こんにちは。
東京出身のKenです。
大阪といえば『たこ焼き』、『たこ焼き』といえば大阪というくらいご当地グルメとして有名。
ですが、東京出身のわたくし。
今までちゃんと本場大阪の『たこ焼き』というものを食べたことがなく、どういう『たこ焼き』が美味しいのかというのがわかっていないことに、ふと気がついてしまいました・・・
ということで、先日大阪へ行ってきたついでに、このモヤモヤを解消すべく『たこ焼き』食べ比べをしてきました!
今回食べ比べしてきたたこ焼き屋さんは、『わなか』『やまちゃん』『甲賀流』『会津屋』の4店舗。
この4店舗、わたしが適当に選んだわけではありません。
「大阪人が選ぶほんとうにおいしいたこ焼きランキング」というテレビ番組コーナーで選ばれた上位4店!
ですので、「たこ焼き食べ比べ」するには最強の4店です♪
そして、さくっと観光中に「1時間」で効率的に食べ比べ(大阪的には「食い倒れ」か)できるように、「難波エリア」に場所を絞り、ルートをマッピングしてみました。
こちらも参考にしてみてくださいね。
目次
「大阪人が選ぶほんとうにおいしいたこ焼きランキング」でお店選び!
まずは大阪のたこ焼き屋さんの情報収集から!
なんといってもわたしは東京出身の人間なので、「大阪のたこ焼き屋さんのどの店が美味しいのか?」なんてことはさっぱりまったくわかりませんので(^_^;
そこで、「YouTube」で「大阪 たこ焼き 人気」で検索!
そうすると、「大阪で1000人に聞いた絶品ベスト10」という動画があったのでこちらを参考にさせていただきました(笑)
大阪の情報番組「トレまとめ(すでに番組終了)」での特集だったようです。
このランキングの上位ベスト4だったのが、『わなか』『やまちゃん』『甲賀流』『会津屋』の4店舗。
この4店舗を今回食べ比べすれば、もう大阪のたこ焼きはどんなものかわかるというもの(笑)
ちなみに、こちらの4店舗すべてがあの「ミシュランガイド」の「ビブグルマン(5000円以下で楽しめる店)」に選ばれています!
いやー、たのしみです!
大阪人が選ぶたこ焼きランキング4位『会津屋』
「大阪で1000人に聞いた絶品ベスト10」のランキング4位に選ばれたのが『元祖たこ焼き 会津屋』。
今回行ったお店は、地下鉄ナンバ駅の地下街「ナンバなんなん」にある「ナンバ店」。
店頭には、「ミシュランガイド」に掲載されたことがでかでかと貼り出されています。
実はこの『会津屋』さん、たこ焼き発祥のお店。
あのアニメにもなった人気漫画『美味しんぼ』で「本物のたこ焼きだ」と紹介されているんです。
注文したら、店内のカウンターで食べることができます。
こちらがメニュー。
イチオシは「元祖たこ焼き」。
たこ焼きの原点となった「元祖ラヂオ焼き」もあります。
「元祖のこだわり」で、「ソース、マヨネーズ不要」と書かれています。
ここまでいくといさぎよいですね!
「ビール片手に手でつまめるものに」というのが『会津屋』さんのスタイルだそうです。
今回わたしが注文したのは、やっぱり定番の「元祖たこ焼き」(9個380円)。
かなり小ぶりで、ひと口サイズ。
ソースがないと、コロコロとしたボール感が強調されてかわいいですね♪
なんかシンプル過ぎて、たこ焼きに見えませーん。
たこ焼きを開いてみます。
表面の皮はすこし厚め。
型崩れもしません。
中身はトロリとしていますが、強めのトロミ。
流れ出てくることはありません。
お好みで使える「酢醤油」「ソース」「一味唐辛子」が置いてあるので使ってみました。
個人的には、「酢醤油」との相性がよかったですね。
『会津屋』さんのたこ焼きを食べた感想
青のりやソース、マヨネーズなどがかかっていないので、ストレートに出汁と焼いた香ばしい香り、味を感じます。
和風テイストが強いですね。
何もをつけずに食べることが前提なので、味はしっかり濃い目。
皮も厚めで、小麦粉感も感じます。
ですが、皮がパリッとしているので、もっさり感はありません。
個人的には、あまりたこ焼きって感じはしませんでしたねー(笑)
しかし、これぞオリジンなんでしょうね。
大阪のたこ焼きを語るなら、はずせない1店ですね。
『会津屋』のたこ焼きの特徴
・冷めても美味しい生地と味付け
・なんといっても「たこ焼き」の元祖!
