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映画『祈りの幕が下りる時』に出てくる「12の橋」をプチ【ロケ地巡り】してみよう!

先日、阿部寛さん主演の映画『祈りの幕が下りる時』を見てきました!
わたしの地元日本橋人形町を舞台にしたドラマ「新参者」の最新作であり、シリーズ完結編ですね。
これがまたメチャメチャ面白かった!

で、この映画の中で、事件真相の謎を解くキーとなっていたのがカレンダーに書かれた「12の橋」の名前

1月から12月のそれぞれのページに書かれた日本橋界隈にある「12の橋」。
映画を見た人ならこの「12の橋」が、

「どこにあるんだろ?」
「どんな橋なんだろう?」

って気になりますよねー。

ということで、「12の橋」が気になってしかたなかった私が「12の橋」について調べてみました!

グーグルマップとストリートビューを貼り付けているので、プチロケ地巡りができちゃいますよ(笑)

今回の記事では、映画『祈りの幕が下りる時』に出てくる「12の橋」を、グーグルマップとストリートビューで巡る旅をお届けします!

「12の橋」の名前って?

映画の中で、カレンダーに書かれていた「12の橋」。
それぞれの月に書かれていた橋の名前は下記。

1月:柳橋
2月:浅草橋
3月:左衛門橋
4月:常磐橋
5月:一石橋
6月:西河岸橋
7月:日本橋
8月:江戸橋
9月:鎧橋
10月:茅場橋
11月:湊橋
12月:豊海橋

地図で一覧にしてみました。
『12の橋』画像
1月から3月までの橋は、「神田川」にかかっている橋、
4月から12月までの橋は、「日本橋川」にかかっている橋、
という配置ですね。
隅田川の橋は、この12の中には入っていませんでした。

『祈りの幕が下りる時』のロケが行われた橋について

映画『祈りの幕が下りる時』の中で登場する「12の橋」ですが、実際にロケが行われ画面に登場した橋は多くありません。
どの橋がどのようなシーンで出てきたのかざっと一覧にして書いてみますね。

1月『柳橋』:松嶋菜々子さん演じる浅居博美と、小日向文世さん演じる浅居忠雄が、橋の上で電話を使って会話をするシーン
2月『浅草橋』:登場シーンなし
3月『左衛門橋』:登場シーンなし
4月『常磐橋』:溝端淳平さん演じる松宮脩平が、阿部寛さん演じる加賀恭一郎に「時は金なり常盤橋」というフレーズをつぶやいて一気に展開が加速していくシーン
5月『一石橋』:登場シーンなし
6月『西河岸橋』:登場シーンなし
7月『日本橋』:「橋洗い」のシーン
8月『江戸橋』:ボートから見上げるシーン(一瞬です)
9月『鎧橋』:ボートから見上げるシーン(一瞬です)
10月『茅場橋』:ボートから見上げるシーン(一瞬です)
11月『湊橋』:ボートから見上げるシーン(一瞬です)
12月『豊海橋』:ボートから見上げるシーン(一瞬です

ボートから橋を見上げるシーンは、『豊海橋』から『日本橋』まで。
ほんの一瞬です。
『日本橋ボート』画像
ということで、映画の中でしっかりと画面に登場した橋は全部で3つ。

1月『柳橋』
4月『常磐橋』
7月『日本橋』

実際に「12の橋」のロケ地巡りをするのであれば、上記の3つの橋がメインになってきますね。

では、それぞれの橋について見ていきましょー

1月『柳橋』

『柳橋』画像
『柳橋』は、神田川にかかる橋。
いちばん隅田川寄りにかかる橋ですね。
グリーンのカラー、独特の美しいカーブ、釣り船や屋形船、船宿が周囲にあるという下町情緒が残るロケーションといったことから、ドラマや映画のロケにもよく使われます。
月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』のロケ地にも使用されました。

