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【世界遺産】『軍艦島上陸クルーズ』(高島海上交通)を体験してきたよ!予約からおすすめ・注意ポイントまで

世界遺産に登録されて大注目の「軍艦島(端島)」。
それにあわせて、『軍艦島上陸ツアー』も大人気!

私も、先日長崎に行ってきた時に『軍艦島上陸ツアー』に参加してきました!

今回は、その時のツアーの体験談、感想、ポイントなどを書いてみたいと思います。

『軍艦島上陸ツアー』はどれを選んだらいいの?

「軍艦島」に行くには、『軍艦島上陸ツアー』を利用するのが一般的なパターンです。
(個人で勝手に上陸することはできません)
で、この『軍艦島上陸ツアー』というものがいくつかあって、どこを選んだらよいのか意外に悩んだりします。

そこで私が『軍艦島上陸ツアー』の比較やおすすめポイントなどを書いております。
是非こちらを参考にしてみて下さい。

今回私が比較検討したうえで選んだのは、高島海上交通さんの『軍艦島上陸クルーズ』
公式サイト:http://www.gunkanjima-cruise.jp/
『軍艦島上陸クルーズ』画像
この『軍艦島上陸クルーズ』の体験記をこれから書いていきたいと思います!

「軍艦島」の場所って?

まず、「軍艦島」の場所、位置をつかんでおきましょう。
下の画像の「端島」というのが「軍艦島」です。
『軍艦島上陸クルーズ』画像
地図の右上の「長崎市中心部」「長崎港」から「高島」へ立ち寄ってから「軍艦島」というコースです。
「高島」でトイレ休憩などをして、時間的に片道50分くらいです。

「軍艦島上陸クルーズ」ツアースケジュールについて

ツアー所要時間は約3時間

午前便が、9時40分出発で12時50分帰着、
午後便が、14時出発で17時15分帰着というスケジュールです。

細かなスケジュールは、下記で確認できます。
「軍艦島上陸クルーズ」ツアー所要時間

「軍艦島上陸クルーズ」に参加するときに注意点

「軍艦島ツアー」に参加する場合、ちょっとした注意事項があります。
主なものを記載しますね。

・傘の使用禁止(雨傘・日傘ともに。雨天の場合はカッパ。200円で販売)
・ハイヒール、ピンヒール、ビーチサンダル、草履では上陸不可(200円でレンタル履物あり)
・飲酒禁止
・喫煙禁止
・軍艦島のもの持ち出し禁止
・施設を汚す、破壊する行為
・ペット同伴不可
・4歳未満のお子様の乗船不可

こういった注意事項、禁止事項があります。

「軍艦島上陸クルーズ」に参加するときは、これらの事項を守りますという、「誓約書」にサインして提出することが義務付けられています。

高島海上交通さんの『軍艦島上陸クルーズ』誓約書はこちらで確認できます。
http://www.gunkanjima-cruise.jp/files/pdf/pledge.pdf?phpMyAdmin=S4Tqe8NYjIFzj1EAuZmvlV2Rnb8

『軍艦島上陸クルーズ』に予約する!

『軍艦島上陸クルーズ』は、事前予約が必須です。
現在の「軍艦島」の人気からすると、当日飛び込み予約は難しいと思います。

予約方法は、「ネット予約」か「電話予約」ということになります。
長崎観光の予定が決まったら、この「軍艦島ツアー」だけは一番早く予定を決めてしまった方がいいでしょう。

まずは、高島海上交通さんの『軍艦島上陸クルーズ』公式ホームページにアクセスして、予約が可能な日、不可の日をチェックしましょう。
画面の右上にある「空席照会・予約」をクリックすればチェックできます。
『軍艦島上陸クルーズ』画像

ツアーは、1日2回。
午前便が「9:40発」、午後便が「14:00発」です。

「電話予約」の場合は、受付時間が決まっています。
9時~12時、14時~17時です。
電話番号は、「095-827-2470」です。

あくまでも、この時点では予約のみです。
ネットからも申し込みでも、支払いは現地で行います。

『軍艦島上陸クルーズ』の受付をすます!

予約が完了していれば、あとは当日の乗船前に受付を済ますだけです。
受付時間は、午前便が「9:20~9:35」、午後便が「13:30~13:50」となります。

受付の場所は下記です。
「ゆめタウン」を目印に来るといいと思います。
『軍艦島上陸クルーズ』画像
『軍艦島上陸クルーズ』画像
公式ホームページのアクセスマップもわかりやすいです。
http://www.gunkanjima-cruise.jp/accessmap.html

受付では、誓約書にサインし、料金を支払います。
現金のみで、クレジットカードは使えません。

乗船料は、大人3,100円、小人1,600円。
これに、大人300円、小人150円の「端島見学施設使用料」がプラスされます。
ですので、合計で大人3,400円、小人1,750円となります。

これが、その300円の「端島見学施設利用券」
『軍艦島上陸クルーズ』画像
受付が完了すると、首から下げるカードをもらえます。
『軍艦島上陸クルーズ』画像

あとは、スタッフの方の指示にしたがって乗船場所まで移動します。
歩いて1分くらいです(受付場所から既に見えています)。

「ブラックダイヤモンド」に乗船!