難波の『会津屋』さん詳細
店舗名 | 会津屋 ナンバ店 |
住所 | 大阪府大阪市中央区難波5-4-1 ナンバ地下街なんなんタウン B1F |
営業時間 | 10:00~22:00 |
定休日 | 奇数月第3木曜日 |
公式HP | http://www.aiduya.com/ |
地図 |
大阪人が選ぶたこ焼きランキング3位『甲賀流』
「大阪で1000人に聞いた絶品ベスト10」のランキング3位に選ばれたのが『甲賀流』。
アメリカ村に本店がありますが、今回行ったお店は「なんばグランド花月店」。
あの「吉本新喜劇」をやっている「なんばグランド花月」の1階にあります。
さすが人気店!
行列がすごいです。
お店の隣にあるイートインスペースで食べられます。
今回わたしが注文したのは、2種類の味を楽しめる「ハーフ&ハーフ」。
今回は「ソースマヨ」と「ねぎポン」の2種類。
大きさは小ぶり。
プチシュークリームみたいです。
こちらが「ソースマヨ」。
『甲賀流』が「網掛けマヨネーズ」発祥のお店と言われているようです。
今ではどこの店でもやっているマヨネーズのかけ方ですよね。
こちらが「ねぎポン」。
これでもかとたっぷりどっさりとネギが乗っかっています。
緑色のネギが、いかにも大阪って感じです。
こちらがたこ焼きの中身。
生地はふわふわ!
箸で開くと、「どろり」とクリーミーなアツアツ生地とぷりぷりのタコが出てきます。
『甲賀流』さんのたこ焼きを食べた感想
味の感想ですが、ソース、マヨネーズとたこ焼きの相性が抜群!と感じましたね。
ソース、マヨネーズがオリジナルということなので、さすがにそのマッチング、一体感はさすが。
生地に紅ショウガが入っていて、それがいいアクセントになっています。
ソース、マヨネーズの味に負けない脇役になっていますね。
他のたこ焼きがけっこうシンプルだったので、『甲賀流』のたこやきはいちばん味がはっきりしていてパンチを感じます。
アメリカ村の若い人から人気が出たというのもわかります。
『甲賀流』のたこ焼きの特徴
・生地は、山芋、昆布、いりこなど7種類をブレンド
・タコは、刺身や寿司ネタで使えるような生の真蛸を使用
・特製ソースは、玉ねぎとりんごがたっぷり入ったフルーティーなブレンド
・マヨネーズは黄身のみを使用し、酸味をおさえた味つけ
難波の『甲賀流』さん詳細
店舗名 | 甲賀流 なんばグランド花月店 |
住所 | 大阪府大阪市中央区難波千日前11-6 なんばグランド花月 1F |
営業時間 | 平日AM10:00~PM8:00 土日祝AM9:00~PM9:00(劇場が4回公演の場合) |
定休日 | 年中無休 |
公式HP | http://www.kougaryu.jp/ |
地図 |
大阪人が選ぶたこ焼きランキング3位『やまちゃん』
「大阪で1000人に聞いた絶品ベスト10」のランキング2位に選ばれたのが『あべの たこやき やまちゃん』。
今回行ったお店は「なんばCITY」南館にあるお店。
今回わたしが注文したのは、「ソース」と「マヨネーズ」のセットメニュー「ヤング」(8個440円)。
いかにも職人といった男性が黙々と焼き上げていきます。
できあがりはこちら。
大きさはかなり小ぶり。
繊細さを感じるビジュアルです。
青のりとマヨネーズをいっしょにかけず、別々に分けているというのもこだわりなのでしょうね。
たこ焼きを開いてみると、液体に近いくらいのトロトロアツアツの生地が流れ出てきます。
丸い形がすぐに崩れてしまうほどです。
おそらく今回の店舗の中で、いちばん生地のトロトロ感がありましたね。
ヤケドに注意です。
タコは小ぶりです。
『やまちゃん』さんのたこ焼きを食べた感想
味の感想ですが、4店舗の中でいちばん「外カリッ、中トロッ」を楽しめる一品。
薄めでカリッとした生地と、液体のように中からあふれでる生地。
この対比が美味しさの秘訣ですね。
生地の旨みを引き立たせています。
中身を液体に近いくらいのまま維持し、生地の表面をできる限り薄くカリッとさせてとじこめるってけっこうむずかしい技なのではないかなと思います。
焼く人の腕がかなり出るたこ焼きかなと。
シンプルですが、大阪のたこ焼きレベルの高さをしっかり感じましたね。
『やまちゃん』のたこ焼きの特徴
・生地は、鶏ガラに約十種類の果実・野菜で4時間煮込んだスープに、昆布・かつおだしをブレンド
・特注の分厚い鉄板を使って、高温で時間をかけてじっくり焼くことで香りと旨みを封じ込める
難波の『やまちゃん』さん詳細
店舗名 | やまちゃん 難波店 |
住所 | 大阪府大阪市浪速区 難波中 2-10-25 なんばこめじるし |
営業時間 | [火~土] 11:45~22:00 [日・祝] 11:30~21:30 |
定休日 | 月曜日(祝日の際は翌火曜日) |
公式HP | http://takoyaki-yamachan.net/ |
地図 |
大阪人が選ぶたこ焼きランキング1位『わなか』
「大阪で1000人に聞いた絶品ベスト10」で、堂々のランキング1位に選ばれたのが『たこ焼道楽 わなか』。
今回行ったお店は、「なんばグランド花月」の隣にあるお店。
雨なのに行列もすごかったw
焼いている鉄板。
サイズがでかいっ!