映画の中では、最後のほうで出てきます。
松嶋菜々子さん演じる浅居博美と、小日向文世さん演じる浅居忠雄が、橋の上で電話を使って会話をするシーン。
「お金を渡す」「今日はいらない」といった会話のところですね。
ちょうど、この辺でしょうか。
『柳橋』画像
『柳橋』の歴史や詳細については、「ウィキペディア」より引用させてもらいますね。

神田川が隅田川に流入する河口部に位置する最下流の橋梁で、南詰の東日本橋側に進むと国道14号(靖国通り)上の両国橋西交差点にたどり着く。
その起源は江戸中期、当時は日本橋下柳原同朋町と対岸の浅草下平右衛門町とは渡船で往来していたものの不便な為1697年(元禄10年)に架橋を願い出て許可され翌年1698年に完成。
1887年(明治20年)に鋼鉄橋になる。その後の関東大震災にて焼失したため震災復興事業として1929年(昭和4年)に現在の橋が完成。永代橋のデザインを取り入れたと言われている。
1999年に中央区区民有形文化財として登録。

最寄り駅は、JR総武線・都営浅草線「浅草橋駅」、都営浅草線「東日本橋駅」、都営新宿線「馬喰横山駅」。

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2月『浅草橋』

『浅草橋』画像
『浅草橋』は、国道6号線が通り、往来の多い橋。
浅草橋駅から、新日本橋駅、馬喰横山駅周辺は、問屋街として有名。
業務用のものを探している人、ハンドメイド作家さんなどにはおなじみですね。
映画の中で、『浅草橋』でロケしたシーンは出てきません。

『浅草橋』の歴史や詳細については、「ウィキペディア」より引用させてもらいますね。

浅草橋(あさくさばし)は、神田川にかかる橋で、国道6号(江戸通り)を通す国管理の橋である。
南岸は中央区東日本橋2丁目及び日本橋馬喰町2丁目、北岸は台東区柳橋1丁目及び浅草橋1丁目。
橋北詰の台東区の町名でもある。
その名の通り旧江戸郭内の日本橋と浅草を結ぶ橋であり、かつては浅草寺の門前橋(浅草橋御門)であった。

五街道の日光・奥州街道の橋として非常に往来の多い橋梁であった。
現在も浅草橋を通る道路は国道6号に指定されており、古今を通じて交通の要所を担っている。
江戸時代には明暦の大火の際、牢獄での非常時の罪人解き放ちを「集団脱獄」と取り違えた役人が門を閉めたため、神田・日本橋側から浅草の方へ避難しようとしていた一般民衆までもが行き場を失い、2万人以上もの犠牲者を出すという過去もあった。

1873年に技術の高さで有名な肥後の石工である、橋本勘五郎に架けられ、1930年に当時の最新技術を駆使して現在の浅草橋が建設された。

最寄り駅は、JR総武線・都営浅草線「浅草橋駅」、都営浅草線「東日本橋駅」、都営新宿線「馬喰横山駅」。

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3月『左衛門橋』

『左衛門橋』は、「浅草橋」の隣にある小さな橋。
3つの区(中央区ン本橋・台東区浅草橋・千代田区神田)が交差する場所にあるというのが特徴と言えば特徴でしょうか。
映画の中で、『浅草橋』でロケしたシーンは出てきません。

『左衛門橋』の歴史や詳細については、「千代田区観光協会」さんの記事より引用させてもらいますね。

神田川に架かり、東神田二丁目と同三丁目の間を結んでいます。
もと橋の北側に酒井左衛門尉の屋敷があったことから、この橋名がつきました。
明治4年(1871)の「東京大絵図」には記載がなく、明治33年(1900)発行の『新撰東京名所図会』には「長十四間幅三間なり。
明治8年(1875)換架(経費千八百八十一円)したりしが、爾来二十五星霜を経、朽損せしを以て目下新設工事中にて……」とあります。
現在の橋は、昭和5年(1930)5月の架設、長さ35.5m、幅15.6mの鋼橋です。

最寄り駅は、JR総武線・都営浅草線「浅草橋駅」。
『左衛門橋』
『左衛門橋』画像
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4月『常磐橋』

