビーに、「オクトパスカード」の販売カウンターがあります。

香港国際空港で購入することのメリットは、空港から市内を結ぶ「エアポート・エクスプレス」に乗る際に、購入したばかりの「オクトパスカード」をすぐに「ピッ!」使えることです。
(「エアポート・エクスプレス」についてはこちらの記事でどうぞ! ⇒ 空港から市内までって何で移動する?『エアポート・エクスプレス』が超絶便利で快適!

この下の画像の円形のカウンターが、「オクトパスカード」の販売カウンターです。
香港『オクトパスカード』香港国際空港販売カウンター画像
「オクトパスカード」の購入方法ですが、販売カウンター(客務中心)で購入する場合、基本的には「キャッシュ(現金)」のみです。
クレジットカードは使えません。
ですので、日本で香港ドルへ両替しておくか、もしくは香港空港にあるATMで現金をおろす必要があります。

ネットで調べると、「オクトパスカード」にも数種類あったり、「エアポート・エクスプレス」とのセットがあると書かれていたりしますが、私が購入した時は「HK$150」のカードのみでした。
おそらく面倒くさいので、この「HK$150」のカードだけを販売していたのだと思います(^_^;

ですので、英語の心配は不要です。
「オクトパスカード!」と言って、「HK$150」出せば購入できます^^

この「オクトパスカード」の販売カウンターは、空港以外にもたくさんあります。
主要な駅には必ずあると言っていいでしょう。
ですので、もし空港でなく陸路から香港に入った場合でも、適当に駅に飛び込めば購入可能です。

下記わたしが撮影してきた動画で、香港国際空港「オクトパスカード」販売カウンターの場所とチャージ機とその使い方を説明しています!

「オクトパスカード」の値段っていくら?

すでに書いていますが、スタンダードな「オクトパスカード」の金額は「HK$150」です。
(「HK$」は「香港ドル」のことです)

わかりやすく「1香港ドル=15円」のレートで計算すると、「150香港ドル=2,250円」となります。

その「HK$150」の内訳は、最低入金額である「HK$100」とデポジットの「HK$50」です。
足りない分は、チャージします。

下記画像は、公式ページの「オクトパスカード」の料金表です。
「Adult」の部分が大人料金で、「HK$150」です。
子供は「HK$70」です(3才から11才まで)。
香港『オクトパスカード』料金表画像
■オクトパスカードの種類に関するページ(公式サイトより)
http://www.octopus.com.hk/get-your-octopus/choose-your-octopus/on-loan-octopus/standard-octopus/en/index.html

「オクトパスカード」のチャージってどうやるの?

「オクトパスカード」のチャージのやりかたはとても簡単です。

一番かんたんなチャージの方法は、チャージ機を使うことでしょう。
駅に必ず設置されています。
日本のスイカ等と同じように、券売機のところに設置してあります。

これがチャージ機です。
(写真の機械は香港国際空港のもの)
香港『オクトパスカード』画像
チャージ機には、「Add Value Machine」と書かれています。
香港『オクトパスカード』画像
「オクトパスカード」をそのチャージ機に入れて、
香港『オクトパスカード』チャージ機カード挿入部分画像
チャージしたい分の現金を入れるだけ。
香港『オクトパスカード』チャージ機現金投入口部分画像
操作画面もシンプルでむずかしくありません。
(英語の表示なので不安かもしれませんが、上記でご紹介した動画の中でわたしが操作していますので参考にしてくださいね♪)
香港『オクトパスカード』チャージ機ディスプレイ部分表示画像

もちろん、駅の「オクトパスカード」販売カウンター(客務中心)でもチャージ可能です。
窓口にいるスタッフさんに「オクトパスカード」を出して、「リロード!」と言ってお金を払えばOKです。
(海外では「チャージ」というよりも、「リロード(Reload)」と言った方が伝わりやすいですね)

コンビニやスタバなどでもチャージ可能です。

■オクトパスカードの「チャージ(リロード)」に関するページ(公式サイトより)
http://www.octopus.com.hk/easy-reloading/other-ways-to-reload/en/index.html

最近は、「スマホ+オートチャージ」ができるようにもなっているようです。
■「オクトパスモバイルSIM」に関するページ(公式サイトより)
http://www.octopus.com.hk/get-your-octopus/choose-your-octopus/mobile-sim/en/index.html

オクトパスカードの使い方は?

オクトパスカードの使い方は簡単です。
日本で一度でも、「スイカ」や「おサイフケータイ」を使ったことがあれば大丈夫です。

電車であれば、改札でカードをリーダー部分に「ピッ」って当ててあげればOKです。
コンビニなどでも、レジ横に置かれているカードリーダー機器に「ピッ」って当ててあげればOKです。
香港『オクトパスカード』コンビニに設置されているカードリーダー画像
九龍駅の改札でオクトパスカードを使った時の動画です。
こんな感じで使います。

オクトパスカードが使える乗り物や場所って?

