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【体験談】神田明神『夏越大祓式』で「芽の輪くぐり」をしてきたよ!

【体験談】神田明神『夏越大祓式』で「芽の輪くぐり」をしてきたよ!

神社で行われる6月(水無月)の恒例行事といえば『夏越大祓式』の「芽の輪くぐり」。
わたしも、氏神様の神田明神にて毎年参列をさせていただいています。

この神田明神の『夏越大祓式』、古いスタイルでかなりしっかりとした儀式を行うので、毎年多くの参列者でにぎわいます。
ただ、公式ホームページを見ても、最低限のことしか載っておりません・・・
「式ってどれくらい時間がかかるの?」「式はどんなことやるの?」ってぜんぜんわからないんですよね。

ということで、氏神様である神田明神にしょっちゅうお邪魔している私が、ちょっとくわしく体験談を書いてみたいと思います!

「夏越大祓」と「芽の輪くぐり」について

まずはかんたんに、「夏越大祓」「芽の輪くぐり」について説明しておきますね。

とその前に、念のため、漢字の読み方を書いておきますね。
「夏越大祓」は「なごしおおはらえ」、「芽の輪くぐり」は「ちのわくぐり」と読みます^^

では、「夏越大祓」とは何かということについて。
やはりここはいちばん信用できる「神社庁」の説明を引用します。

大祓は、我々日本人の伝統的な考え方に基づくもので、常に清らかな気持ちで日々の生活にいそしむよう、自らの心身の穢れ、そのほか、災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓い清めることを目的としています。

この行事は、記紀神話に見られる伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらひ)を起源とし、宮中においても、古くから大祓がおこなわれてきました。中世以降、各神社で年中行事の一つとして普及し、現在では多くの神社の恒例式となっています。

年に二度おこなわれ、六月の大祓を夏越(なごし)の祓と呼びます。大祓詞を唱え、人形(ひとがた・人の形に切った白紙)などを用いて、身についた半年間の穢れを祓い、無病息災を祈るため、茅や藁を束ねた茅の輪(ちのわ)を神前に立てて、これを三回くぐりながら「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」と唱えます。また、十二月の大祓は年越の祓とも呼ばれ、新たな年を迎えるために心身を清める祓いです。

「芽の輪くぐり」については、「ウィキペディア」から引用しますね。

夏越の祓では多くの神社で「茅の輪潜り(ちのわくぐり)」が行われる。参道の鳥居や笹の葉を建てて注連縄を張った結界内に茅で編んだ直径数 m ほどの輪を建て、ここを氏子が正面から最初に左回り、次に右回りと 8 字を描いて計3回くぐることで、半年間に溜まった病と穢れを落とし残りの半年を無事に過ごせることを願うというものである。かつては茅の輪の小さいものを腰につけたり首にかけたとされる。

簡単に言うと、犯した罪やけがれを除き去るため1年の半分が過ぎた夏におこなうお祓いが「夏越大祓」。
その犯した罪やけがれを除き去るために、芽の輪をくぐるということですね。

6月の後半になると、神社で芽の輪が設置され始めます。
「あー、もう「夏越大祓」の時期が来たのかー」「たっぷりついた半年分の罪やけがれを落とさなきゃー」と思うのです^^

神田明神『夏越大祓式』の日程って?

神田明神で行われる『夏越大祓式』は、毎年下記のように日程が決まっています。

日時:6月30日11時~、15時~の2回斎行
場所:神田明神境内

毎年「6月30日」に『夏越大祓式』を行うというのは決まっています。
神田明神『夏越大祓式』看板
「6月30日」に行われるのは、宮司さんや巫女さんやらが、大祓(おおはらい)の神事を行うのがこの日のみということです。
「芽の輪」自体は数日前から設置されているので、くぐることは自由です。
神田明神『夏越大祓式』の「芽の輪」
「芽の輪」のくぐり方は、ちゃんとわかりやすく書かれた看板が設置してありますので安心です^^
ちなみに「芽の輪」のくぐり方は、正面よりまず左にくぐり、右左と3回くぐります(8の字の形になるように)。
神田明神『夏越大祓式』で設置される案内看板

神田明神『夏越大祓式』ってどれくらい時間がかかるの?

