ロシアのイルクーツクにあるバイカル湖。
世界で最も深く、最も透明度が高い湖です。
そして世界遺産です!
そんなバイカル湖でしか生息しない魚がいます。
それが「オームリ(露:Омуль)」です。
そうです!
このオームリはバイカル湖周辺・イルクーツクでしか食べることができない幻の魚なのです。
ロシアの首都モスクワでもオームリはめったに食べることはできません。
では、そのオームリというのはどんな魚なのでしょうか?
「オームリ」とは何だ?
この「オームリ」ってどんな魚なのでしょうか?
ウィキペディアにはこのように書かれています。
オームリ(露: Омуль)は、ロシア連邦、シベリアのバイカル湖において、比較的多量に生息しているサケ科コレゴヌス属の白身の魚である。 美味、珍味として珍重され、バイカル湖において最も重要な水産種のひとつである。
サケ科と書かれていますが、全くサケとは違います。
白身で脂肪分が少なくタンパクです。
バイカル湖の透明度も影響しているのか臭みは全くありません。
では、その幻の魚「オームリ」を実食してきましたのでご紹介!!
おすすめ「オームリ」料理!
はっきり言って、私がバイカル湖に行った理由はこの「オームリ」が食べたかったらという理由が90%ですね^^
シベリア鉄道の旅行者の大きな楽しみの一つと言われていましたからね。
楽しみにしていました。
オームリの食べ方はいろいろとあります。
今回私が食べた料理は全部で4種類。
まず最初はこちら。
「スガダイ」という料理。
新鮮な生のオームリをマリネしたものです。
ちょっと塩を強く効かせていてウォッカに最高にあいますね!
(ウォッカは我慢しました・・・)
こちらはシンプルに焼いたオームリ(オームリ・ジャーレン・オリギナーリ)。
添えられたソースはサワークリームとトマトソース。
丁寧にソテーされて身はホクホク。
醤油がほしかったー
香ばしい焼き目がそそる。
身離れが良く、キスのような淡白さ。
こちらの料理は名前忘れました(^_^;
焼いたオームリの上にパプリカのトマトソース煮込みがどっぷりと乗った一品。
そして最後がオームリの燻製(カプチョーヌイ)。
オームリの一番定番の食べ方ですね。
この燻製が一番おいしかった!
淡白なオームリに、燻製の燻された香りがぴったり。
いくつでもいけちゃいます。
下の画像のサイズのもので50ルーブル(約150円)。
この横に添えられている炒飯みたいなものは「プロフ」といってロシアのピラフですね。
しっかりと動物性の脂を吸い込んだプロフとオームリの相性は抜群でしたね。
ビールすすんじゃいました。
こんな感じでオームリの燻製や干物が売られています。
上の燻製オームリを購入した時の動画がこちら。
こんな感じで売られています。
動画だとわかりにくいですが、すぐに食べたい場合は温かい燻製オームリを出してくれます。
バイカル湖に行ったら、絶対食べて下さいね!!