先日、「日本一のサウナ」と呼ばれる「サウナしきじ(静岡駅)」へ行ってきました。
その時に、どうしても立ち寄りたいお店がありました。
それが、今回紹介する『炭焼きレストランさわやか』。
静岡県民がこよなく愛し、県民食とも言われる『さわやか』の「げんこつハンバーグ」。
テレビでもよく見ますし、「美味い」という噂をずっと以前から耳にしていましたからね。
その評判は本当なのかと。
実は私、あまりハンバーグが好きではないんですよね(笑)
そんな私を、『さわやか』の「げんこつハンバーグ」は満足させてくれるのでしょうか?
今回は、静岡駅から唯一徒歩で行ける『新静岡セノバ店』に行ってきました!
さて、噂通りのお味だったのでしょうか。
今回の記事は、『炭焼きレストランさわやか』の「げんこつハンバーグ」について書いてみたいと思います!
目次
静岡県民がこよなく愛する『炭焼きレストランさわやか』とは?
『炭焼きレストランさわやか』に行く前に、ちょっと情報収集をしていきました。
「ウィキペディア」には、このように書かれています。
1977年7月に小笠郡菊川町(現菊川市)に一号店コーヒーショップさわやかを出店。
2017年10月現在、西端は湖西市、東端は御殿場市の地域で31のチェーン店を持つ。
特に浜松市には10店舗以上の店舗があり、静岡県(特に遠州地区)における代表的な地場外食レストランの1つである。
静岡県外への出店は行わない方針をとっている。
理由の一つとして、本社工場(袋井市)から店に仕入れた肉はその日に使い切るのが原則で、工場から直送できる距離に限界があるためとしている。
なるほど!
クオリティを落としたくないという理由で、東京にはなかったのですね。
主力の名物メニュー「げんこつハンバーグ」には、このような説明が書かれています。
厨房で牛肉100%(オーストラリア産)の挽肉(250g)を備長炭によって焼き上げ、熱した鉄板に乗せて客席に運ばれる(この時点では中身はレア状態)。
客席で店の認定を受けたスタッフがハンバーグを縦半分に切り分け、適度な焼き加減になったところでオニオンソースかデミグラソースをかけて付け合わせとともに提供される。
なお、各客席には岩塩と黒胡椒のミルが配備されているため、切り分けの仕上げにソースを掛けぬよう注文時などにスタッフへ申し出ることで、塩や胡椒を利用客自らお好みで調味して食べることも可能である。
げんこつハンバーグよりも少し小さい200gの肉を使ったものは、「おにぎりハンバーグ」の名で提供されており、大きさ以外は同様。
関東では、神奈川を中心に展開している「ハングリータイガー」という似ているというかそっくりなスタイルのハンバーグレストランがあります。
「ハングリータイガー」は1969年創業なので、インスパイアされて「さわやか」がオープンしたのでしょうかね。
いちおう「ハングリータイガー」の公式ホームページのリンク貼っておきます。
⇒ http://www.hungrytiger.co.jp/
気分を盛り上げるために、動画も貼っておきます。
こちらは、公式のCM動画。
こちらの動画では、ココリコの田中直樹さんがレポしています。
『炭焼きレストランさわやか 新静岡セノバ店』への行き方
では、今回わたしが利用した店舗『炭焼きレストランさわやか 新静岡セノバ店』の場所と行き方について書きますね。
お店は、「新静岡セノバ(CENOVA)」という商業施設の中のレストランフロア(5階)にあります。
『炭焼きレストランさわやか 新静岡セノバ店』の最寄り駅は、静岡鉄道静岡清水線「新静岡駅」。
「新静岡駅」からは、直結で行けます。
新幹線が停車するJR「静岡駅」からは、徒歩約10分弱。
グーグルマップで見ると、このようなルートになります。
「さわやか」の店舗のほとんどは郊外。
ですので、車でないと行きにくいんですよね。
この「新静岡セノバ店」が、唯一大きな駅から徒歩圏内で行けるお店。
電車・バス組は、このお店がいちばん行きやすいお店です。
『炭焼きレストランさわやか』で「げんこつハンバーグ」を実食!
