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【駅弁】秋田県が誇る超ロングセラー『鶏めし弁当』!「日本3大鶏飯駅弁」のひとつと言われるその味は?

【駅弁】秋田県が誇る超ロングセラー『鶏めし弁当』!「日本3大鶏飯駅弁」のひとつと言われるその味は?

先日「青春18きっぷ」を使って日本縦断の旅をしてきました。
そのとき途中下車した秋田駅で、名物駅弁の『鶏めし弁当』をいただいてきました!

この秋田の『鶏めし弁当』は、「マツコの知らない世界」で「日本3大鶏飯駅弁」のひとつとして紹介されているほど有名な駅弁
昭和22年から販売を開始したというロングセラー弁当であり、かつ数々の駅弁の賞を受賞しているという実はすごい駅弁なのですよ。
駅弁マニアならはずせない駅弁です^^

今回の記事では、秋田を代表する駅弁『鶏めし弁当』をご紹介します!

秋田駅の駅弁『鶏めし弁当』を実食!その感想は?

今回秋田駅には、新潟駅から青森駅までの移動中に立ち寄りました。
乗っていた車両は、秋田車カラーである濃淡2色の紫(マゼンタ)のラインが印象的な「701系」。
秋田駅『701系』
秋田駅、初下車~。
秋田駅
駅構内には、秋田新幹線「こまち」やSLの模型が多数展示されてます。
鉄道ファンにはたまらない駅ですねー
秋田駅
秋田駅
実際に使われていたSLのパーツなども展示されています。
これはあの有名な「D51(デゴイチ)」の顔部分ですね。
秋田駅
改札を抜けると、なまはげがお出迎え。
奥のちょうちんは、「竿燈まつり」ですね。
いかにも秋田らしいローカルさがいいですね。
秋田駅
で、こちらが今回ご紹介する秋田駅の名物駅弁『鶏めし弁当』
お値段は880円。
この『鶏めし弁当』は、1947(昭和22)年に発売を開始。
ですので、もう70年以上ものロングセラー駅弁なのです。
すごいですねー
秋田駅『鶏めし弁当』
かんたんに、『鶏めし弁当』について書いておきますね。
実はこの『鶏めし弁当』、秋田駅の駅弁ではありません。
同じく秋田県の「大館駅(おおだてえき)」というところの駅弁です。
この大館駅で、1899(明治32)年から駅弁を製造・販売しているのが「株式会社 花善」。
この「花善」さんのホームページに、『鶏めし弁当』が誕生した経緯が書かれています。

先代社長が戦後まもなくの頃、物資不足から、配給が米・砂糖・醤油・ゴボウしかなくまとめて炊いてみたことから、その味が好評を得て原型が生まれました。
のち昭和22年に商品化する際に、昭和10年代に販売していたキリタンポ弁当の売れ残りの鶏肉を、甘辛く煮付けて賄い食としていたことを思い出し、ご飯と合わせることにより当時80銭で販売を開始しました。

この当時は戦後まもなくということもあり、牛肉や豚肉といったものが入手しにくく、弁当としても使われる食材ではなかったようです。

詳しくは、「花善」さんのホームページでその歴史を読んでみてくださいね。
⇒ 「花善」公式ホームページ「鶏めしについて」

今回の『鶏めし弁当』は、駅ホームのベンチで車両を見ながらいただきました^^
秋田駅
駅弁のフタを開けると、秋田県産の「あきたこまち」を鶏ガラスープと醤油で炊きこんだ茶色いご飯がドーンと入っています。
その炊き込みご飯の上に、ほんのりと味付けした鶏肉のぶつ切り、そぼろ玉子、栗、飾り麸。
おかず少な目、ご飯多め。
鶏肉よりご飯がメインの駅弁ですね。
パンチがあるわけではないですが、鶏の味がしっかりしみこんでいて冷めてもうまい。

ちなみに、ご飯の上のそぼろ玉子。
傷みやすいため、東京などの物産展などで販売されるときは錦糸卵に変更になるそうです。
ですので、そぼろ玉子バージョンは秋田県でしか食べられない駅弁とのこと。
秋田駅『鶏めし弁当』

ご飯の量に関しては歴史とこだわりがあるようで、公式ページにこう書かれています。

お客様から「もっとご飯の量が少ない鶏めしを作ってくれないか?」というご意見をよく耳にいたします。
確かに標準的なお弁当に比べるとかなり多めになっております。
しかし鶏めし弁当が産声が上げた時代(昭和22年)においては、現代のような“腹八分目”といういう考え方ではなく、満腹に食べられることが幸せだったので…。
これからも花善はお客様に、「お腹いっぱいで、もう食べられない」とおっしゃって頂きたいのです。

「お腹いっぱい=幸せ」という当時の時代が反映されているのですね。
今の時代は、糖質制限、炭水化物ダイエットといったものが流行っていたりしますから、いろいろとリクエストもあるのでしょうね。

こちらはおかずゾーン。
花のようなものは、加賀太鼓という揚げ蒲鉾。
そして、がんもどき、椎茸、しば漬。
おかずはほとんどおまけみたいなものですね(笑)
秋田駅『鶏めし弁当』
こちらは、ご飯の上にのった鶏肉ゾーン。
チキンカツのようにドーンとしたボリューミーさはないです。
小さめにカットされた鶏肉がいくつか。
味つけも、それほど濃いものでなく控え目。
印象的なのは、肉質と皮の脂。
冷めているのに、適度な弾力と柔らかさ、ジューシーさがある。
普通は冷めると、硬くなってバサバサするんですよね。
この辺が老舗の技術なのでしょうね。
個人的には、ちょっと七味唐辛子を振ってたべてみたかった。
秋田駅『鶏めし弁当』

秋田駅の駅弁『鶏めし弁当』のおまとめ

秋田を代表する名物駅弁『鶏めし弁当』。
最近の弁当に多い派手さや豪華さはありません。
量もがっつり多いわけではない。
鶏の味がしっかりしみこんだ「炊き込みご飯弁当」と思った方がいいかな。
とてもシンプルで素朴な駅弁なので、「すごい美味しい!」といったものは正直ありません(笑)
もっと素材のよさや味、派手さやボリュームを求めるのであれば、「比内地鶏の鶏めし」「スペシャル鶏めし弁当」といった同社の他の弁当を買った方がいいですね。
(比内地鶏の鶏めし」は、駅弁人気投票「駅弁味の陣2016」で最高評価の「駅弁大将軍」に選ばれています)
このオリジナル『鶏めし弁当』は、歴史があって、ストーリーがあって、ノスタルジーを感じさせてくれる。
それで十分です^^

秋田駅の駅弁『鶏めし弁当』の詳細


名称 鶏めし弁当
価格 880円
購入駅 秋田県・秋田駅
販売元 株式会社 花善(はなぜん)
地図・場所
公式ホームページ http://www.hanazen.co.jp/

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