「成田空港」までのアクセスって、どうやって行くか悩みませんか?
「成田エクスプレス」「スカイライナー」「リムジンバス」「京急・都営浅草線」・・・
「金額」と「時間」と「乗り場」がどれも一長一短で悩む・・・
そんな中で、今順調に利用者を増やしているのが、シャトルバスの『東京シャトル』。
「東京駅」から「成田空港」までの運賃が、驚きの「900円」!
しかも、「15分~20分間隔」で運行!
深夜・早朝便もあるという充実ぶり!
そりゃあ人気が出ますよね。
わたしもけっこう利用しています^^
ということで今回は、「東京都心~成田空港」間のアクセス方法として人気急上昇中の『東京シャトル』について、注意点、体験談などまじえて書いてみますね。
目次
『東京シャトル』のチケットの買い方は?予約は必要?
では、『東京シャトル』に乗るための「チケット購入」について。
「チケット購入」でのポイントは下記2点。
・事前予約で購入するか、当日購入するか
・どこでどうやって購入するか?
それぞれ説明していきますね。
事前予約で購入するか、当日購入するか
『東京シャトル』のチケットは、事前に予約購入もできますし、当日に購入することもできます。
ですが、それぞれ注意すべきことがありますので書きますね。
チケットの事前予約購入の注意点
まずは、チケットの「事前予約購入」について。
「事前予約購入」のいちばん注意すべき点は、直前の予約ができないこと。
つまり、前日(1日前)の予約とかできないのです。
販売方法によって、予約の締め切り時間が違うのですが、だいたい2日前が予約締切期限となります。
■ネット予約
ご乗車日の1ヶ月前9:00~2日前17:00まで
■コンビニエンスストア端末
ご乗車日 1ヶ月前9:00~2日前16:20まで
■電話予約
ご乗車日 1ヶ月前9:00~2日前17:00まで
「東京シャトルの予約ができない!」ってトラブルが多いようですが、それのほとんどが、この事前予約の締切期限を過ぎていたからですね。
空港へどうやって行くかなんて、けっこう直前に決めますからね。
わたしも前日に予約しようとしてできなかったときは、ちょっと焦りました(^_^;
チケットの当日購入の注意点
チケットは、当日購入も可能です。
「予約できなかった!」「予約するの忘れてた!」という場合でも大丈夫です。
『東京シャトル』側のスタンスとしては、「当日空席がある場合はご予約なしでもご乗車いただけます」というスタンスです。
当りまえですが、チケットを事前に予約購入したお客さまから優先的に乗車させていきます。
乗り場では、下記の写真のように「予約済みのお客様」「未予約のお客様」という2つのラインで分けられます。
そして、「予約済みのお客様」から順々に乗車していき、残りの空席分だけ「未予約のお客様」から乗せていくという流れです。
で、満席になり次第出発です。
座席定員制ですので、新幹線のように立っても乗れる「立席」はありません。
乗車できなかった場合は、次の便になります。
ですので、未予約当日乗車の場合は、「もしも」のことを考えて「1~2本」早めのバスの時刻にあわせて行った方が安心です。
もし、事前予約でチケットを購入していたにもかかわらず乗り遅れてしまった場合。
乗り場に、スタッフの方はいますので、その旨を伝えてください。
次の便で優先的に乗せてくれます。
どこでどうやってチケット購入するか?