気になるのが、『夏越大祓式』ってどれくらい時間がかかるのかということ。
仕事の合間などに行きたいけどって人も多いですからね。

結論から言うと、式自体は「約1時間」かかります。
人数が多いと、1時間半くらいみておいた方がいいかもしれません。

その時間とは別に、『夏越大祓式』が始まる前に初穂料を納めたりといった時間も加える必要があります。

基本的な『夏越大祓式』の流れはこんな感じです。

・初穂料を納める
・所定の場所(芽の輪の前)で待機
・『夏越大祓式』スタート!
・神事(宮司さんが読み上げたり、お祓いをしたりします)
・参列者全員で「大祓の詞」を読み上げます
・芽の輪をくぐります
・御神殿の中へ移動
・御神殿の中でお参り(宮司さんのお話や巫女さんの舞なども行われます)
・御神殿から退出
・お神酒をいただく
・『夏越大祓式』終了~

この「芽の輪をくぐる」のところが、けっこう大変。
参列者全員で、神田明神の境内中を大移動(^_^;

雨天の場合は、ちょっとやり方や順番が変わってきます。
2017年度の『夏越大祓式』は、午前午後の2回とも雨天でした。
そのため、下記のようなスケジュールでした。

【雨天の場合のスケジュール】
・初穂料を納める
・個々が芽の輪をくぐって「芽の輪くぐり」を済ませておく(←ここが違う)
・明神会館の地下へ移動し待機(←ここが違う)
・『夏越大祓式』スタート!
・神事(宮司さんが読み上げたり、お祓いをしたりします)
・参列者全員で「大祓の詞」を読み上げます
・御神殿の中へ移動
・御神殿の中でお参り(宮司さんのお話や巫女さんの舞なども行われます)
・御神殿から退出
・お神酒をいただく
・『夏越大祓式』終了~

雨天の場合は、外でやる神事の儀式を「明神会館」地下で行います。
「明神会館」というのは、神田明神境内にある結婚式などを行ったりする施設です。

わたしは『夏越大祓式』に参列していたのでちゃんとした動画が撮れませんでしたが、YouTubeでキレイに撮影された動画がアップされていましたので、事前に見ておくといいですね。
雰囲気を感じ取れると思います。

『夏越大祓式』の「初穂料」っていくら納めればいいの?

気になる「初穂料」ですが、いくら納めたらいいのでしょうか?

神田明神では、納める金額によって、以下の3タイプに分けられます。

・大祓初穂料1000円以上お納め前の方には大祓神札
・大祓初穂料3000円以上お納めの方には大祓神札・茅の輪御守
・大祓初穂料5000円以上お納めの方には大祓神札・茅の輪御守・神供

わたしは毎回「1000円」納めさせていただいているので、「大祓神札」のみ。
「茅の輪御守」が欲しい方は、「3000円以上」納めてくださいね。

ちなみに、「茅の輪御守」はこちら。
神田明神『夏越大祓式』「茅の輪御守」
初穂料を納めると、下記のようなセットをもらえます。
神田明神『夏越大祓式』でもらえるセット一式
何をいただけるのか、かんたんに説明しますね。

大祓神札

「除災」「招福」と書かれたお札。
神田明神『夏越大祓式』でもらえる大祓神札

神拝詞

「神拝詞」は、「しんぱいし」と読みます。
神田明神『夏越大祓式』でもらえる神拝詞
紙を開くと、「祓詞(はらへことば)」などが書かれています。
神田明神『夏越大祓式』でもらえる神拝詞
この「大祓詞(おおはらへのことば)」をみんなで唱和します。
神田明神『夏越大祓式』でもらえる神拝詞

手ぬぐい

『夏越大祓式』のときにだけもらえる手ぬぐい。
「茅の輪」や、神田明神のマスコットキャラクターである江戸っ子「みこしー」が書かれています。
レアものです。
神田明神『夏越大祓式』でもらえる手ぬぐい
神田明神『夏越大祓式』でもらえる手ぬぐい

切麻

「切麻」と書いて、「きりぬさ」という読み方になります。
お塩と同じような、お清めの道具になります。
神田明神『夏越大祓式』でもらえる「切麻」
中身は、小さく四角く切った紙と、麻が入っています。
これを塩と同じように撒いたり、カラダに振りかけることで、お清めの効果があるそうです。
神田明神『夏越大祓式』でもらえる「切麻」
2016年は、「切麻」ではなく塩でした。
神田明神『夏越大祓式』でもらえる清め塩

入浴剤

お風呂に入れる入浴剤ももらえます。
神田明神『夏越大祓式』でもらえる入浴剤
「ひのきチップ」とか、「ちんぴ」とか、カラダに良さそうなものがはいっています。
神田明神『夏越大祓式』でもらえる入浴剤

