兵庫県神戸からほど近いところにあり、明石海峡大橋のある街としても知られる『明石(あかし)』。
「食のまち」としても古くから栄え、「明石」と名前がついた「明石だこ」「明石鯛」「明石海苔」といったブランドの魚介類は、「美味さ」と「高級」の証。
明石海峡は、潮流が速いから身が締まる!
プランクトンなどのエサが豊富な場所だから、身の旨みが違う!
そんな明石の魚介類を、地元の人だけでなく、観光客でもたっぷりと楽しむことができるのが『魚の棚商店街』。
明石のとれたて新鮮な海の幸を、気軽に堪能できちゃうんですよ。
今回の記事では、明石の『魚の棚商店街』の行き方や、食い倒れまくったわたしの観光見どころポイントについて書いてみますね。
『魚の棚商店街』の行き方・アクセス
兵庫県の「明石」の場所ですが、神戸からすごい近いのです。
神戸の中心地「三ノ宮」から快速電車に乗れば、2駅15分で着いちゃいます^^
神戸に観光に行くのでしたら、ちょっとだけ足をのばせば明石へ行けちゃいます。
大阪駅からも、快速電車で40分弱くらいでつきますよー
電車でのアクセス
電車でのアクセスは、JR「明石駅」だけでなく、山陽本線の「明石駅」でもOK。
「明石駅」からは、徒歩3分という駅チカなので便利!
車でのアクセス
神戸の三ノ宮からは、車で約25キロ、40分ちょっとの距離です。
阪神高速3号神戸線と、 第二神明道路での行きかたがわかりやすいですね。
ただ車の場合、駐車場に注意してください。
商店街自体に駐車場はありません。
近くに駐車場があるので、駐車場サービス加盟店から「駐車割引券」を発行してもらうのがいいでしょう。
割引券が使える駐車場、「駐車割引券」を発行してくれる駐車場サービス加盟店などの詳細情報に関しては、下記公式ホームページで確認してみてくださいね。
⇒ http://www.uonotana.or.jp/park.htm
『魚の棚商店街』をぶらり食べ歩き!
神戸三ノ宮からJRの快速電車に乗って15分。
「明石駅」に到着!
はじめての明石でしたが、「神戸からこんなに近いんだ!」とびっくり。
なんでいままで行かなかったのだろうと、ちょっと後悔(^_^;
明石城がある明石公園とは反対側の「東口」出口から、『魚の棚商店街』へ向かいます。
駅前が思ったより発展していて、とてもキレイでさらにびっくり。
『魚の棚商店街』へ向かうのは、駅ビル「パピオスあかし(PAPIOS AKASHI)」を抜けていくと便利です。
「魚の棚」のマークに向かって歩いていきます。
「パピオスあかし」を抜けると、『魚の棚商店街』のタコの看板が見えてきましたー
階段をおりると、
もう『魚の棚商店街』!
駅から近い!
商店街のメインストリートに入ります。
活気ある!
たくさんの大漁旗が、雰囲気をさらに盛り上げてくれます。
『魚の棚商店街』は、明石城の築城とともに誕生した時代に誕生したと言われていて、なんと400年ちかい歴史を誇る商店街。
すごいですね。
商店街の長さは、350メートルもあります。
これは、西側の入り口のたこ看板。
明石と言えば、やっぱり「明石たこ」ですよねー。
アーケード内にも、タコがいっぱいタコだらけ。
食堂のサンプルもタコづくし!
なんとうどんの上にたこ焼き!
(食べませんでしたけど)
「魚の棚」の読み方ですが、「うおんたな」「うぉんたな」「うおのたな」と読むそうです。
地元の人には、「うぉんたな」が親しまれている相性のようですね。
看板にも、英語で「UONTANA」と書かれています。
『魚の棚商店街』には、100件以上のお店がずらりと並んでいます。
ぶらぶら歩いて眺めているだけでもたのしいです♪
明石といえば、明石鯛も有名ですね!
お頭つきで立派!
これは縁起良さそう~
こちらは鯛の干物!
