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タイ

【バンコク】でらうまっ!「プーパッポンカリー」発祥の店『ソンブーン』で食べてきたよ!

タイ料理といえば、「トムヤムクン」「グリーンカレー」「カオマンガイ」「ガパオ」「パッタイ」といったものが定番。
ですが、ここ数年、日本で一気にブレイクしたタイ料理が「プーパッポンカリー」
蟹を使ったシーフード料理です。

あの「セブンイレブン」や「西友」でもプライベートブランドでレトルトカレー化し、日清のカップヌードルでも「プーパッポンカリー味」が出たほどの人気!

この大人気となった「プーパッポンカリー」の元祖であり、発祥の店として有名なのが、タイ・バンコクにある『ソンブーン・シーフード(Somboon Seafood)』
「やっぱり食べるなら発祥の店でしょ!」ということで、バンコクで食べてきましたよ!

では、この「プーパッポンカリー」発祥の店『ソンブーン・シーフード(Somboon Seafood)』での食レポ記事をどうぞ!

「プーパッポンカリー」とは?

まず「プーパッポンカリー(Poo Pad Pong Curry)」について、かんたんな基礎知識を。
ウィキペディア」での説明は下記。

プーパッポンカリー (Poo Pad Pong Curry) とは、タイで食べられている主に蟹を使ったシーフードカレーを呼称することが多い。食材としては、蟹、カレー、ライスの他には、ココナッツミルク、卵、トウガラシなどが用いられ、ぶつ切りにした蟹をカレーソースで炒めた後に、卵とじにする。主にシーフードレストランで提供される。

「ウィキペディア」では「蟹を使ったシーフードカレー」と書かれていますが、「蟹のカレー炒め」と書かれていることも多いですね。

「プーパッポン」を英語で書くと「Poo Pad Pong」。
つまり、「プー」「パッ」「ポン」のカレーなんですね。
これは、「プー(蟹)」「パッ(炒め)」「ポン(粉)」を意味しています。
ですので、直訳すると「蟹のカレー炒め」となりますね。

「カレー」という名前がついていますが、実際のものは、味も見た目もそれほど「カレー」という感じはしません。

最近では、「セブンイレブン」の「セブンプレミアム」ブランドのレトルトカレーや
「セブンプレミアム」ブランドのレトルトカレー「プーパッポンカリー」
「西友」のオリジナルブランド「みなさまのお墨付き」のレトルトカレーや
「西友」のオリジナルブランド「みなさまのお墨付き」のレトルトカレー「プーパッポンカリー」
日清のカップヌードルでも「プーパッポンカリー味」が出るほど大人気!
日清のカップヌードル「プーパッポンカリー味」
もちろん、レトルトタイカレーといえば「ヤマモリ」にもあります。
数年前まではそれほど知名度はありませんでしたが、今はどのバンコク観光のガイドブックにも、「バンコクで絶対に食べておきたいタイ料理!」といったページで必ず出てくるほどの大人気タイ料理となっています。

「プーパッポンカリー」発祥の店『ソンブーン』とは?

そんな「プーパッポンカリー」の発祥の店、元祖として有名なのが『ソンブーン・シーフード(Somboon Seafood)』
1969年に第1号店を開業。
現在は、バンコク市内に7店舗を構えています。
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』ホームページキャプチャ
公式ホームページはこちら。
日本語のページもあります。
⇒ http://www.somboonseafood.com/index.php/jp/site/home

7店舗ある『ソンブーン・シーフード(Somboon Seafood)』は下記。
(住所・地図等詳細は記事の終わりに載せておきますね)

路面店

・バッタントーン(Bantadthong)店
・スラウォン(Surawong)店
・ラッチャダー(Ratchada)店
・ウドムスック(UdomSuk)店

ショッピングモール内店舗

・サムヤン(SamYan)店(チャムチュリスクエア)
・セントラルエンバシー(Central Embassy)店
・サイアム・スクエア・ワン(Siam Square-1)店

