ルアンパバーンには多くの寺院がありますが、その中でも一番の美しさと格式、人気を誇るのが「ワット・シェントーン(Wat Xieng Thong)」。
独特な屋根のラインは、ラオス寺院の典型的なスタイルかつルアンパバーン様式の建物といわれています。
「ワット・シェントーン」の詳細と歴史については、「ラオス情報文化省観光部」の説明を引用させていただきます。
この寺院は、1560年にセティラート王によって王家の菩提寺として建立された。 屋根が軒に向かって低く流れるように作られている、典型的なルアンパバーン様式 の建物で、ルアンパバーンで一番荘厳な寺院である。本堂裏側のタイルによって描 かれた「生命の樹」のレリーフは素晴らしく、一見の価値がある。かつては、王族の神聖な儀式に使用され、シーサワンウォン王の誕生した場所でもあり、また逝去時にしようされた霊柩車が境内に納められている。
これが、ワット・シェントーン本堂。
まずは美しい外観の画像を!
独特のカーブと低い位置まで降りている屋根が特徴的。
屋根下の「破風(?)」周辺の装飾も見事です。
これは屋根上部に飾られている装飾。
本堂の背面には、モザイクで「マイトーン(黄金の木・生命の樹)」が描かれています。
「ワット・シェントーン」に来たら、これは必見です!
これは、確か本堂の中だったと思う。
ワット・シェントーン本堂の横に建てられている「レッドチャペル」
ちょっと不思議なタッチの絵が描かれています。
中には、青銅製の横臥仏が寝ています。
これも外せない霊柩車(葬儀用御車)。
シーサワーンウォン王の葬儀時に使用されたものだそうです。
この龍の頭が車の先頭についているのが、特徴的です。
なんかキングギドラみたいですね。
その他諸々のワット・シェントーンの写真です。
■ワット・シェントーン地図
「ワット・シェントーン」の場所は、ルアンパバーンのメイン通りである「サッカリン通り」の突当りにあります。地図で見るとわかりにくりですが、「サッカリン通り」沿いに細い入口がありますので、そこから入って入場料を払います。
【ワット・シェントーン詳細情報】
・入場料:30,000kip
・開園時間:7:00~18:00
【参考リンク】
・ウィキペディア
・ルアンパバーン旅行記・ワット・シェントーン