神田明神『夏越大祓式』の「芽の輪くぐり」体験談♪

では、神田明神の『夏越大祓式』の体験談を書いていきますね。

こちらが、神田明神の鳥居。
一礼して入ります。
神田明神『鳥居』
すこし歩くと、隨神門が出てきます。
こちらも一礼して入ります。
神田明神『隨神門』
手水舎(ちょうずば)で清めたら、境内右手側にある「明神会館」へ。
この「明神会館」で、初穂料を納めたりといった『夏越大祓式』に参加するための受付け的な作業をします。
神田明神『明神会館』
「明神会館」で初穂料を納めるときに必要なのが、人形(ひとがた)。
この人形(ひとがた)に、名前と年齢を書き、身体の左右左を撫で、息を三度吹きかけます。
そして、初穂料を納めるときに、この人形(ひとがた)もいっしょに納めます。
神田明神『夏越大祓式』名前と年齢記載済の「人形(ひとがた)」
こんな感じで、「明神会館」入口前に設置されたテーブルの上で、「人形(ひとがた)」に名前と年齢を書きいれます。
「人形(ひとがた)」は、このテーブルの上に用意されています。
(ペンは用意されていないので、要持参!)
神田明神『夏越大祓式』「明神会館」入口前に設置されたテーブル
テーブルの上には、「人形(ひとがた)」への書き方も置いてあるので安心。
神田明神『夏越大祓式』テーブルの上に置かれているご案内
こちらが、「人形(ひとがた)」が入っている封筒。
名前と年齢を記入した「人形(ひとがた)」と初穂料を入れて納めます。
神田明神『夏越大祓式』「人形(ひとがた)」が入っている封筒
こちらは、「人形(ひとがた)」が入っている封筒の裏。
郵送も可能とのことです。
郵送の場合は、後日に神札が送られてくるそうです。
神田明神『夏越大祓式』「人形(ひとがた)」が入っている封筒の裏
初穂料を納めたら、もらった白衣の襟(なんて言うんだろう、これ)を首からかけて、待機。
神田明神『夏越大祓式』の恰好
神事がはじまったら、あとはマイクで指示されるとおりにすればOK!
(「頭を下げて~」とか指示されます)
神田明神『夏越大祓式』神事
雨天の場合は、「明神会館」の地下の部屋で神事を行います。
神田明神『夏越大祓式』「明神会館」の地下
神事が終わったら、芽の輪をくぐります。
神田明神『夏越大祓式』芽の輪くぐり
神田明神『夏越大祓式』芽の輪くぐり
芽の輪くぐりが終わったら、御神殿に移動します。
神田明神『夏越大祓式』御神殿内部
御神殿って、この正面のいちばん大きな建物ですよ。
この中に入れちゃいます。
こういう時でないと、なかなか入れないですよねー
神田明神『御神殿』
御神殿の中の奥に陣取る場合は、正座することになります。
入らないで、外側から立って見ることもできます。
正座に弱い方、足が痛くなる方は、正座をしない立ち見のほうがいいでしょう。
(けっこう足がしびれます・・・)
神田明神『夏越大祓式』御神殿内部
一連の儀式が終わったら、あとは御神殿から退出します。
退出するときに、お神酒をいただきます。
こんな感じで杯が並んでいます。
神田明神『夏越大祓式』お神酒の盃
巫女さんがお神酒を注いてくれます。
神田明神『夏越大祓式』お神酒を注いでくれる巫女さん
なみなみとは注いでくれません。
ほんの少しですので、酔っ払いはしません。
神田明神『夏越大祓式』お神酒
これで、『夏越大祓式』は終了です!

『夏越大祓式』が終わったあとは?

『夏越大祓式』が終わったあとは、古いお札を返したり、御朱印をもらったり、お守りを買ったり、お参りしたりするのもいいでしょう!

古いお札を返す

昨年もらったお札や、古いお札もせっかくなので返しちゃいましょう。
もちろん、「夏越大祓式」のものでなくても、神田明神のモノでなくても大丈夫です。
社殿の右奥を歩いていくと、古札納所があります。
自販機の横に、「古札納所」と矢印が書かれた看板があります。
神田明神『古札納所』までの道
神田明神『古札納所』

御朱印やお守りをゲット

御朱印をいただいたり、お守り、神田明神グッズを買うのもいいでしょう。
神田明神『鳳凰殿』
こちらは、神田明神の御朱印帳
鳳凰(ほうおう)がモチーフとして使われていますね。
わたしも愛用しております^^
神田明神『御朱印帳』
ついでに、こちらが神田明神の御朱印
いたって普通です。
神田明神『御朱印』
そして、密かな人気の神田明神グッズがこちら。
名刺入れ!
仕事運がアップすると評判です。
わたしももちろん購入済みです。
(効果は保証しません)
神田明神『名刺入れ』
神田明神のロゴ入り!
神田明神『名刺入れ』ロゴ部分