『ソンブーン』の店舗とニセ店舗について

『ソンブーン・シーフード』の公式ホームページでも注意喚起されているのですが、ニセ店舗によるトラブルが多発しているそうです。

どんなトラブルかというと、タクシーやトゥクトゥクドライバーとニセ店舗がグルになり、『ソンブーン』に行きたいというお客が乗ると、ニセ店舗に連れて行ってしまうというもの。
このニセ店舗は、「ソンブーン・ディー」というお店のようです。
名前が似ているので間違えてしまう可能性大ですね。
(「ソンブーン・ディー」で検索するとざくざく出てきます)

こういった詐欺トラブルには、くれぐれも気をつけたいですね。
確実なトラブル回避方法は、「タクシーやトゥクトゥクを利用しないこと」「ショッピングモール内の店舗を利用すること」ですね。

ショッピングモール内の店舗3店舗あり、「サムヤン(SamYan)店(チャムチュリスクエア)」「セントラルエンバシー(Central Embassy)店」「サイアム・スクエア( Siam Square)店」

わたしは今回、サイアム駅横の大型ショッピングモール「サイアム・スクエア( Siam Square)」の店舗で食べました。
ダマされないし、お昼からやっているし、トイレはキレイ^^

ショッピングモール内の店舗はおすすめですね。

『ソンブーン』で元祖「プーパッポンカリー」を食べた!

ではでは、『ソンブーン・シーフード』で食べた元祖「プーパッポンカリー」についてレポしていきますね!

今回わたしが行った店舗は、サイアム駅横の大型ショッピングモール「サイアム・スクエア・ワン(Siam Square-1)」の中にある店舗。
バンコク『SIAM SQUARE』
巨大なネコのオブジェがお出迎え。
バンコク『SIAM SQUARE ONE』巨大なネコのオブジェ
間違えやすいのですが、『ソンブーン・シーフード』があるのは「サイアム・スクエア-1(SIAM SQUARE ONE)」です。
「サイアム・スクエア」といっても、巨大すぎてどこに何があるのかわからなくなるので、とくかく「SIAM SQUARE ONE」を目指してください。
バンコク『SIAM SQUARE ONE』外観
お店は、4階のレストランフロアにあります。
このレストランフロアには、タイ料理はもちろん、日本食、中華料理などたくさんのお店が入っています。
ちなみに、『ソンブーン・シーフード(Somboon Seafood)』は、「タイ料理」ではなく「中華料理」に入れられているのにちょっとびっくり(笑)
タイ料理じゃないんだw
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』:「サイアムスクエア-1」レストランフロア店舗案内
4階のレストランフロアのいちばん奥まで歩くと、ありました!
カニのマークが自慢げな『ソンブーン・シーフード(Somboon Seafood)』!
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』「サイアムスクエア-1」店の入口外観
入口の横のポスターは、「プーパッポンカリーはうちがオリジナルだぞ!」と、これでもかとアピールしています。
ベタでいいですね。
ちなみにカニは、こんな丸ごとで入ってはいません。
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』:入り口ポスター
こちらが「サイアムスクエア-1」店の店内。
おひとり様ではちょっと気が引けるような雰囲気があります。
ですが、まったく気にしなくて大丈夫です。
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』「サイアムスクエア-1」店の店内
メニューは分厚くて立派。
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』:メニュー表紙
『ソンブーン・シーフード』が創業した「1969年」は、わたしの生まれた年でもあります。
こういうのは、なにげにうれしい(笑)
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』:メニューにあるお店の歴史ページ
「プーパッポンカリー」は、3サイズから選べます。

Sサイズ:380バーツ
Mサイズ:550バーツ
Lサイズ:1000-1200バーツ

日本円にすると、だいたい「Sサイズ(380バーツ)=約1,250円」「Mサイズ(550バーツ)=約1,800円」「Lサイズ(1000バーツ)=約3,300円」くらいですね。
バンコクで食べるタイ料理にしては、ちょっと高めの値段設定。
(「1バーツ=約3.3円」で計算)