『常磐橋』画像
『常磐橋』は、映画の中ではとくに重要なシーンで出てきます。
溝端淳平さん演じる松宮脩平が、「時は金なり常盤橋」というフレーズをつぶやくことで一気に展開が加速していくシーンですね。
まさかこのおやじギャグなフレーズが、阿部寛さん演じる加賀恭一郎が事件に深くかかわっていく重要なものになるとはびっくりでした。

ちょうど橋のこの辺りで、ふたりのやり取りがありました。
後ろに、「三越前駅」の出入り口が見える場所です。
『常磐橋』画像

このシーン。
『常磐橋』画像
『常磐橋』画像

阿部寛さんと溝端淳平さんは対談で、この『常磐橋』のシーンは印象的かつ重要なシーンと回想しています。

加賀恭一郎はこの『常磐橋』からボートに乗りに来たわけですが、ボート乗り場は水没していました(笑)
『常磐橋』画像

『常磐橋』の歴史や詳細については、「ウィキペディア」より引用させてもらいますね。

常盤橋は、東京都千代田区大手町と中央区日本橋本石町との間の日本橋川にかかる橋。
別名は常磐橋。
ただし、現在は上流にある人通専用の旧橋を常磐橋、その後造られた新橋を常盤橋と称する。
寛永6年(1629年)、常盤橋の前に常盤橋門が設置され、この頃に「常盤橋」の名称が登場したと考えられている。
「常盤」の由来については、『金葉和歌集』(巻1)の「色かへぬ松によそへて東路の常盤のはしにかかる藤浪」に由来する説や、「徳川氏=松平氏」と松が持つ常盤(常緑)を掛けて同氏の繁栄が続く事を願ったとする説がある。
江戸の交通の中心は日本橋にその地位を譲ったものの、常盤橋から浅草方面の途中には「伝馬町」「馬喰町」など運送業者に由来する町(名)が引き続き栄えていた。

最寄り駅は、半蔵門線・銀座線「三越前駅」「大手町」、JR・丸の内線「東京駅」。

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5月『一石橋』

『一石橋』画像
『一石橋』は、歌川広重の浮世絵にも登場する江戸時代には名所としてにぎわっていた橋。
広重の「名所江戸百景 八ツ見のはし」という作品には、「一石橋」から眺めた7つの橋「常盤橋、銭瓶橋、道三橋、呉服橋、鍛冶橋、日本橋、江戸橋」が描かれています。

『一石橋』の歴史や詳細については、「ウィキペディア」より引用させてもらいますね。

一石橋(いちこくばし、いっこくばし)は、東京都中央区にて日本橋川に架かる橋。東京都道405号外濠環状線(通称「外堀通り」)を通す。
南岸は中央区八重洲一丁目、北岸は中央区日本橋本石町一丁目。
皇居(旧江戸城)外濠と日本橋川の分岐点に架橋され、日本橋川に架かる橋では最も低い橋である。
北橋詰の本両替町に幕府金座御用の後藤庄三郎、南橋詰の呉服町に御用呉服商の後藤縫殿助の屋敷があり、当時の橋が破損した際に、これらの両後藤の援助により再建された。
そのため後藤の読みから「五斗」、「五斗+五斗で一石」ともじった洒落から一石橋と名付けられたと伝わる。
またそのまま「後藤橋」とも呼ばれていた。江戸期を通して神田地区と日本橋地区を結ぶ重要な橋であった。

最寄り駅は、半蔵門線・銀座線「三越前駅」、東西線「日本橋駅」、JR・丸の内線「東京駅」。
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6月『西河岸橋』

『西河岸橋』画像
『西河岸橋』は、『日本橋』と『一石橋』の中間にかかっている小さな橋。
その昔、この地区が「西河岸町」という名前だったことから、この橋の名前がつけられています。
三越の新館の裏の道を歩いていると、そのまま『西河岸橋』に出ます。

