観光旅行に行く際、おぼえておいた方が便利な言葉が「数字」。
お金を数えるにも、時間を伝えるのも、数字を知っておくと便利ですね。
今回は、観光旅行でおぼえておきたいロシア語の『数字』を勉強しちゃいたいと思います!
目次
ロシア語の基本の数字【1~10と0】
まずは、基本中のキホンである一桁の数字から。
1~10までと0(ゼロ)からおぼえましょう。
発音に関しては、英語ほど小むずしくはありません。
下の表のカタカナの文字をそのまま口にすれば、まずは通じます^^
ただ、最初は見慣れない音の使いかたなので、舌が動かないでしょう。
まずは、100回ほど声に出して言ってみましょう。
「アジン、ドゥヴァ、トゥリー、チィトゥィリ、ピャーチ、シェスチ、スェーミ、ヴォースィミ、ヂェーヴィチ、ヂェーシチ」という1から10までをとにかく連呼しましょう。
慣れないうちは、「アジン、ドゥヴァ、トゥリー」だけでもいいでしょう。
慣れたら10までいきましょう。
| 数字 | ロシア語 | 発音 |
| 1 | один | アジン |
| 2 | два | ドゥヴァ |
| 3 | три | トゥリー |
| 4 | четыре | チィトゥィリ |
| 5 | пять | ピャーチ |
| 6 | шесть | シェスチ |
| 7 | семь | スェーミ |
| 8 | восемь | ヴォースィミ |
| 9 | девять | ヂェーヴィチ |
| 10 | десять | ヂェーシチ |
| 0 | ноль | ノーリ |
ロシア語の基本の数字【11~19】
「11~19」までは、型があります。
簡単にいうと、「1~10」のあとに「надцать(ナッツァッチ)」をつけるだけです。
ただ、「надцать(ナッツァッチ)」をつけるだけといっても、多少変化があります。
例えば「15」。
「5」の「ピャーチ」のあとに、「ナッツァッチ」をつけても、「ピャーチナッツァッチ」とはなりません。
「ピトゥナーッツァッチ」となります。
まあ、そういうものだと思って、深く考えずにおぼえてください^^
| 数字 | ロシア語 | 発音 |
| 11 | одиннадцать | アヂンナッツァッチ |
| 12 | двенадцать | ドヴェナーッツァッチ |
| 13 | тринадцать | トリナーッツァッチ |
| 14 | четырнадцать | チェテゥィールナッツァッチ |
| 15 | пятнадцать | ピトゥナーッツァッチ |
| 16 | шестнадцать | シェスナーッツァッチ |
| 17 | семнадцать | スィムナーッツァッチ |
| 18 | восемнадцать | ヴァスィムナーッツァッチ |
| 19 | девятнадцать | ヂヴャトナーッツァッチ |
ロシア語の基本の数字【20~100】
この「20~100」までも、型があります。
簡単にいうと、「1~10」のあとに「дцать(ッツァッチ)」をつけるだけです。
例外は「40」。
まったくパターンにはほど遠い「ソーラク」と発音します。
素直にそのままおぼえましょう^^
| 数字 | ロシア語 | 発音 |
| 20 | двадцать | ドヴァッツァッチ |
| 30 | тридцать | トリッツァッチ |
| 40 | сорок | ソーラク |
| 50 | пятьдесят | ピッヂッシャット |
| 60 | шестьдесят | シッヂッシャット |
| 70 | семьдесят | スェーミヂシャット |
| 80 | восемьдесят | ヴォースェミヂシャット |
| 90 | девяносто | ヂェヴェノースタ |
| 100 | сто | ストー |
ロシア語の基本の数字【それ以上の数字】
だんだん難しくなってきました^^
いちおう型があります。
簡単にいうと、「1~10」のあとに「сто(ストー)」をつけるだけです。
ただ、語尾が「ストー」で終わらずに、「スチ」とか「スタ」とか微妙に変化します^^
| 数字 | ロシア語 | 発音 |
| 200 | двести | ドゥヴェスチ |
| 300 | триста | トゥリースタ |
| 400 | четыреста | チトゥィリスタ |
| 500 | пятьсот | ピチソート |
| 1,000 | тысяча | トゥィーシチャ |
ロシア人の手書きでの数字の注意点
ロシア語の数字で、ちょっと頭に入れておくといいのが、「手書きでの数字の書き方」です。
数字自体は、日本と同じアラビア数字なのですが、若干書き方が違います。
注意したいのが「1」と「7」です。
「1」は、上部の帽子のような部分の左側が長いのです。
長くしっかり書きます。
日本のように、縦の棒だけで「1」を書きません。
「7」は横棒を入れます。
「1」と明確に区別します。
ですので、ロシア人が書く「1」と、日本人が書く「7」が混同しやすのです。
日本人が「7000」と書いたら、ロシア人は「1000」と勘違いしやすいということ。
ロシア人が「1000」と書いたら、ロシア人は「7000」と勘違いしやすいということ。
手書きの数字については、「1」と「7」に注意しましょうね。
ロシア語の『数字』の勉強のおまとめ
はっきり言って、勉強する時間が観光旅行前の数時間しかなければ、「1~3」程度しかおぼえられないと思います(^_^;
身も蓋ものないですが、私も「1~10」までスラスラ言えるようになるにはかなり苦労しました。
ですので、観光旅行程度であれば、「1~3」までおぼえて、あとは身振り手振りと英語を交えていきましょう。
数字くらいの英語であれば、なんとかロシアでも通じますので(^_^;
数字をおぼえるのなら、挨拶などのフレーズをおぼえたほうがいいでしょう。
また別途、ロシア語の挨拶フレーズなども書きたいと思います。
あとロシア語の会話だったら、こちらの「旅の指さし帳」が便利です。
