『東京シャトル』のチケットの予約方法ですが、「ネット」「コンビニエンスストア端末」「電話」の3つの方法から予約ができます。
それぞれの予約方法の詳細は下記。
ネット予約
ネット予約には、2つの方法があります。
「発車オーライネット」と「楽天トラベル」のどちらかを選べます。
「発車オーライネット」は、高速バス予約サイトです。
「楽天トラベル」は、おなじみの「楽天市場」の旅行サービスですね。
当りまえですが、「楽天ポイント」を貯めているのであれば、「楽天トラベル」経由で乗車券を買いましょう。
「楽天ポイント」貯まりますのでw
コンビニエンスストア端末
コンビニにある端末でも、チケット予約購入できます。
購入できるコンビニは、下記の4つ。
・ファミリーマート (「Famiポート」設置店)
・ローソン・ミニストップ (「Loppi」設置店)
・サークルK・サンクス (「Kステーション」設置店)
・セブン・イレブン (「マルチコピー」設置店)
コンビニエンスストア端末は、成田空港行きのみ予約可能です。
電話予約
電話でも、チケット予約購入できます。
下記、「京成高速バス予約センター」へどうぞ。
・京成高速バス予約センター 047-432-1891
(電話受付時間 9:00~19:00 日・祝祭日 9:00~18:00)
電話予約の場合は、成田空港行きのみとなります。
予約なし当日乗車の場合は現地支払い
予約なしで当日直接バスに乗る場合、支払いは現地で直接支払います。
現金だけでなく、SUICA(スイカ)、PASMO(パスモ)などのICカードも利用可能です。
予約キャンセル
予約のキャンセルはできます。
ですが、キャンセル料が発生します。
チケットの購入方法や払い戻し方法(銀行振り込みか等)で金額が変わってきますので、詳細は下記公式ホームページでご確認くださいね。
⇒ http://www.keiseibus.co.jp/kousoku/cancel_tokyoshuttle.html
『東京シャトル』のチケットはどれくらい安いの?比較してみました
『東京シャトル』の気になるチケットの値段(運賃)について書きますね。
・事前予約の場合:900円
・未予約の場合(当日直接乗車):1,000円
小児は、予約有無しともに「500円」です。
ここで、他の東京駅から成田空港へ行くアクセス手段と料金比較をしてみたいと思います。
東京シャトル | |
金額 | 事前予約900円、当日購入1,000円 |
時間 | 約1時間(交通状況による) |
特急成田エクスプレス(JR) | |
金額 | 3,020円(自由席・閑散期は200円引き、繁忙期は200円加算) |
時間 | 約51分 |
京成特急スカイライナー | |
金額 | 合計2,470円(日暮里駅にて乗り換え) |
時間 | 約47分(日暮里駅からは36分) |
『東京シャトル』がダントツの安さなのがわかりますね。
乗車時間もほぼ変わらないのも魅力です。
ですが、『東京シャトル』の料金で注意したいのが「深夜・早朝便」。
未予約の場合(当日直接乗車)、金額が「2,000円」と2倍に跳ね上がりますw
深夜・早朝便は、「東京駅八重洲口前」を下記の時間に発車する便です。
「1:30」「1:50」「2:10」「4:15」「4:30」「5:00」。
下記の公式ホームページの時刻表で、黄色く塗られている時間帯が深夜・早朝便です。
「大江戸温泉物語」「東雲車庫」から乗る場合も、同様です。
チケットのお得な割引ってあるの?
『東京シャトル』のチケットには、お得な割引き乗車券、セット割りがあります。
「東京シャトルフリー乗車専用回数券」「東京シャトル&サブウェイパス」「大江戸温泉物語入館ご優待割引」「ナインアワーズセットプラン」などがあります。
公式ホームページには載っていませんが、ジェットスター機内で割引チケットが買えます(1000円⇒900円)。
成田空港から東京までの便に限りますが。
ジェットスター機内の座席のパンフレットなどが入っているところにチラシが入っています。
ジェットスター便で帰国予定のかたは、チェックしてみてもいいですね。
⇒ http://www.keiseibus.co.jp/kousoku/nrt16_2.html
『東京シャトル』の時刻表、発車間隔ってどうなっているの?
『東京シャトル』は、日中であれば「15分~20分」間隔で運行しています。
ですので、「1時間に約3本」ペースで運行しています。
『東京シャトル』の時刻表はこちら ⇒ http://www.keiseibus.co.jp/kousoku/timetable.php?id=25
この「1時間に約3本」ペースというのは、箱崎の「T-CAT(東京シティエアターミナル)から出ているリムジンバス都ほぼ同じペースです。
これだけ本数があると、かなり使い勝手がいいですね。
うれしいのは、「深夜・早朝便」があること。
ほぼ24時間、どの時間帯でもバスが出ています。
(深夜の3時の時間帯だけ便がありません)
早朝便が多い「LCC」に乗る場合、この「深夜・早朝便」はうれしいですね。
電車だと、最終か始発かどちらで行こうかと迷うような時間帯でも利用できます。
もちろん、「LCC」便が離発着する「第3ターミナル」にも、バスは停車します。
『東京シャトル』ってどこから乗車できるの?