「天然」という文字が自信に満ちています。
明石は海苔も名産。
明石海苔ってけっこういい値段するのですねー
白いご飯が何杯でも食べれてしまう名物イカナゴのくぎ煮。
べつに、釘といっしょに煮ているからそういう名前というわけではありません。
折れ曲がって茶色い姿が、古びた釘のように見えたから「くぎ煮」という名前がついたらしいです。
ぺったんこなタコのみりん干し。
香ばしく焼き上げられた穴子~
明石は、「伝助(デンスケ)」穴子とか有名ですよねー
ちくわや蒲鉾などの練り物も豊富!
タコやタイ、アナゴなど、明石らしい珍しい練り物が並んでいます。
揚げたてのてんぷら!
揚げたての香りにつられ、思わず買い食い^^
イイダコ丸ごとの天ぷら!
ぷりぷりで歯ごたえバツグン!
子持ちシシャモの天ぷら!
おなかに卵ぎっしりたっぷりでぷちぷち~
タコ煮など魚介類の煮もの。
つやつやといいテリしているんですよねー
たっぷりと煮汁を吸い込んでふくらんだプリプリの子持ちイカ~
サザエのようなコリコリとした食感がたのしめるアカニシ貝。
がまんできずつまんじゃいました!
期待通りの美味しさに大満足♪
やばい、ビールほしい・・・
ということで、食欲のエンジンがかかってきたので、『魚の棚商店街』で検索すると必ず関連キーワードで出てくる人気店『立ち呑み処 たなか屋』さんへぶらりと立ち寄ってみました!
酒屋さんが営業しているので、角打ち的なスタイルで飲ますお店です。
地元のクラフト生ビールと地酒をいただく。
地ビールは日替わりで、この日は黒ビール。
隣の日本酒は、地元明石の地酒「来楽(らいらく)」。
あー、明るいうちからのお酒ってなんておいしいんだろー
つまみはもちろん明石の魚介!
うますぎる!
週末は大賑わいというのがわかります。
(「立ち呑み処 たなか屋」さんについては、また別途記事書きます!)
ほろ酔い気分で商店街をぶらりとしていると、ひときわ行列のできるお店が。
明石焼きの老舗『たこ磯』!
この『魚の棚商店街』には明石焼きのお店がたくさんありますが、その中でもダントツ人気のお店です。
店の中で明石焼きを焼いている姿がチラリ。
やっぱり明石来たなら、明石焼きは食べないとだめでしょ!
と、タコと穴子のダブル入り明石焼きをオーダー。
しっかりと出汁が効いた汁につけて・・・
ふわっふわのとろっとろ~
たこ焼きとはまた違ったおいしさ♪
(「たこ磯」さんについては、また別途記事書きます!)
「たこ磯」さんの隣には、魚の棚の弁天さまがあるので、ついでに寄ってみましょう。
提灯がならぶ細い通路をぬけると・・・
神社「厳島弁財天」が出てきます~
いやー、『魚の棚商店街』!
たのしいし、おいしいぞー!
明石『魚の棚商店街』おまとめ
明石『魚の棚商店街』へは、できればお昼前くらいの早い時間から行った方がいいですね。
「昼網」と呼ばれる午前のせりで仕入れた魚が、昼過ぎから並びますからね。
ピチピチ跳ねるような生きのいい魚も多いですし、活気もあります。
(後日夕方に行ってみてそう実感しました)
市場のようなたのしさが味わえます。
食べるお店もたくさんあるので、グルメなひとも満足間違いなし。
神戸観光にきたら、明石まで足を伸ばして『魚の棚商店街』に寄ることをおすすめしますー
明石『魚の棚商店街』詳細!
名称 | 魚の棚商店街 |
住所 | 〒673-0892 明石市本町1 |
電話番号 | 078-911-9666 |
営業時間 | 8:00~18:00(店舗によって異なります) |
定休日 | 統一の定休日はなし (せりが休みの木曜日は休みのお店が多いようです) |
アクセス方法 | JR・山陽電車「明石」駅下車 徒歩3分 |
公式ホームページ | http://www.uonotana.or.jp/ |
地図 |