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長崎観光必須コース!『長崎原爆資料館』→『原爆落下中心地』→『平和公園』の行き方

長崎に観光へ行くのであれば、必ず訪問したいのが『長崎原爆資料館』『原爆落下中心地』『平和公園』である。

世界で唯一の被爆国である日本。
そして、その原爆を落とされてしまった都市「長崎」。

わずか70年前の歴史であるのに、あまりにもその事実や背景を知らない。
そして、その「悲惨な歴史」や「戦争」「平和」「自由」に想いを馳せることも少ない。
長崎に来たときは、少しそういう時間をとるのもいいでしょう。

ということで、今回は『長崎原爆資料館』→『原爆落下中心地』→『平和公園』の3か所の行き方やコースのまわり方について書いてみたいと思います。

長崎の原爆投下について

まずこのコースの説明をする前に、長崎の原爆投下についてのことを少し触れたほうがいいでしょう。

長崎の原爆投下について、「ウィキペディア」にはこのように書かれています。

長崎市への原子爆弾投下(ながさきしへのげんしばくだんとうか)では、第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)8月9日午前11時02分に、アメリカ軍が日本の長崎県長崎市に対して投下した原子爆弾(以下『原爆』と記す)に関する記述を行う。これは、実戦で使われた人類史上二発目の核兵器である。この一発の兵器により当時の長崎市の人口24万人(推定)のうち約7万4千人が死没、建物は約36%が全焼または全半壊した。

長崎の人口や街の約3分の1がやられてしまったということですね。

ちなみに、長崎よりも3日前に原爆を投下された広島は、当時の広島市の人口35万人(推定)のうち9万~16万6千人が被爆から2~4ヶ月以内に死亡したとされています。
(ウィキペディア:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E5%B3%B6%E5%B8%82%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%88%86%E5%BC%BE%E6%8A%95%E4%B8%8B

お時間あれば、こちらの動画も。
(注意:刺激的な映像、音声があります)

『長崎原爆資料館』『原爆落下中心地』『平和公園』への行き方

まず、『長崎原爆資料館』『原爆落下中心地』『平和公園』の位置関係を書いてみます。

『長崎原爆資料館』の最寄り駅は、路面電車の「浜口町」。
「長崎駅前」から約2キロほどの場所になります。
『長崎原爆資料館』画像
「長崎駅前」から7つ目が「浜口町」です。
『長崎原爆資料館』画像
*長崎の観光地図は下記からダウンロードできます。
https://www.at-nagasaki.jp/db_local_img/inquiry/document/9/document.pdf

今回は、『長崎原爆資料館』→『原爆落下中心地』→『平和公園』という順番でのコースで説明していきます。
『長崎原爆資料館』画像

まず、路面電車で「浜口町」で下車。
『長崎原爆資料館』画像
『長崎原爆資料館』画像
停車場には看板が出ているので矢印の方向へ進みます。
『長崎原爆資料館』画像
『長崎原爆資料館』画像
『長崎原爆資料館』画像
歩いて5分ほどで『長崎原爆資料館(nagasaki atomic bomb museum)』に到着します。
『長崎原爆資料館』画像
『長崎原爆資料館』画像
『長崎原爆資料館』と『平和公園(nagasaki peace park)』の間に、『原爆落下中心地公園』があります。
そこに『原爆落下中心地(Hypocenter)』があり、「原子爆弾落下中心地碑」が立っています。
『長崎原爆資料館』画像

この『原爆落下中心地公園』のすぐ隣が『平和公園』です。
『平和公園』の中に、有名な「平和記念像(nagasaki peace statue)」が立っています。
『長崎原爆資料館』画像

『長崎原爆資料館』について

『長崎原爆資料館』では、原爆を落とされた被爆の悲惨な惨状、原爆が投下されるに至った経過、長崎の復興の様子、核兵器開発の歴史、核兵器のない平和希求を、ストーリー仕立てにしてわかりやすく展示されています。

この「1945年8月9日午前11時2分」に、長崎に原爆が投下されました。
『長崎原爆資料館』画像
その時間に針が止まったままの時計。
『長崎原爆資料館』画像
このように、被害の大きさがわかるような証拠品が多数展示されています。
『長崎原爆資料館』画像
『長崎原爆資料館』画像
これは原爆が長崎にどのような被害をもたらしたかわかる模型。
『長崎原爆資料館』画像
これが長崎に落とされた原爆「ファットマン(Fat Man)」の模型。
本物のサイズは、長さ3.25メートル、直径1.52メートル、重さ4.5トン。
「ファットマン」の威力は、8月6日に広島県広島市に投下された「リトルボーイ」より若干強い。
『長崎原爆資料館』画像
・ウィキペディア「ファットマン(Fat Man)」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%B3

「ファットマン」の爆撃機B29搭載から投下までの動画

『長崎原爆資料館』についての情報は、下記から詳しく知ることができます。

・長崎原爆資料館公式ホームページ
http://nagasakipeace.jp/index.html

・長崎原爆資料館収蔵品検索
http://city-nagasaki-a-bomb-museum-db.jp/

・長崎原爆資料館(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B4%8E%E5%8E%9F%E7%88%86%E8%B3%87%E6%96%99%E9%A4%A8

・長崎原爆資料館(Google Cultural Institute)
https://www.google.com/culturalinstitute/u/0/collection/nagasaki-atomic-bomb-museum?hl=ja

『原爆落下中心地』について

『原爆落下中心地』は、『原爆落下中心地公園』の中にあり、その場所に「原子爆弾落下中心地碑」が立っています。
この場所の上空500メートルの場所で、原爆がさく裂しました。
『長崎原爆資料館』画像
こちらは、被爆50周年に建てられたモニュメント。
『長崎原爆資料館』画像
今は緑豊かなこの場所が、『原爆落下中心地』とはにわかに信じられません。

『平和公園』について

『平和公園』には、有名な「平和記念像」があります。
長崎の平和のシンボルですね。
『長崎原爆資料館』画像
この像の制作者は、北村西望(きたむら せいぼう)。
像の高さ9.7メートル、台座の高さ3.9メートル、重さは約30トン。

・平和祈念像(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%92%8C%E7%A5%88%E5%BF%B5%E5%83%8F

この「平和公園」をまわったら、近くの「浦上天主堂」まで足をのばしてもいいでしょう。
路面電車で移動するのであれば、下車した「浜口町駅」よりも「松山町駅」のほうが最寄りになりますので、そこから乗ると便利です。

『長崎原爆資料館』『原爆落下中心地』『平和公園』をまわることで、何かを感じるでしょう。
そして、自分が未来に何を伝えることができるのか、いろいろと想いをはせてみるのもいいかもしれませんね。

『長崎原爆資料館』詳細

名称 長崎原爆資料館
住所 〒852-8117長崎市平野町7番8号
電話番号 095-844-1231
FAX 095-846-5170
営業時間 8時30分~17時30分
(5月~8月は~18時30分)
休館日 12月29日~31日
入場料 200円
地図