先日、伊豆諸島の『御蔵島』へ『イルカウォッチング』に行ってきました!
御蔵島は、世界有数の野生イルカの生息地であり、極上の「イルカウォッチング」が楽しめる場所。
そんな御蔵島の「イルカウォッチング」の魅力を、5回にわたってお伝えしていきたいと思います!
今回は2回目として、『御蔵島のイルカツアーが5分でわかる!【行き方(アクセス)&宿の予約方法まるわかり編】』をお送りします!
パート①はこちら→御蔵島のイルカウォッチングが5分でわかる!【ドルフィンスイム初級者編】
目次
御蔵島へ「イルカウォッチング」するための手順と注意点について
本ブログ記事では、御蔵島へ「イルカウォッチング」するための手順と注意点について書いていきたいと思います。
注意点というのは、御蔵島へ「イルカウォッチング」を予約手配する場合、一般的な観光地へのそれとはちょっと違うところがあるのです。
ですので、そこを理解したうえで手順を踏んでいきましょう!
①日程を決める
御蔵島で『イルカウォッチング』をしたいと思ったら、まず最初に行うのが日程を決めることです。
『イルカウォッチング』は、期間限定です。
1年中できるわけではありません。
『イルカウォッチング』ができるシーズンは、だいたい3月から11月末まで。
あとは『イルカウォッチング』を企画・運営する宿側が、その期間中いつからいつまで営業するかを決めます。
シーズンの最初(3月)と最後(11月)は、現実的に考えて寒くて海に入るのが辛いです。
ですので、GW(ゴールデンウイーク)の4月後半くらいから10月くらいまでがいいところでしょう。
実質約半年間(6ヶ月)が、『イルカウォッチング』の」シーズンということですね。
当たり前ですが、GW(ゴールデンウイーク)、海の日の連休、お盆、シルバーウィークが一番のピークで混みあいます。
②宿の予約をする
日程を決めると同時に行うのが宿の確保です。
御蔵島には、宿が11軒しかありません。
しかも、大型のホテルはなく民宿サイズの宿です。(あとはバンガロー)
宿の部屋を確保するのは激戦であるということです(笑)
宿が集まる御蔵島村は、こんな感じの小さな村ですので。
ここは、村一番のメインストリートでスクランブル交差点です(笑)。
御蔵島にある11件の宿の一覧です。
・二郎丸(私がお世話になっている宿)
・宿まるい
・ふれあい広場バンガロー
・民宿鉄砲場
・しげを工房
・お宿にしかわ
・とおや
・丁や
・村営御蔵荘
・吉祥丸クラブハウス
・ゲストハウス三人海
宿の位置関係は下記にようになります。
(こちらの地図は「みくらしま観光案内所」さんのHPより引用させていただきました)
そしてなんと、御蔵島の宿は、あの日本中の宿を網羅している「じゃらん」「楽天トラベル」を探しても出てきません(笑)。
便利なホテル予約サイトは、御蔵島では利用できません(笑)。
さらに、「宿の予約がない人は島に上陸できない」という決まりもあります。
(ですので、野宿やキャンプはできません)
『イルカウォッチング』ができる船の数も、全部で15隻ほどです。
とにかく、人数制限がある島ということです(笑)
まずは日程を決めて、宿の予約からスタートしましょう!
思っている以上に、宿は争奪戦です。
とにかく、部屋の確保が最優先です。
宿が予約開始をする告知を見逃さないようにしましょう。
宿に関しての詳細は、下記「みくらしま観光案内所」もチェックしてみてくださいね。
・みくらしま観光案内所ホームページ → http://mikura-isle.com/?cat=7
③交通機関を手配する
御蔵島へ行く手段・アクセス方法としては、飛行機で行く「空路」と、船で行く「航路」があります。
それぞれ説明していきますね。
「飛行機」で御蔵島へ行く
「空路」の場合は、御蔵島への直行便はありません。
一度、八丈島や大島まで行き、そこからフェリーやヘリコプターで御蔵島入りというルートになります。
(下記の画像は「八丈島観光協会」さんの公式ページからお借りしました → http://www.hachijo.gr.jp/html/access.html)
八丈島への便は、ANAが1日3便出しています(羽田発)。
(航路は「大島」もありますが、1日1便なので「八丈島」経由のほうがスケジュールを組み立てやすいでしょう)
便名 | 東京(羽田)発 | 八丈島着 |
ANA 1891 | 7:30 | 8:25 |
ANA 1893 | 12:15 | 13:10 |
ANA 1895 | 15:55 | 16:45 |
フェリーの長時間が耐えられないかたはこちらのルートがいいでしょう。
ただ、飛行機とフェリーの乗り継ぎのタイミングの問題があります。
八丈島まではとてもはやいのですが、タイミング次第では1日八丈島で1泊することになってしまいます(八丈島観光も悪くないですね^^)
八丈島から御蔵島までは、フェリーで約3時間です。
便名 | 八丈島発 | 御蔵島着 |
9:40 | 12:35 |
タイミングがうまくいかないときは、ヘリコプターという手もありますね。
東邦航空の「東京愛らんどシャトル」が定期運航しています。
八丈島から御蔵島までは、ヘリコプターで25分です。
便名 | 八丈島発 | 御蔵島着 |
21便 | 10:25 | 10:50 |
東邦航空の「東京愛らんどシャトル」の運航スケジュールや予約などは下記ホームページでご確認ください。
東邦航空公式ホームページ路線・時刻表ページ → http://tohoair-tal.jp/ext/timetable.html
「フェリー」で御蔵島へ行く
本記事では、今回私が使ったルートで、御蔵島への入るルートとしては一番一般的なフェリーを使った行き方を詳しく書いていきますね。
フェリーは、東京の「竹芝桟橋」より、「東海汽船」のフェリーが毎日就航しています。
この黄色い船が、御蔵島に行くフェリー「橘丸」
ルートは、竹芝桟橋→三宅島→御蔵島→八丈島の3島を一日一往復。
帰りは、このルートに大島が入ります。
スケジュールは、22時30分竹芝桟橋出航 → 翌日05:55御蔵島着です。
(スケジュールは時期によって変更有り)
便名 | 竹芝桟橋発 | 御蔵島着 |
東京~三宅島~御蔵島~八丈島航路 | 22:30 | 05:55 |
竹芝桟橋は、JR「浜松町」駅や都営浅草線「大門」駅、ゆりかもめ「竹芝」駅が最寄り駅になります。
夜に乗船して、
朝に御蔵島に到着~というスケジュールです。
竹芝桟橋を出てすぐには、レインボーブリッジの真下を通過します!
