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ウズベキスタン

【ウズベキスタン】簡単!『タシケント空港』での現地SIMカードの購入方法!料金は?英語は通じる?

ウズベキスタンタシケント空港SIMカード

こんにちは、Ken(@kanyesina)です!

先日、中央アジアのウズベキスタンへ行ってきました!
世界各国をテーマにした人気クイズ番組「世界ふしぎ発見!」(TBS)でとりあげられて、今最も注目が集まっている国の1つですね。

そのウズベキスタンの首都タシケントにあるのが『タシケント空港(TAS)』
この『タシケント空港』が、現在日本からの直行便の唯一の窓口となっています。

この『タシケント空港』で気になるのが、現地の「SIMカード」が空港で購入できるのかどうかということ!
ネットで検索すると、タシケント空港でSIMカードが購入できることを書いてある記事がほぼ見られませんでした。
ですが、実際は購入できます。

ですが、どんなお店がどこにあるのか、どのキャリアのどのプランを選べばいいのか、料金はいくらか、どうやって購入するのか、英語は通じるのか・・・
はじめての空港、そして、英語が母国語でない国だと、ちょっと不安ですよね。

ということで今回の記事では、実際に『タシケント空港』で現地のキャリア「MTS」のSIMカードを購入、使用してきたわたしの体験談を書いてきますね。

SIMカードは『タシケント空港』のどこで買える?

『タシケント空港』でSIMカードを購入できる場所は、「TOURIST SERVICE CENTER(ツーリスト・サービス・センター)」というブースです。

この「TOURIST SERVICE CENTER」は、入ってきたゲートと外へ出る出口の間にあるのですぐにわかります。
青い円形のブースで、ウズベキスタンがはじめての観光客でもわかるように、かなり目立つ外観です。

ウズベキスタン・タシケント空港・現地SIMカード購入場所「TOURIST SERVICE CENTER(ツーリスト・サービス・センター)」画像

このブース以外に、現地のSIMカードを販売しているお店は見られませんでした。
ですので、この「TOURIST SERVICE CENTER」が、唯一かつオフィシャル的な販売所になると思われます。

気になる営業時間ですが、とくに記載はありませんでした。
わたしがタシケント空港に到着したのが「20:20」。
もうすでに夜でしたが、ちゃんと営業していましたよ。
(わたしが乗った便は、アシアナ航空、成田空港出発、韓国の仁川空港経由)

『タシケント空港』で買える現地SIMカードの値段とプランは?

では、『タシケント空港』で買える現地SIMカードの値段について。
わたしが購入したものは、「8GB」まで使用できるもので「480,000スム(約5,000円)」でした。
わたしは、滞在日数とネットを使う仕事柄、すこし大きめの「8GB」にしました。
ほかにもいくつかプランがありそうでした。
(プラン比較表みたいなものはなかった)

ちなみにわたしは「10日間」の滞在でしたが、この「8GB」のプランで問題ありませんでした。

キャリアは「UMS(ユーエムエス)」です。
「UMS」は、「Universal Mobile Systems(ユニバーサル・モバイル・システム)」の頭文字をとった社名。
ロシアの大手キャリア「MTS」の、ウズベキスタンでの子会社ですね。
(わたしがロシアでSIMカードを買う時は、できるだけ「MTS」を買うくらい信頼性あります)

ウズベキスタン・タシケント空港で購入した現地SIMカード「UMS」チップ画像
ウズベキスタンでは、この「UMS」と、「Beeline(ビーライン)」「Ucell(ユーセル)」の3社で市場を占めています。
タシケント空港の「TOURIST SERVICE CENTER」では、「UMS」のみが購入できます。
他のキャリアは選べません。

ネットで検索すると、現地SIMカードを購入された方は、もっと安い金額で購入されていますね。
空港だから高いのか、物価が上昇しているのかはわかりません。
わたしはこの記事を書くためと、翌日タシケント市内のショップへ行っている時間がないため、多少高くてもよいので空港で購入しました。

現地SIMカードの支払いは現金のみ?カードは?

SIMカードを購入するときの支払いですが、現地通貨「スム(UZS)」の現金のみです。
クレジットカードや、ドル、ユーロ、ルーブルなどは使えません。

ですので、SIMカード売り場へ行く前に、まずは空港内の両替所で現金通貨の「スム」をゲットする必要があります。
購入までの流れは以下。

①両替所へ行く。
②現金通貨の「スム」をゲット
③売り場へ行き、現地SIMカード購入

この両替所は、トイレのすぐ横にあります。
「CURRENCY EXCHANGE(外貨両替)」という看板が出ています。
わたしは「米ドル」を両替しました。
(この両替所のレート表には「日本円」も載っていました。ですが、実際にできるかどうかは未確認です)

気になる両替のレートですが、ウズベキスタンでは、空港でも市内でも、どこでも共通レートのようです。

ウズベキスタン・タシケント空港・両替所画像
ウズベキスタンでは、紙幣のチェックがかなりきびしいです。
ちょっとでも破れていたり汚れていたりすると、両替を拒否されます。
できるだけ新札を持って行くようにしたほうがいいでしょう。

売り場でSIMカードの設定までやってくれるの?