神田明神の神馬と記念撮影

神田明神の境内には、神馬「神幸号」(みゆき号) 愛称「あかりちゃん」がいます。
ただのポニーではありません!^^
縁起がいい子です。
ぜひ記念撮影をどーぞ!
神田明神『神馬「神幸号」(みゆき号) 愛称「あかりちゃん」』

本殿以外でのお参り

神田明神は、いろんな神様がいらっしゃいます。
せっかくなので、お参りしていっちゃいましょー

だいこく様

こちらは、だいこく様尊像
高さ6,6メートル、重さ約30トンと巨大な大黒様!
石造りとしては日本一のサイズ。
神田明神『だいこく様尊像』

えびす様

こちらは、えびす様尊像(少彦名命(すくなひこなのみこと))。
この珍しいかたちは、海の仲間(イルカやタイやトビウオ)に守られて大海原を渡られる『えびす様』というイメージで作られたそうです。
制作は、東京芸術大学学長・宮田亮平教授。
神田明神『えびす様尊像』

銭形平次親分

こちらは、泥棒の神さま「銭形平次」の碑
平次親分は、神田明神下台所町の長屋に住んでいて、明神界隈を舞台に活躍していたことから建立されたそうです。
神田明神「銭形平次」の碑

『夏越大祓』後に食べる和菓子や食事

『夏越大祓』後に食べる習慣のある和菓子があります。
それが「水無月(みなづき)」です。
白のういろう生地に小豆を乗せて、三角形にカットして和菓子。
水無月の上部にある小豆は悪霊ばらいの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表していると言われています。

デパートに入っているような有名な和菓子屋さんであれば、この季節限定で販売されていると思います。
こちらは、あの有名な「虎屋」さんの「水無月」。
(販売時期/6月25日~6月30日)
「虎屋」さんの「水無月(みなづき)」
最近は、「夏越ごはん」というものが徐々に出てきました。
「恵方巻」のように、行事食として広めたい感じですね(^_^;
「夏越ごはん」は、雑穀ごはんの上に「茅の輪」をイメージした緑や赤の旬の夏野菜を使った丸いかき揚げをのせ、おろしだれをかけたものだそうです。
あの「赤坂氷川神社」で、無料配布されたそうです。
根づきますかね、これ。
「夏越ごはん」

神田明神への行き方

神田明神への行き方も書いておきますね。
まず、こちらが公式サイトの地図になります。
神田明神アクセスマップ

電車でのアクセス

最寄り駅は、全部で4つあります。
いろんな路線で神田明神へアクセスできます。

御茶ノ水駅(JR中央線・JR総武線・東京メトロ丸ノ内線)

御茶ノ水駅からは、約500メートル、徒歩で約6分ほどの距離です。

秋葉原駅(JR京浜東北線・JR山手線・東京メトロ日比谷線)

秋葉原駅からは、約850メートル、徒歩で約10分ほどの距離です。

新御茶ノ水駅(東京メトロ千代田線)

新御茶ノ水駅からは、約1.1キロメートル、徒歩で約13分ほどの距離です。
新御茶ノ水駅は、御茶ノ水駅とはまったく違う駅なので注意してくださいね。

末広町駅 (東京メトロ銀座線)

末広町駅からは、約600メートル、徒歩で約7分ほどの距離です。

都バスでのアクセス

「茶51」という「駒込駅南口~本郷三丁目駅~(神田明神→)御茶ノ水駅」ラインを利用します。
「神田明神」というバス停で下車すれば、神社はすぐ目の前です。

車でのアクセス

神社には駐車場もありますが、数も少ないので、電車で行くのがおすすめです。
公式ホームページには、周辺の駐車場として、下記2つが紹介されています。

秋葉原UDXパーキング

800台収容・24時間営業・1日料金平日 2,000円。

秋葉原ダイビル駐車場

112台収容・営業時間7:00~23:00・1日料金 2,000円。

神田明神『夏越大祓式』で「芽の輪くぐり」おまとめ

しっかりとした古式スタイルの儀式を味わえるのが、神田明神の『夏越大祓式』に参列する醍醐味。
がっつりたっぷり罪けがれをまとったひとは、ここまでしっかりと祓ってもらえるとスッキリすると思います^^

東京でも最大級のパワースポットともよばれる神田明神。
次回の『夏越大祓式』は、ぜひ神田明神まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
お祓いでしっかりとデトック&パワー充電して、年の後半に備えていきましょー

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