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【鹿児島】臭い!美味い!これぞ芋焼酎の王道!『さつま白波』の「薩摩酒造」さんの工場見学行ってきた!

先日、鹿児島県枕崎に行ってきました。
この枕崎には、あの芋焼酎『さつま白波』で有名な「薩摩酒造」さんがあります。

この「薩摩酒造」さんでは、無料で工場見学ができるんです!
南薩摩地方に伝わる伝統的な芋焼酎の仕込み風景や、蔵元の中の様子を見学できます。
もちろん、『さつま白波』をはじめとするいろんな芋焼酎の試飲もできます♪

今回は、鹿児島の芋焼酎好きにはたまらない「さつま白波」の工場見学をご紹介しますよ!

『さつま白波』ついて

まずかんたんに、『さつま白波』について説明を書いておきますね。

『さつま白波』といえば、今は当たり前となった芋焼酎をメジャーに押し上げたブランド。
かつては、「臭い!」「おやじの酒!」というイメージの強かった芋焼酎を、ここまで一般的に認知させた功績はとても大きいと言えます。
今では女性でも普通に芋焼酎飲みますからね。

テレビCMでも、いろんな女優さん、男優さんを起用してきましたね。

こちらは、倍賞美津子さんバージョンのCM。
「6×4(ロクヨン)のお湯割り」といった焼酎の飲み方を定着させたのも、『さつま白波』ですね。

こちらは、三國連太郎さんバージョンのCM。

こちらは、森本レオさんバージョンのCM。

地域にもしっかり根づいています。
こちらは、鹿児島空港で見かけた『さくら白波』の広告。
広告と言うより、ブースですね。
『さつま白波』の地域貢献度がハンパないです。
鹿児島空港で見かけた『さつま白波』の広告

『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】 』の場所と行き方について

ではまず、『さつま白波』の工場である『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】 』の場所と行き方について。
最寄り駅は、JR指宿枕崎線の枕崎駅。
日本最南端の始発・終着駅です。
(ちなみに、日本最南端の駅は「西大山駅」)
JR指宿枕崎線の枕崎駅
JR指宿枕崎線の枕崎駅
枕崎駅から徒歩で20分くらいです。
ぶらりと散歩するにはちょうどいい距離です。
駅からの途中には、「枕崎お魚センター」やかつお節の生産工場、海などもありますので、ちょっとした枕崎観光が楽しめますよ。

これが『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】 』だ!

ではここからは、『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】 』に関してレビューしていきますね。
こちらが蔵元の入口。
いかにも酒蔵といった看板が目印。
駐車場も完備しています。
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』外観
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』看板
こんな味わい深い昔の樽があったりして、雰囲気満点♪
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』の敷地内にある古い樽
少し奥に入ったところに、『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』があります。
入場は無料なので、そのまま中に入って見学できます。
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』外観
中に入ると、かめ壷や木桶蒸留器など、南薩摩に伝わる伝統的な焼酎づくりの設備や道具がいっぱい!
まるで博物館みたいです。
明治から100年続く歴史が、ここにぎゅっとつまっています。
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』
この甕で実際に仕込んでいます。
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』
「さつま白波」でも、種類によって使っている「麹」が違うんですね。
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』さつま白波麹の違いと比較コーナー

作るための道具だけでなく、飲むための酒器も!
この急須のような、ヤカンのようなものは「黒千代香(くろじょか) 」。
鹿児島では、この黒じょかで焼酎を温めて飲むんですよね。
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』黒じょか
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』黒じょか
工場の出口付近には、『さつま白波』がずらりとならぶ物販コーナーが!
白波ファンは狂喜しますね♪
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』お土産コーナー
こちらは、さつま白波3兄弟。
左から、定番の「さつま白波」、ピンクのラベルは「さくら白波」黒麹を使った「黒白波」。
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』さつま白波3兄弟
ここでは、この『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』ならではの限定商品もあります。
この透明な一升瓶に入っているのは、「旧式仕込製法 さつま白波明治蔵25度」。
黒いボトルは、「明治蔵限定かめ壷仕込み芋焼酎原酒」。
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』
上記の5種類の白波をはじめ、たっぷりと試飲させていただきました♪
「これぞ芋焼酎!」という芋臭さとどっしりとした重みは、「さつま白波」ならでは。
(「黒霧島」より重みを感じますね)
飲み比べることで、それぞれの麹や個性の違いも体感できました。
すっきりした味のものもあれば、どっしりとしたもの、芳醇なもの・・・楽しい体験でした♪

公式のオンラインショップでも購入可能です ⇒ http://shiranamitsuhanshop.com/

工場見学のあとは、すぐ横にある「花渡川ビアハウス」へ。
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』「花渡川ビアハウス」
このビアハウスでは、新鮮なサツマイモで作った「芋ビール」を楽しめるんです。
これは珍しい!
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』「花渡川ビアハウス」芋ビールメニュー
わたしは、3種類の飲み比べセットを注文。
ほんのり芋の香りと味わいを感じることができ、「芋でこんなに美味しいビールができるんだ!」とちょっと感動。
左から、「ブラック」「ゴールド」「レッド」。
個人的には、独特の味わいがある「レッド」が気に入りました。
(この飲み比べセットはなんと600円!この値段にも感動~)
『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】「花渡川ビアハウス」の芋ビール飲み比べセット』

『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』のおまとめ

日本を代表する芋焼酎「さつま白波」を製造する薩摩酒造さんの工場見学。
散歩の途中でふらりと立ち寄ったのですが、期待を裏切るたのしさ、素晴らしさでした。

焼酎を「作る」、歴史を「伝える」ということに真摯に向き合っている。
それがしっかりと感じることができる工場見学でした。
働いているスタッフのかたも、本当に芋焼酎が好きなんだなという熱い想いがじんわりと伝わってきました。

工場見学行くと、一気にその商品への愛着ってわきますよね。
居酒屋で「さつま白波」と「黒霧島」があったら、「さつま白波」を注文しますね、きっと(笑)

そして何よりよかったのが、この「枕崎」という地域に密着していこうという「薩摩酒造」さんの会社としての姿勢ですね。
枕崎市も、この薩摩酒造さんがあることでだいぶ助かっているのではないでしょうか。
税金とか(笑)

お酒好きはもちろん、そうでなくても、枕崎に行ったらぜひ立ち寄ってほしい観光スポットです。

『明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】』詳細

名称 明治蔵【薩摩酒造花渡川蒸溜所】
住所 〒898-0025 鹿児島県枕崎市立神本町26
電話 0993-72-7515
アクセス・最寄り駅 ■鹿児島市内から/鹿児島市内より南薩縦貫道経由で約60分
■鹿児島中央駅から/
①JR指宿枕崎線「枕崎駅」下車、車で約5分
②鹿児島交通バス「スーパー特急 新幹線リレー号」で「枕崎」下車、車で約5分
■鹿児島空港から/車で約120分 ■指宿市から/車で約60分 ■知覧町から/車で約30分
■駐車場完備(無料、大型バス受入可能)
開館時間 9:00~16:00(入館無料)
休館日 12/31・1/1
公式ホームページ http://www.meijigura.com/
地図