最寄り駅は、半蔵門線・銀座線「三越前駅」、東西線・都営浅草線「日本橋駅」。

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7月『日本橋』

『日本橋』画像
『日本橋』は、この映画の中でも頻繁に出てきましたね。
毎年8月に行われる日本橋の「橋洗い」。
あの混雑している「橋洗い」で、あんなことが行われていたとは!(笑)
(ネタバレになるのであまり書けないのがツライ)

「日本橋保存会」が、「橋洗い」の動画をアップされていましたので載せておきますね。

『日本橋』の横に、観光用ボートの乗り場があります。
『日本橋』画像
この乗り場から、映画公開記念の「12の橋を巡る日本橋クルーズ」が出ています。
(2018/1/20(土)~2/25(日))
『日本橋』画像
前作「麒麟の翼」でも、『日本橋』は重要なシーンで出てきましたね。
オープニングから中井貴一さんが血まみれで倒れ込んだのが『日本橋』の麒麟像の前。
『日本橋』画像

『日本橋』の歴史や詳細については、「ウィキペディア」より引用させてもらいますね。

日本橋は、東京都中央区の日本橋川に架かる国道の橋である。
現在の橋梁は1911年に完成し、国の重要文化財である。
また、日本の道路元標があり、日本の道路網の始点となっている。
現在の橋は19代目[要出典]または20代目にあたるとされる。
明治36年(1903年)の市区改正計画により、幅6間以上の橋梁は鉄橋もしくは石橋を架設することに定められため、木造だった以前の橋(明治5年築)に替わり、大都市東京にふさわしい新たな橋として1908年(明治41年)に着工、1911年(明治44年)に完成した。
石造二連アーチ橋で橋の長さ49メートル (m)、幅27 m、設計は米本晋一。橋柱の銘板にある「日本橋」の揮毛は徳川慶喜のもの。

最寄り駅は、半蔵門線・銀座線「三越前駅」、東西線・都営浅草線「日本橋駅」、JR・丸の内線「東京駅」。

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8月『江戸橋』

『江戸橋』画像
『江戸橋』は、『日本橋』の隣にある橋。
昭和通りが通っている橋なので、かなり大きく交通量も多い橋です。

今回の映画では出てきませんが、前作「麒麟の翼」で中井貴一さんが刺された場所が、『江戸橋』の地下道です。
この江戸橋から日本橋の麒麟像の前まで、血まみれで歩いていったのですね。
その地下道はこちら。
『江戸橋』画像

『江戸橋』の歴史や詳細については、「ウィキペディア」より引用させてもらいますね。

江戸橋(えどばし)は、東京都中央区にある、日本橋川にかかる橋である。
南岸の中央区日本橋と北岸の中央区日本橋本町に架かっている、都道316号昭和通りを通す橋である。
江戸橋のほぼ上空には首都高速道路江戸橋ジャンクションがあり、交通の要衝にもなっている。
橋名の由来は、隣の日本橋との連想から命名されたとする説の外、都市化以前の江戸中心部が この周辺だったのではないかと推測する説がある。

最寄り駅は、半蔵門線・銀座線「三越前駅」、東西線・都営浅草線「日本橋駅」。

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9月『鎧橋』

『柳橋』画像
『鎧橋』は、兜町エリアと水天宮エリアを結ぶ橋。
東京証券取引所のすぐそばにあります。

『鎧橋』の歴史や詳細については、「ウィキペディア」より引用させてもらいますね。

鎧橋(よろいばし)は東京都中央区の日本橋川に架かる橋である。
左岸(北東側)は日本橋小網町、右岸上流側は日本橋兜町、同下流側は日本橋茅場町となり、東京証券取引所も近い。
上空は首都高速の高架橋に覆われている。
この付近は、古くは茅の生い茂る沼地で、江戸時代に徳川家康の江戸城築城計画に合わせて埋め立てられた。
橋が架かる以前は、渡船「鎧の渡し」が両岸を結んでいた。
鎧の名の由来には2通りの言い伝えがある。
一つは源頼義が奥州討伐の際にこの場所で暴風雨に遭い、自分の鎧を海中へ投げ入れ竜神に祈りを捧げたところ風がおさまったのが始まりとする説、もう一つは平将門が兜と鎧を奉納したのが由来とする説である。