日本語がメニューに書かれているので安心♪
かなりの日本人が来ているようですね。
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』メニュー:プーパッポンカリーのページ
もちろん、「プーパッポンカリー」以外の料理もあります。
下の写真の料理は、たしか「蟹のブラックペッパー炒め」だったかな。
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』メニュー:「蟹のブラックペッパー炒め」のページ
カニ以外のメニューもあります。
海老もかなりおいしそう!
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』メニュー:エビ料理のページ
魚もあります。
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』メニュー:魚料理のページ
お客のほぼ8割は注文しているのではないかと思われるお目当ての「プーパッポンカリー」を注文し、しばし待つこと10分くらい。
ついに来ました!これが元祖「プーパッポンカリー」!
テラテラと光り輝く独特のオレンジ色、どろりとした重みを感じるソースが美しい!
写真のサイズはいちばん小さい「Sサイズ」ですが、ひとりでは多すぎるくらいのボリュームです。
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』:プーパッポンカリー全体
ご飯は、白米をチョイス。
炒飯で食べるのもおすすめの食べ方のようですが、やっぱりカレーには白米でしょ。
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』:サイドメニューの白米(タイ米)
「プーパッポンカリー」で使われているカニは、ワタリガニ。
この硬い甲羅と格闘しながら食べるのです!
(カニの殻を取った「プーパッポンカリー」も注文できるようです。かなり寂しい見た目になりそうですが)
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』:プーパッポンカリー全体
カレーソースのアップ。
ソースの中で、グシャグシャっとカタマリになっているのは玉子です。
「プーパッポンカリー」の作りかたは、ワタリガニをぶつ切りにし、タイの「ナムプリックパオ」というピリ辛ペースト、カレーパウダーなどで炒め、ココナッツミルク、卵を入れてふわふわに仕上げるというもの。
このグシャグシャっとした玉子のなかに、カニの旨みが「ギュギューーッ!」っと凝縮されているんですよ!
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』:カリーソースの玉子で閉じた部分
そのカニの旨みが「ギュギューーッ!」っと凝縮された玉子とソースをご飯に豪快にぶっかけて混ぜる!
カレーソースをたっぷりとまとわせた米を、ガツガツと口へ運ぶ!
もうね、口いっぱいにひろがるカニの旨みがすごすぎて、鼻の穴からもカニの旨み臭が漏れちゃいます。
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』:タイ米ライスとの絶妙のコンビネーション
「プーパッポンカリー」最大のお楽しみは、ワタリガニ自慢の大ぶりのハサミ。
大きくぽってりとした石原さとみの唇をおもわせるハサミには、ぷりぷりの肉がぎっしり!
もちろんこのハサミは、手づかみで手をベタベタにしながら食べるんです!
濃厚なソースは、身と殻の間にもたっぷり入っています。
まわりを気にせず、殻をチューチューしながら、舐めるように食べんですよ!
それがおいしい食べ方。
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』:ワタリガニの大ぶりの果肉たっぷりのハサミ
カレーソースは、かなり油っぽいです。
食べていると、どんどん油が分離してきて、どんどん胸やけがしてきます(笑)
ですが、この油っぽさが「プーパッポンカリー」の旨さのポイントですね。
この油の多さが、カニとスパイスと玉子のうまさを引き出し、バランスを最高の状態に保っているのですからね。
ということで、油っぽいものが苦手なひとは、胸やけを覚悟しておきましょう(笑)
バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』:カリーソースの油が分離している部分