こちらが、「炭焼きレストランさわやか 新静岡セノバ店」。
5階のレストランフロアにあります。
わたしが訪問したのは、日曜日の12時30分ごろ。
いちばん混んでいるランチの時間(笑)
待ち時間は、1時間ちょい。
入口の機械で番号札をもらっておけば、ずっとお店の前で待つ必要はなし。
商業施設なので、時間つぶしできるのはありがたいですね。
たっぷり待って入店。
さわやかな笑顔が出迎えてくれました(笑)
満席の店内。
高校生くらいの若い人がけっこう多かったですね。
観光客だけではなく、地元の人も多く来店しているようにも見えました。
注文したのは、やはり名物「げんこつハンバーグ」。
たまたまお得な「げんこつフェア」というをやっていたので、セットメニューの「げんこつ倶楽部(1,166円)」を注文。
ちなみに、「げんこつハンバーグ」と「おにぎりハンバーグ」の違いは大きさだけです。
「げんこつハンバーグ」が「250グラム」、「おにぎりハンバーグ」が「200グラム」です。
注文するときに、ソースを「オニオンソース」か「デミグラスソース」にするか確認されます。
今回はお友達と行ったので、両方のソースをひとつずつ注文。
静岡県民をはじめとする「さわやか」の常連のみなさまは、「オニオンソース」一択のようです。
「デミグラスソース」を注文すると、残念な目で見られるようです(笑)
目の前で行われる「げんこつハンバーグ」の圧倒的シズル感を楽しむ!
さあさあ「げんこつハンバーグ」が来ましたよ~!!
「ごろん」としたまさにげんこつのようなハンバーグ!
キレイな焼き目がついています。
スタッフのかたが、ハンバーグを切り分けてくれます。
まっぷたつに切り分けたら、
切り口を下にして、
鉄板にギューギューと押し付けます。
鉄板から「キューッ」っと肉が焼ける音と、焦げるような香ばしいにおいが立ち上ります。
次にソースをかけていきます。
今回は2種類のソースを注文したので、半分ずつかけてもらいます。
まずは「デミグラスソース」から。
ソースがはねる!
次は「オニオンソース」。
鉄板から勢いよく湯気が立ち上ります。
オニオン独特の甘い香り!
完成っ!
すごいシズル感だー
この一連の行程は、下記の動画で楽しんでください♪
気になる「げんこつハンバーグ」のお味は?
さあ、さっそく「げんこつハンバーグ」を食べてみます。
ひっくり返して鉄板に押し付けられていた断面を見てみると、いい感じで焦げ目がついています。
半分に切り分けると、中は真っ赤なレア。
外側の香ばしい色合いとの対比が食欲をそそります。
レア好きな人にはたまらないですね。
ですが、レアの生な感じがが苦手な人はすこししっかり目に焼いてもらった方がいいですね。
中心部分は、ほぼ生です。
気になる「げんこつハンバーグ」のお味ですが、まず「牛肉100%&粗びき」という肉肉しいパンチがすごい。
肉の噛みごたえもしっかりと感じ、適度なジューシー感もあるので、「おー、肉食べてるっ!」っていう満足感が上がりますね。
ご飯もバクバクとすすみます。
あえて言うなら、もう少し中まで火が入っていた方が個人的には好みかなー。
レアすぎて、せっかくの肉汁が引き出し切れていない感じがします。
「さわやか」のレビューで、「肉汁があふれ出てくる」って書いている人いますが、今回のわたしのハンバーグはそうではなかったですね。
スタッフさんによって、すこしバラつきがあるのかな。
まあ、蒸さないで「焼き」だけですから、ステーキっぽいダイレクトな肉の味を楽しむって感じですね。
あと、ソースは自分でかけたい(笑)
塩コショウだけでも食べてみたいので。
「デミグラスソース」も、さっぱり目でなかなか美味しかったですよ。
「オニオンソース」よりも好きな人多いんじゃないかな。
いずれにしても、ファミレスレベルのハンバーグではないですね。
味もパフォーマンスも満足です。
おいしゅうございました!
『炭焼きレストランさわやか』おまとめ
元料理人の感想としては、このクオリティのハンバーグを、この値段で提供できるのが「すごい!」と思いました。
これで1,000円程度とは。
原価を下げるスケールメリットと、味を維持する現場レベルのバランスがうまく保てていてすばらしい。
企業努力の成果だと思います。
40年以上も静岡県民の皆さんに愛されているというのも納得です。
「どうせファミレスのハンバーグでしょ」と、ちょっとなめていました。
すいませんm(_ _)m
また来たいお店です。
今度は、ハンバーガーやステーキとなど、ほかのメニューも試してみたいですね。
『炭焼きレストランさわやか』詳細
店名 | 炭焼きレストランさわやか 新静岡セノバ店 |
TEL | 054-251-1611 |
住所 | 静岡県静岡市葵区鷹匠1-1-1 新静岡セノバ 5F |
営業時間 | 11:00~(23:00に完全閉店) ラストオーダー/フード22:00、ドリンク22:30 |
定休日 | 商業ビル内の一角なのでセノバに準ずる |
アクセス・最寄り駅 | JR静岡駅北口から徒歩約10分 静岡鉄道新静岡駅直結 新静岡駅から38m |
公式ページ | http://www.genkotsu-hb.com/shop/shops/shop028.html |
地図 |