「アハルテケ」って知っていますか?
まあ、とんでもない馬なんですけどね。
競馬マニアの人なら一度は聞いたことがあるらしいです。
(私はやらないのでわかりません)
どれほどすごい馬かというのは、ウィキペディアから引用してみますね。
アハルテケ( Akhal-Teke 、トルクメン語: Ahalteke, IPA: ahal-tеkje 、ロシア語: Ахалтеки-нец )は、国章にあしらわれているトルクメニスタン原産の馬の品種 。スピードと長距離の持久力で知られる「黄金の馬」は、過酷な気候に適応し、現存する最古の馬種のひとつと考えられている。現在世界で約 3,500 のアハルテケが、トルクメニスタン、ロシアの他ヨーロッパ、オーストラリア、北アメリカでも育成されている。
トルクメニスタン原産ということもあって、トルクメニスタンでは国章にも「アハルテケ」が書かれています。
もう中央ですよ。
トルクメニスタンの首都「アシハバード」にもしっかりと偉い立場におります。
で、今回は実際にトルクメニスタンで見てきた幻の名馬「アハルテケ」を紹介していきます!
*注意:私が行ったのは完全独裁政権の故ニヤゾフ大統領が存命時。現在のベルディムハメドフ現大統領になってからは開放路線になっているので多少変わっていると思われます。
ここがトルクメニスタンの競馬場だ!
これはトルクメニスタンの競馬場に行った時の写真。
こんな独特のデザインの建物。
もちろんモチーフは「アハルテケ」。
ロビーにももちろん「アハルテケ」。
ここはお偉いさんが座る貴賓席。
真ん中のとりわけデカい席が、あの故ニヤゾフ大統領専用席。
すんごいです。
ここから見える競馬場の景色はこんな感じ。
もちろん故ニヤゾフ大統領がいらっしゃいます。
ちょっとVIPルームも見せてもらいました。
あー、ちょっとヤバイとこきたって感じでした。
これが「アハルテケ」だ!
競馬場の馬場に行ってみると、トルクメニスタン騎馬民族の勇敢なパフォーマンスが!
この狭い円形の中をものスゴイ速さで駆け抜けていくんです。
このスピード感あふれるパフォーマンスを伝えたいのですが、動画は撮っていないのでYouTubeで似たようなパフォーマンスのものを探してみました。
彼らの馬を扱う技術は信じられないレベルです。
(5分07秒辺りからご覧ください)
で、まずはこちらの「アハルテケ」。
故ニヤゾフ大統領が2番目にお気に入りだったらしい。
そしてこれが故ニヤゾフ大統領1番のお気に入りだった「アハルテケ」。
こちらの馬が、国章のモデルになったみたいです。
馬のことがわからない私でもその美しさはわかりました。
国章と見比べると確かに似ています。
足首の白い部分も同じですね。
こんな素晴らしい「アハルテケ」を見れたのは、本当に一生の記念ですね。
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⇒ トルクメニスタン旅行