レインボーブリッジの真下を通過しているときの動画はこちら。
「橘丸」の中は、キレイで快適!
こちらはレストラン。
ビール、カップラーメン、つまみなどの自動販売機もあります。
艦内の様子は、下記の動画を見てもらうとイメージしやすいと思います。
竹芝桟橋から御蔵島までの料金は、料金は下記のようになっています。
(カッコは「燃料油価格変動調整金」です)
・2等:7,600円(990円)
・特2等:11,410円(1490円)
・1等:15,200円(1,980円)
・特1等:18,240円(2,380円)
・特等:21,290円(2,780円)
*早期割引や団体割引、ネット割引などが有!
今回は、早割で6,460円でした。
電話予約にしても、ネット予約にしても、チケットの発券は竹芝桟橋で行います。
(予約が完了すると予約番号がもらえます。その番号を発券時に伝えます)
船の予約に関しても、早めに予約をしておきましょう。
宿と同じで、、GW(ゴールデンウイーク)、海の日の連休、お盆、シルバーウィークが一番のピークになります。
乗船する2ヵ月前から予約が可能です。
できれば、2ヵ月前から予約して早割を適用してチケットを購入というパターンが理想です。
今回私は、一番料金が格安な「2等船室」で行きました。
簡単にいうと雑魚寝するクラスです(笑)。
こんな感じ。
「特2等」になると、カプセルホテルのような個室になります。
プライベート性はありますが、開放感は圧倒的に「2等船室」のほうがありますね。
雑魚寝ですから(笑)。
荷物や貴重品は、ロッカーに入れられます(無料:100円入れてまた戻るタイプ)。
安心して、席から離れることができます。
あと、備考として。
レンタル毛布は100円です。
電源はありますので、スマホの充電は可能です。
携帯の電波もちゃんと入ります。
竹芝桟橋から御蔵島までの船に関すること(料金やスケジュール等)の詳細や運行状況は、下記「東海汽船」さんのホームページで確認してみて下さいね。
「東海汽船」さんのホームページ → http://www.tokaikisen.co.jp/
【重要!】御蔵島行きフェリーの「欠航」や「着岸率」について
御蔵島に行くにあたって、シビアに考えなくてはいけないのが「フェリーの欠航」についてです。
御蔵島は、港がひとつしかありません。
しかも桟橋が小さいので、波や風が強いとフェリーが接岸できないのです。
これが御蔵島の桟橋です。
この写真の日は、それほどひどい状況に見えませんが、沖ではフェリーが結構ゆれていて、接岸できないかと思いました。
ですので、御蔵島で降りれない、竹芝桟橋からも乗れないといった事態がちょこちょこ起きます。
御蔵島で降りれない場合は、御蔵島を通過して、フェリー終点の八丈島まで行きます。
そこから、午後もしくは翌日に再度御蔵島へ行くという流れになります。
ですので、御蔵島から帰れないという状況ももちろん起きます。
その場合は、八丈島や三宅島まで漁船かヘリコプターで行くという最終手段があります。
ヘリコプターは、東邦航空「東京愛らんどシャトル」といいます。
料金は、御蔵島から三宅島で5,770円です。
ヘリコプターの運航スケジュールや料金など詳細は、下記東邦航空さんのホームページにてご確認ください。
東邦航空公式ホームページ → http://tohoair-tal.jp/ext/fare.html
御蔵島への行き方&宿の予約方法の流れのまとめ!
では、御蔵島への行き方&宿の予約方法の流れをまとめますね!
①日程を決める:「イルカウォッチング」できる期間制限あり(実質シーズンは4月後半くらいから10月くらいまで)
②宿の予約をする:GW(ゴールデンウイーク)、海の日の連休、お盆、シルバーウィークが一番のピーク。宿が予約開始する告知を見逃さないこと!
③船の予約をする:GW(ゴールデンウイーク)、海の日の連休、お盆、シルバーウィークが一番のピーク。乗船予定日の2ヵ月前からチケット予約可能。そのタイミングで早割価格で予約する
という流れになります。
記事中にも書きましたが、島の宿が少ないので、部屋数に限界があります。
ですので、GW(ゴールデンウイーク)、海の日の連休、お盆、シルバーウィークは、超激戦争奪戦となります。
ポイントは、宿のホームページをチェックすること!
いつから「イルカウォッチング」を開始するか、予約を開始するかといった告知をチェックするということです。
情報収集をまめにきちんと行うこと!
それが、御蔵島の「イルカウォッチング」のコツということですね。