そしてけっこう不安なのが、売り場でSIMカードの設定までやってくれるのかどうかということ。
やってくれるとくれないでは大違いです。

ありがたいことに、SIMカードが使えるところまで、ネットがつながるところまできちんと設定をしてくれます。
この設定のことを、英語では「activate(アクティベート)」「set up(セットアップ)」と言いますね。
使えるところまでやってくれるはずですが、不安であれば「Activate Please.」「Set up Please.」と言ってみてください。

だいたい、10分程度で完了します。

できれば、作業をお願いする前に、スマホを英語表記の画面にしておくといいですね。
日本語はもちろん読めませんし、トラブルの原因にもなりかねませんので。

現地SIMカードを購入するために必要なものは?

SIMカードを購入するために必要なものは以下。

・SIMフリーのスマホ
・現金(現地通貨のスムのみ)
・パスポート

スマホからSIMカードを取り出すとき、穴に差し込んでトレイを出す通称「SIMピン」などはカウンターにありますので持参不要です。

あとは、SIMカードを交換したあとに、日本のSIMカード(交換時まで入っていたもの)をなくさないよう、小さな袋などあるといいですね。
わたしはいつも小さなビニール袋&100円ショップの透明ケースに入れて保管しています。

ウズベキスタン・タシケント空港・現地SIMカード保管画像

SIMロック解除したスマホでないと使えないよ!

上記で、現地SIMカードを購入するために必要なもののひとつとして、「SIMフリーのスマホ」と書きました。
つまり、制限(SIMロック)が解除されているスマホです。

日本では通常、「ドコモ」や「au」、「ソフトバンク」といったキャリアと契約してスマホを使っていると思います。
そのスマホは、そのキャリアでしか使えないように、制限(SIMロック)がかかっています。
この状態ですと、海外のSIMカードは使えません。
事前に日本で、制限(SIMロック)を解除しておく必要があります。

ドコモSIMロック解除説明画像

ドコモであれば、スマホ購入後「100日以上」経過していれば制限(SIMロック)解除できます。
ドコモショップ(有料)でも、ネット経由(無料)でも可能です。

自分のスマホがどうなっているのかわからないという場合は、ショップで契約状況を確認しておくと安心ですね。
下記に、大手キャリア3社の「SIMロック解除の手続き」ページのリンクを貼っておきますね。

スマホ各社の「SIMロック解除の手続き」ページ

 ⇒ ドコモ
 ⇒ au
 ⇒ ソフトバンク

現地SIMカードを使用した印象は?スピードは?

今回使用した「UMS」のSIMカードですが、とくに不便は感じませんでした。
速度もとくに遅いと感じませんでしたし、通じないというエリアもありませんでした。
快適に使用できましたね。

しいて言えば、一度だけつながらない状態になりました。
「容量をオーバーしたかな」と思いましたが、結果的にスマホを再起動したらつながるようになりました。
もし、回線が切れてつながらなくなったら、再起動をしてみるのもひとつの手でしょうね。
ちなみに、英語で「再起動」のことは、「Restart(リスタート)」「Reboot(リブート)」で通じます。

余談ですが、現地SIMカードを使っていると、下記のようなメッセージが「UMS」から送られてきます。
「なにかしなくちゃいけないの?」「チャージが必要?」ってちょっと焦りますが、単なる宣伝ですので、無視して問題ありません。

「UMS」宣伝メッセージ画像

現地SIMカード売り場で英語は通じる?

このタシケント空港の「TOURIST SERVICE CENTER(ツーリスト・サービス・センター)」では、英語が通じます。
わたしが行ったときは、2人のお姉さんが受付担当していましたが、2人とも英語OKでした。
安心してくださいね。

もちろん、ウズベク語、ロシア語もOKです。
ブースの看板なども、英語表記されています。

ウズベキスタン・タシケント空港・現地SIMカード購入場所「TOURIST SERVICE CENTER(ツーリスト・サービス・センター)」画像

SIMカードは空港で買った方がいい?

SIMカードを空港で買った方がいいかどうかですが、観光のスケジュールがタイトであれば、購入してしまったほうがいいかなと思います。

わたしの場合は、到着日翌日の早い時間からサマルカンドへ移動予定でした。
ですので、タシケント市内のショップを探し、お店のオープン時間まで待つということをしたくありませんでした。
多少値段が高くても、空港でSIMカードを購入するという選択をしたということですね。

タシケントはかなり街が大きくて、探すのも移動するのも、けっこう時間がとられます。
ショップを探す余裕があれば、急いで空港で買わなくてもいいと思います。
スケジュールにあわせて、選択するのがおすすめですね。

まとめ

『タシケント空港』での現地SIMカードの購入方法を書きました。
購入自体は、とくにむずかしいところはないですね。
カタコトの英語でも、十分やりとりできます。

現地SIMカードを使っての通信も問題なく、安心して使えました。

注意したいのは、「料金」ですね。
かなり、物価が上昇しているスピードが速いなという実感がありました。
ですので、SIMカードの料金もアップしている可能性があります。
現地で確認をしてみてくださいね。
(わたしが訪問したのは、2019年9月)