「世界最小、軽量・わずか140gのコンパクト洗濯機」という触れ込みで一時期話題となった『スクラバウォッシュ(Scrubba wash bag)』。
いつでも、どこでも、簡単に、手を濡らすことなく、洋服を傷めることなく洗濯できるというキャッチコピーに引かれて購入してみましたが、実際そんな都合がいい商品なのでしょうか?
実際に使ってみた感想を書いてみたいと思います!
『スクラバウォッシュ』の使い方って?
『スクラバウォッシュ』の使い方は、とてもシンプルです。
・バッグの中に、洗濯物、水、洗剤を入れる
・バッグを閉じる
・バッグの中の空気を抜く
・バッグの上からモミモミする
・汚れた水を捨てる
・新しい水を追加してすすぐ
・洗濯物を干す
この画像のステップの通りですね。
(公式ページより)
『スクラバウォッシュ』本体にも、手順のイラストが描かれています。
簡単に言ってしまえば、手洗いの洗濯を袋の中でやるというだけです。
動画を見ると、使いかたのイメージがもっとはっきり伝わると思います。
では、この『スクラバウォッシュ』の特徴はなんでしょうか?
別に、上記のことをやるだけであれば、ただの防水された袋でもいいような気がします。
ただの防水された袋と、『スクラバウォッシュ』との大きな違いは、下記の3つ。
・口がしっかりと閉まる
・空気を抜く穴がある
・汚れを落としやすくする突起がある
ということですね。
では、実際に『スクラバウォッシュ』の使いかたと、使ってみた感想を書いていきますね。
『スクラバウォッシュ』のレビュー
これが『スクラバウォッシュ』の本体。
大きさは、だいたい530×330×200mm(長さ×横幅×底の直径)。
重さは140g。
バッグの生地は、折り畳みと軽量化を考えてのためか、防水にしては薄めです。
これが空気を抜く部分。
裏側のアップ。
ビーチボールや浮き輪のものと違って、中から水が噴出さない構造になっています。
これが、『スクラバウォッシュ』のいちばんのウリポイントであるボツボツ。
「ウォッシュボード」というようです。
内側はこんな感じ。
けっこうしっかり目に付いています。
今回は、サンプルとして、白い生地に赤ワインと醤油をこぼして一晩寝かせたものを用意しました(笑)。
いい感じで沁みています。
こっちが醤油。
こっちが赤ワイン。
コップ1杯の水とわずかな洗剤を洗濯物をいっしょに『スクラバウォッシュ』へ投入。
バッグの口を4回巻きます。
(説明では4回とあるのですが若干水漏れします。5回以上巻いた方がいいです)
バックルをとめます。
空気を抜きます。
これが意外に抜けない!
結構力が必要です。
こんな感じで、根元の部分を「ギューッ」て押しつぶすようにすると空気が抜けやすいかな。
空気が抜けたら、ボツボツのついている面を下にしてモミモミします。
透明な窓がついている方が上ということですね。
慣れないうちは、いつまでもみ洗いしていいのかわかりません。
まずは、1分から2分くらいモミモミして、水の色や洗濯物をみてチェックしてみましょう。
これがモミモミ1分後。
この時点で、醤油はかなり落ちています。
これがモミモミ2分後。
醤油は完璧に落ちていますね。
赤ワインは手ごわい・・・
一度洗濯物をしぼり、すすぎ用のきれいな水を投入。
再度バッグの口を閉めてすすぎ開始。
このすすぎの終えるタイミングがいちばんよくわからないところ。
私が数回この『スクラバウォッシュ』を使った感覚だと、すすぎを1回で終わることはありません。
何回かすすぎの水を変えます。
洗剤を入れすぎると、いつまでも泡が消えなくて困ります(^_^;
適当に切り上げないと、いつまでもすすぎをすることになります。
あとは干すだけです。
これが一晩干して乾かしたもの。
若干赤ワインの跡は残っていますが、醤油の跡はなし!
なかなか優秀ですねー
『スクラバウォッシュ』を使ってみた感想おまとめ
汚れはけっこう落ちます。
ただ、あまり量が多かったりすると極端に洗いにくくなります。
ブツブツの突起が片面にしかついていないですからね。
ですので、少量をこまめに洗うのに向いているかなと。
ジーンズとか大きくて硬めの素材のものはちょっと洗いにくいですね。
Tシャツやパンツなどの下着などを「サッ」と洗うには向いています。
衣類を洗うだけでなく、防水バッグとしても使えます。
あとはちょっとお高いお値段との相談ってところですかね。