香港で「オクトパスカード」が使える乗り物は、タクシー以外ほとんどOKと思っていいかもしれません。
(一部のタクシーでは使用可能のようです)

詳細については、「ウィキペディア」から引用しますね。

オクトパスは、市中の地下鉄(MTR)、バス(巴士)、緑色、一部の赤色ミニバス(小巴)、香港トラム(電車)、ライトレール(輕便鐵路)、スターフェリーなどのフェリー路線(渡輪)、ケーブルカー(山頂纜車、ピークトラム)など、タクシーを除く多くの主要交通機関で使用できる。また、交通機関の他に電子マネーとしてコンビニエンスストア(便利店)、コーヒーショップ、レストラン、自動販売機、証明写真撮影機、公衆電話などの様々な施設で利用できる。

■オクトパスカードが使える場所の詳細(公式サイトより)
http://www.octopus.com.hk/en/consumer/card-replacement/octopus-service-points/index.html

オクトパスカードの「払い戻し」について

オクトパスカードは、「払い戻し」が可能です。

香港観光期間中に、カードに入れている金額を使いきらない場合があると思います。
そういう場合は、簡単に払い戻しが可能です。

払い戻しのやり方は、駅のオクトパスカードの販売カウンターで「払い戻し(リファンド)をしたい」と言えばOKです。
(英語で「払い戻し」は「refund(リファンド)」と言います)

そうすると、デポジット金として入れていた「HK$50」と残金分を返金してくれます。

ただ、そのときによって多少支払い条件が変わってきます。

・購入から3ヵ月未満の場合
手数料として「HK$9」かかります(一般版オクトパスカードの場合)

・残金が「HK$500」以上残っている場合
デポジット金として入れていた「HK$50」は販売カウンターで戻ります。
ですが、残金分は後日別途払い戻しになります。

・「オクトパスカード」が破損していたり汚れている場合
「HK$30」が引かれます。

■オクトパスカードの払い戻しに関するページ(公式サイトより)
http://www.octopus.com.hk/customer-service/getting-a-refund/en/index.html

「エアポートエクスプレス・トラベルパス」の注意点!

今ずっとここに書いてきた「オクトパスカード」と似ているものに、『エアポートエクスプレス・トラベルパス(Airport Express Trabel Pass)』というものがあります。
香港『エアポートエクスプレス・トラベルパス』画像

「オクトパスカード」と似ていますが、違います。
「エアポートエクスプレス・トラベルパス」は、カードに「「エアポートエクスプレス」の絵が描かれています。
(上のカードが「エアポートエクスプレス・トラベルパス」、下のカードが「オクトパスカード」)
香港『エアポートエクスプレス・トラベルパス』と「オクトパスカード」画像

「エアポートエクスプレス・トラベルパス」の内容は2種類あります。

・MTRの3日間乗り放題にエアポートエクスプレスの往復乗車券:HK$300
・MTRの3日間乗り放題にエアポートエクスプレスの片道乗車券:HK$220
(エアポートエクスプレスの使用期限は180日)

という内容です。

「MTR」とは、香港に張り巡らされている地下鉄ですね。
ですので、地下鉄をガシガシ乗るという人にはお得かもしれません。
元が取れるくらい乗るかがポイントですね。

さて、この「エアポートエクスプレス・トラベルパス」はちょっと注意が必要です。

この「エアポートエクスプレス・トラベルパス」、「オクトパスカード」と混同しやすいんです。
カードに「オクトパスカード」の機能がついているのですが、購入時には全くお金が入っていない状態です。

ですので、エアポートエクスプレス、MTR以外の場所で使用するには、その前にチャージする必要があるということです。
フェリーやバス、コンビニなどで使用したい場合は、チャージしてからでないと使えないということです。

ここは間違えやすいポイントです。

この「ツーリストオクトパスカード」は、日本からクレジットカードで購入が可能というメリットがあります。
ですが、MTRをあまり使わない人にはちょっと使い勝手が悪く、お得でないカードになってしまう可能性があります。

「エアポートエクスプレス・トラベルパス」を購入するのは、MTRを多用するようなプランにマッチしたときがいいですね。

通常の観光だと香港島と九龍島をフェリーで渡るという場合が出てくると思います。
そうなると、一般スタイルのオクトパスカードのほうがいいと思います。

バスは、地理を知らないと乗りこなせない意外と難しい乗り物です。
乗りそうだけど意外と乗らないのがバスかもしれないです。

いろんな乗り物を乗る、コンビニなどでも使うということであれば、一般の「オクトパスカード」のほうが使い勝手がいいかなと思います。

*もちろん「エアポートエクスプレス・トラベルパス」を購入しないほうがいいと言っているわけではありません。窓口で払い戻しが可能ですので、使いきれなければ払い戻してもらいましょう。

■「エアポートエクスプレス・トラベルパス」の詳細ページ(MTRの公式サイトより)
http://www.mtr.com.hk/en/customer/tickets/travel_pass_ael.html

こんな感じで、とにかく便利な「オクトパスカード」。
香港観光に行くときは是非ゲットしてくださいね!

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