最寄り駅は、東西線・日比谷線「茅場町駅」」。

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10月『茅場橋』

『茅場橋』画像
『茅場橋』は、茅場町駅のすぐそばにある橋。
新大橋通りが通っているので、交通量が多い橋ですね。
映画の中では、溝端淳平さん演じる松宮脩平が「よく通るよ」って言っていましたね。

茅場町方面から橋を渡りそのまま道なりに歩いていけば、水天宮に到着します。
茅場町と水天宮って、地下鉄の路線がつながっていないので近いようなイメージはありませんが、歩いて10分もかかりません。
橋のすぐそばには、文具メーカー「ぺんてる」 の本社があります。

ちなみに「茅場」の名前の由来は、「茅の置き場所」だったことから。
江戸城が築城された当時、この辺は茅が生い茂る草原で、屋根葺の材料となる茅で商いをする商人が住んでいた場所と伝えられています。
橋にも、「茅」を運んでいた船のモチーフが見られます。
『茅場橋』画像
最寄り駅は、東西線・日比谷線「茅場町駅」。

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11月『湊橋』

『湊橋』画像
『湊橋』は、「東京シティエアターミナル(TCAT)」がある箱崎エリアと、霊岸島(新川)・茅場町エリアを結ぶ橋。

最寄り駅は、東西線・日比谷線「茅場町駅」、半蔵門線「水天宮前駅」。

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12月『豊海橋』

『豊海橋』画像
『豊海橋』は、日本橋川にかかる橋で、いちばん隅田川の河口に近い橋。
デザイン的にとてもすばらしく、ドラマのロケなどもよく行われています。
とくに夜はライトアップされていて、より造形美が際立ちます。
橋のすぐ横から隅田川の遊歩道に出れるので、散歩コースついでに寄るのもおすすめ。

『豊海橋』の歴史や詳細については、「ウィキペディア」より引用させてもらいますね。

豊海橋(とよみばし)は、日本橋川にかかる橋で、北岸の東京都中央区日本橋箱崎町と南岸の中央区新川1丁目を結ぶ。
日本橋川が隅田川に流入する河口部に位置し、1927年(昭和2年)に震災復興橋として架設された。
中央区豊海町は本橋とは3km以上離れており、直接の関係はない。
日本橋川の第一橋梁である。梯子を横にしたような構造は、フィーレンディール橋と呼ばれ、永代橋との景観上のバランスを考慮して設計された。シンプルなデザインのなかに鋲止形式という古い形態を残し、重量感のある鉄骨橋梁の代表例として貴重である。現在は全体を白色に塗装してある。
中央区民有形文化財。

最寄り駅は、半蔵門線「水天宮前駅」。

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番外『霊岸橋』

『霊岸橋』画像
映画の中では、「12の橋」のほかにもう1つ橋が出てきます。
田中麗奈さん演じる金森登紀子が、加賀恭一郎に浅居博美の髪の毛の入った袋を渡すシーンですね。
この橋は『霊岸橋』という橋で、茅場町にあります。
(橋の横にあるガードに鳥のモチーフがあったのでわかりました)

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映画『祈りの幕が下りる時』に出てくる「12の橋」おまとめ

この「新参者」シリーズの舞台となる日本橋・人形町エリアは、「川」ととてもかかわりの深い町です。
その「川」と「橋」を見ていくことで、よりこの日本橋・人形町エリアを深く知ることができ、「新参者」シリーズを楽しむことができますね。

地元人形町出身のわたしも、普段何気なく通っている橋にこんな名前がついていて、こんな歴史があったんだと改めて知る機会となりました。

調べていたら、もう1回映画見たくなりました(笑)

この記事は、スマホやPCで「バーチャルロケ巡り」ができるようにと書きました。
ですが、機会があればぜひ日本橋・人形町エリアに来ていただき、リアルなロケ地巡りをしてほしいですね^^

人形焼をほおばりながら日本橋を歩けば、気分はもう加賀恭一郎ですよ♪