高島海上交通さんの『軍艦島上陸クルーズ』の目玉の一つが、なんといってもこの「ブラックダイヤモンド」
かっちょいいです^^
『軍艦島上陸クルーズ』画像
『軍艦島上陸クルーズ』画像
座席は、船内と船上にあります。
『軍艦島上陸クルーズ』画像

できれば、進行方向右側のほうに座った方がいいでしょう
軍艦島までの行くまでの見どころが、右に集中しています。
軍艦島も右側から見えてきますので。

船上の席はこんな感じ。
『軍艦島上陸クルーズ』画像

「軍艦島」に行くまでの見どころスポット!

長崎港を出発し、「軍艦島」に行くまでの間に、いくつかの見どころスポットが出てきます。
『軍艦島上陸クルーズ』画像
これは、「軍艦島」と同時に世界遺産登録された「ジャイアント・カンチレバークレーン」。
『軍艦島上陸クルーズ』画像
これも同じく同時に世界遺産登録された「第三船渠(ナンバー3ドック)」。
『軍艦島上陸クルーズ』画像
横を通過中のところを少しだけ動画に撮りました。


これは「ながさき女神大橋」。
『軍艦島上陸クルーズ』画像

「高島」で途中下船

高島海上交通さんの『軍艦島上陸クルーズ』の特徴のひとつに、「高島」に立ち寄るというものがあります。
実は、この「高島」にある「高島炭坑」も世界遺産登録をされているのです。
ですので、ちょっぴりお得感があります^^

立ち寄ると言っても、トイレ休憩程度ですのであまりゆっくりはできませんが。
『軍艦島上陸クルーズ』画像
「高島」で販売されているお土産たち。
『軍艦島上陸クルーズ』画像
こちらは「軍艦島ラスク」。
『軍艦島上陸クルーズ』画像

「軍艦島」に上陸できなかった?

「高島」を出港してから、5分程度で「軍艦島」が見えてきます。
みんなもうカメラで撮影しまくりです^^
『軍艦島上陸クルーズ』画像
ですが、どうも船の様子がおかしい。
いつまでも「軍艦島」に近づかない。
アナウンスがあり、前のツアーの船が波が高くて出られなくなったいるとのこと。
この船。
『軍艦島上陸クルーズ』画像
船に乗っている分には、波の高さは全く感じない。
だが、「軍艦島」の周囲は結構な波の高さになっている。

前の船がいなくなって、やっと着岸を試みるも波が激しいために断念。
桟橋の利用禁止基準を超えてしまったとのこと・・・

動画で撮影していますが、一度ロープをかけていますが断念・・・
残念ですが仕方ありません。
「上陸ツアー」から「周遊(接近)ツアー」へと切り替わりました。
その時の衝撃的な動画。

*上陸しない場合は、「端島見学施設使用料」で支払った300円は払い戻しされます。

「軍艦島」桟橋の利用を禁止する場合の基準について

「軍艦島」の上陸に関しては、天候と安全基準を満たさないと上陸が出来ないことになっています。
天候基準をクリアする日数、年間で100日程度だそうです。

基準は下記。

【桟橋の利用を禁止する場合の基準】
1.風速が秒速5メートルを超えるとき
2.波高が0.5メートルを超えるとき
3.視程が500メートル以下のとき

この基準を満たしていても、船長が安全に下船できないと判断すれば上陸はできません。

「軍艦島」の桟橋は、これ以上補強したりすることはできないので仕方ないですね。

「軍艦島」を周りから眺める!

上陸ができなくなったので、「軍艦島」の周りをゆっくりとまわっていきます。
『軍艦島上陸クルーズ』画像
「軍艦島」内の建物の配置は下記のようになっています。
『軍艦島上陸クルーズ』画像
「軍艦島」の周遊ツアーを少し動画で撮影していますので、よろしければどうぞ!
かなり雰囲気はわかると思います。

「軍艦島ツアー」の感想!

上陸できなかったのは残念でしたが、基準があるので仕方ないですね。
乗船していたスタッフの方たちは、乗客の安全を優先してくれていました。
アナウンスも適切でした。
そして、上陸できなかったことに対しても申し訳ないといったスタンスで接してくれたので、乗客の方も納得という感じでした。
上陸しなくても、「軍艦島」の雰囲気は堪能できました。
「軍艦島」についての説明もとても詳しく、わかりやすかったです。
料金に対してのコストパフォーマンスは高いと思います。
参加してよかったですね。
また上陸にリベンジしたいですね!
『軍艦島上陸クルーズ』画像

「軍艦島」のツアー予約を確実にとりたい場合!

「軍艦島」のツアー予約を確実にとりたい場合や、「ANA(ソラシドエア)」で長崎入りするのであれば、「ANAスカイツアーズ」を使うといいでしょう。
軍艦島のツアー予約が取れなかったなんてこともないですしね、。
 → 「ANAスカイツアーズ」の軍艦島ツアープランはこちら