今回わたしが注文したのは、定番の「ソース」。
今回の4店舗でいちばん「でかい!」って感じるサイズw
かつおぶしがトッピングされているのも『わなか』だけ。
いかにも「たこ焼き」って感じで、インスタ映えもしますねー
たこ焼きを開いてみます。
この写真を見るだけで、表面のカリッとさと、中のトロトロ感がわかると思います。
サイズが大きいだけに、おいしいトロトロ部分も食べ応えありますね。
多さもでアツアツの生地が流れ出てきます。
たこ焼きのサイズって、かなり味に影響があるなって感じます。
刺身にも使えるような新鮮なタコもぷりぷり。
写真ではわかりずらいですが、鉄板が「銅」なんですね。
料理好きのかたならわかると思いますが、「銅」は熱伝導がよく、均等にまんべんなく火が通るので、理想的な調理道具素材なんですね。
皮が強めに「パリッ」となるのは、この「銅」の鉄板を使っていることも理由だと思いますね。
『わなか』さんのたこ焼きを食べた感想
さすがランキング1位!
すべてのバランスが取れていますね。
皮はぱりっと香ばしく、生地のトロトロも美味しい♪
サイズも大きいので食べ応えもばっちり。
大阪たこやき初心者が、たこ焼き比較するときの基準の一品とするといいですね。
とても満足度の高いたこ焼きです。
『わなか』のたこ焼きの特徴
・紅ショウガを使わず、酸味が薄い独自の「塩しょうが」が入っている
・職人がひとつひとつ手作りした銅板で、たこ焼きの表面をカリッと仕上げる
難波の『わなか』さん詳細
店舗名 | たこ焼道楽 わなか 千日前本店 |
住所 | 大阪府大阪市中央区難波千日前11-19 1F・2F |
営業時間 | [平日]10:00~23:00 [土・日・祝]8:30~23:00 |
定休日 | 年中無休 |
公式HP | http://takoyaki-wanaka.com/index.html |
地図 |
「大阪人が選んだランキング4店舗」を1時間でまわるルート
今回食べ比べした4店舗。
大阪観光のついででサクッとまわりたいですよね?
ということで、今回それぞれのお店の店舗をチェック。
「難波」エリアなら、一気に4店舗を1時間あればなんとかまわれることがわかりましたので、今回ルートを決めました。
まずは難波駅の地下街にある「会津屋」からスタート。
次に、吉本新喜劇の「なんばグランド花月」へ移動します。
ここには、「わなか」と「甲賀流」の2店舗があります。
最後の「やまちゃん」は、少し歩いて「なんばCITY」へ。
ぜひ食べ歩きの参考にしてくださいね。
「大阪人が選ぶほんとうにおいしいたこ焼きランキング」食べ比べおまとめ
今回、大阪人が選んだランキング4店舗を食べ比べてみましたが、さすがの美味さ!
層の厚さを感じましたね。
「銀だこ」しかない東京とは大違いでした(笑)
「やっぱり大阪は違うわ~」と大満足の食べ比べでした!w
どのお店も「香ばしくパリッとした皮、トロトロアツアツの中身」は共通しているのですが、それぞれ個性、持ち味、こだわりがありました。
食べ比べしがいがありましたね。
ランキングの5位以下のお店もきっと美味しいことは間違いないでしょうから、また大阪行ったときは食べ比べしたいですね。