『ソンブーン・シーフード』の「プーパッポンカリー」おまとめ

「プーパッポンカリー」は、タイカレーのような刺激的でスパイシーな辛さはありません。
ココナツミルクと卵が入っているので、マイルドな辛さと独特の甘みがあります。

この独特な辛さと甘味、甲殻類独特の旨みが、「プーパッポンカリー」の醍醐味ですね。
まさに、カニ好きな人にはたまらない、食べておきたい一品です。

若干油の多さが気になりましたが、これがオリジナルレシピであり、うまさを引き出すポイントだということで、今後の「プーパッポンカリー」を比較するうえでの基準事項にしていきたいと思いますw
バンコク観光の際は、ぜひ一度は魅惑の「プーパッポンカリー」を、発祥の店『ソンブーン・シーフード』で食べてみてくださいね♪

『ソンブーン・シーフード』店舗一覧

『ソンブーン・シーフード』の店舗一覧です。

ソンブーン・シーフード「バッタントーン(Bantadthong)店」

店舗名 バッタントーン(Bantadthong)店
住所 895/6-21 ソイ チュラ8 バンタットン通りワンマイ小区パトゥムワン区バンコク10330(895/6-21 Soi Chula 8, Bantadthong Rd., Wangmai, Pathumwan, Bangkok 10330)
営業時間 16:00~23:30
電話番号 02-216-4203-5
地図 バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』
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ソンブーン・シーフード「スラウォン(Surawong)店」

店舗名 スラウォン(Surawong)店
住所 169、169/7-12スラウォン通りスリヤウォン小区バンラック区バンコク10500(169,169/7-12 Surawong Rd.,Suriyawong, Bangrak, Bangkok 10500)
営業時間 16:00~23:30
電話番号 02-233-3104
地図 バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』
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ソンブーン・シーフード「ラッチャダー(Ratchada)店」

店舗名 ラッチャダー(Ratchada)店
住所 167/9-12 フアイクワン交差点ラッチャダーピセーク通りディンデーン区バンコク10320(167/9-12 Huay-Kwang Intersection, Ratchadapisek Rd., DinDeang, Bangkok 10320)
営業時間 16:00~23:30
電話番号 02-692-6850-3
地図 バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』
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ソンブーン・シーフード「ウドムスック(UdomSuk)店」

店舗名 ウドムスック(UdomSuk)店
住所 26 ソイ ウドムスック60 スクムウィット103通りノンボーン小区プラウェット区バンコク(26 UdomSuk 60, Sukhumvit 103 Rd., NongBon, Pravet, Bangkok 10250)
営業時間 16:00~23:30
電話番号 02-692-6850-3
地図 バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』
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ソンブーン・シーフード「サムヤン(SamYan)店」

店舗名 サムヤン(SamYan)店
住所 MRTサムヤーン駅チャムチュリスクエア内:315、パヤータイ通り、パトゥムワン区、バンコク 10330(315 Chamchuri Square Building, Room101-102-103 Ground., Phya Thai Rd., Patumwan, Bangkok 10330 (MRT SamYan Station))
営業時間 10:30~22:00
電話番号 02-160-5100
地図 バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』
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ソンブーン・シーフード「セントラルエンバシー(Central Embassy)店」

店舗名 セントラルエンバシー(Central Embassy)店
住所 セントラルエンバシー内:L5-14R号室5階  1031プルンチット通りルンピニ小区、パトゥムワン区バンコク 10330(5th fl., Central Embassy 1031 Ploenchit Rd, Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330 (BTS Ploen Chit Station))
営業時間 11:00~22:00
電話番号 02-160-5965-6
地図 バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』
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ソンブーン・シーフード「サイアム・スクエア・ワン(Siam Square-1)店」

店舗名 サイアム・スクエア・ワン(Siam Square-1)店
住所 サイアム・スクエア・ワン内:4階 サイアム・スクエア・ワン、ラーマ1世通りパトゥンワン区バンコク市10330(4th fl., Siam Square One Building Rama 1 road, Patumwan, Bangkok 10330 (BTS Siam Station))
営業時間 11:00~22:00
電話番号 02-160-5965-6
地図 バンコク・プーパッポンカリー『ソンブーン・シーフード』
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