『東京シャトル』が乗車できる場所のメインは、「東京駅八重洲口前」。
バス乗り場の地図は下記。
東京駅での乗り場は、「八重洲口」になります。
JR東京駅から行く場合は、「八重洲北口」から出ると最短で行けます。
(「八重洲口」といってもいくつかあるので)
最短と言っても、北口出口を出てから徒歩5分ほどかかります。
アプリなどで「到着時間」を調べてくる場合は、すこし余裕を持った時間にしておくといいでしょう。
「東京駅八重洲口前」の乗り場の目安ですが、「ヤマダ電機」を目指してください。
東京メトロの東西線、都営浅草線で来れるひとは、「日本橋駅」から来てもいいでしょう。
JR東京駅から行くのと、ほぼ同じくらいの距離です。
「東京駅八重洲口前」以外でも、「大江戸温泉物語」「東雲車庫」「銀座駅(有楽町)」からも乗車できます。
ですが、『東京シャトル』の全部の便が停車するのは「東京駅八重洲口前」だけです。
他の乗り場は、乗車時間がかなり制限されます。
各乗り場から出るバスについては、時刻表でチェックしてみてくださいね。
『東京シャトル』の時刻表 ⇒ http://www.keiseibus.co.jp/kousoku/timetable.php?id=25
『東京シャトル』ってトイレはあるの?
『東京シャトル』のバス車両に、トイレは「ない」と思った方がいいです。
あいまいな言い方になるのは、公式ホームページでは「状況によりトイレ付き車両で運行する場合がございます」という書き方をしているから。
ですが、わたしの乗車した経験から、まだトイレ付き車両に当たったことはありません。
ですので、「トイレなし」というつもりで乗車した方がいいでしょう。
乗車時間は1時間。
ちゃんと1時間くらい我慢できるよう、事前にすませておきましょう。
(途中、高速道路などのSA、PAなどでの休憩はありません)
『東京シャトル』ってコンセントはついているの?
全部の座席に、コンセントはついています。
(写真撮り忘れましたー。今度乗車した時撮ってきます!)
『東京シャトル』って「フリーWi-Fi」なの?
車内は「フリーWi-Fi」が使えます。
座席のところに、接続方法が書かれたシートが置かれています。
それを見ながら接続すればOKです。
メールアドレスか、フェイスブックやツイッターなどSNSでのアカウントなどでの登録が必要になります。
【体験談】『東京シャトル』で東京駅から成田空港へ行ったみた!
ではここからは、わたしが『東京シャトル』を利用した時の体験談を書いていきますので、「こんな感じなんだー」と参考にしてみてくださいね♪
事前予約を「楽天トラベル」で
わたしが『東京シャトル』のチケットを事前予約をするときは、いつも「楽天トラベル」からしています。
理由は、「楽天ポイント」がたまるからですねw
⇒「楽天トラベル」の『東京シャトル』予約ページ
「楽天トラベル」でチケットを予約すると、下記のような予約確認メールが来ます。
到着予定時間も書かれているので安心。
「東京駅八重洲口前」から乗車
JR東京駅で降りたら、「八重洲北口」で降ります。
「ヤマダ電機」を目指して、「東京駅八重洲口前」バス乗り場を目指します。
こちらが、『東京シャトル』のバス停。
制服を着たスタッフさんがいるので、すぐにわかります。
乗車したいバスの時間を言えば、誘導してくれます。
事前にチケットを予約していれば、それも言ってくださいね。
この『東京シャトル』のエメラルドグリーンの看板も目印。
バスの車体と同じカラーです。
バス停のすぐそばには、「コンビニ(ファミリーマート)」や「エクセルシオールカフェ」があります。
コーヒーやお水などの買い物や、トイレなどはこちらで。
「予約済みのお客様」「未予約のお客様」という2つのラインに分かれているので、どちらかに並びます。
チケットを予約してこないひとのほうが多いような気がします。
スーツケースなどの大きな荷物は、預けられます。
引き換え用の半券をもらえますので、失くさないように。
これが、『東京シャトル』のバス車両。
大型で新しくてキレイです。
座席は4列。
快適です。
前方にはモニターがついています。
成田空港が近くなってくると、「第3ターミナル」「第2ターミナル」「第1ターミナル」といったように表示してくれます。
「成田空港」到着
東京駅から約1時間、「成田空港」に到着!
写真は「成田空港第3ターミナル」の降り場。
すぐ横の階段を昇れば、「第3ターミナル」です。
『東京シャトル』で東京駅から成田空港へ行ったみた!おまとめ
『東京シャトル』は、その値段の「安さ」が魅力。
ですが、安いからといって、すごい時間がかかったり、バスがぼろかったりというわけではなく、とても快適。
「900円」で「1時間」の乗車で、成田空港へ着いちゃいますからね。
その格安感、バランスのよさが、やはり受けているのでしょうね。
「東京駅」から乗るということに問題なければ、成田空港までのアクセスとしては最有力の選択肢と言えるでしょうね。