ロシアを代表するお土産といえばマトリョーシカ。
入れ子になっていて、中からどんどん同じ形のマトリョーシカが出てくるってやつ。
日本でも女子に人気のアイテムですね。
そんなマトリョーシカ。
ロシアでもマトリョーシカの産地というか本場があるのです。
マトリョーシカの産地といえばここ!
それが「セルギエフパッサード(Sergiev Posad・Сергиев Посад)」。
(「セルギエフポサード」とも言われていますが、ロシアでは「ポッサード」とは発音しません)
このセルギエフパッサードが、マトの産地。
「木彫りのクマ=北海道」というような感じです。
モスクワから70キロ程度離れたところにあります。
世界遺産にもなっている「トロイツェセルギエフ大修道院」があることでも有名なところです。
これが「トロイツェセルギエフ大修道院」。
今回セルギエフパッサードに行ったときに、マトリョーシカの絵付け工場に行ってみたのでそのレポをお届けしますねー
これがマトリョーシカ工場だ!
これが今回訪問したマトリョーシカ工場。
工場といっても小さいお部屋。
ちょっとした販売スペースと、絵付け場があるくらい。
これは昔のマトリョーシカの制作風景。
こうやって木から削り出していたのですね。
日本の「こけし」にそっくりですね!
今は、木の削り出しは工場で行われているようです。
そして、こういった絵付けする前の土台に色を付けていきます。
塗る前のマトリョーシカってこうなっているんですよー^^
で、これが実際の絵付け風景。
こうやって一つ一つ手作業で塗っているんですねー
よーくみると顔も少しずつ違うんですよね。
絵付けの様子はこちらの動画でも!
出来上がり!マトリョーシカたち
そして出来上がったのがこちらの子たち。
この黒いスカーフをかぶって黒いニワトリを抱えたモチーフが、マトリョーシカの最初の絵柄と言われています。
こちらの動画でもたくさんのマトが見れますよー
こうやっていまだに手作りで一つ一つ作られているのを見ると、愛着がわきますね。
ちなみに、マトリョーシカの値段は大きさだけで決まるわけではありません。
同じ大きさであれば、マトリョーシカがたくさん中に入っているほうが値段が高いです。
そのほうが技術的に難しいからです。
コネタでした。