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【青森】「津軽百年食堂」のモデル『三忠食堂』さんで名物「津軽そば」を食べてきた!

【青森】「津軽百年食堂」のモデル『三忠食堂』さんで名物「津軽そば」を食べてきた!

先日青森県弘前市に行ったときに、映画『津軽百年食堂』のモデル・ロケ地になったお店『三忠食堂』さんへ行ってきました。
こちらのお店は、青森県津軽地方の郷土料理の『津軽そば』で有名なのです。
蕎麦好きなわたしとしては、ぜひ寄ってみたかったお店でした^^

ということで、今回の記事では『三忠食堂』さんの『津軽そば』の食レポを書いてみましたよー。

『三忠食堂』とは?

かんたんに、『三忠食堂』さんについて。
このなんてことない青森県弘前市の小さな食堂。
じつはかなりすごいんです!

『三忠食堂』がすごい理由① 小説『津軽百年食堂』に出てきている!

森沢明夫氏の小説『津軽百年食堂』に、『三忠食堂』さんが出てきています。
『津軽百年食堂』というのは、青森県が「三代」「約100年続く大衆食堂」を「百年食堂」と名付けて、観光の目玉の一つとしているのです。
その中の一店が、『三忠食堂』さんなんです。

『三忠食堂』がすごい理由② お店が映画になっている!

そして、小説『津軽百年食堂』は映画になっているのです。
あのオリラジ(中田敦彦・藤森慎吾)が出演してるんです^^
『三忠食堂』さんのお店も、実際のロケで使用されています。。

『津軽そば』とは?

この『三忠食堂』さんの名物は、『津軽そば』。
『津軽そば』を「ウィキペディア」で調べてみると、このように書かれています。

津軽そば(つがるそば)は、青森県津軽地方を中心に食されている郷土料理の蕎麦。
つなぎに大豆をすりつぶした呉汁を使うのが特徴で、その呉汁をそばがきに混ぜ合わせて生地が作られている。江戸時代に蕎麦からタンパク質を摂取するためにこのような独特の製法が生まれたとされている。

『津軽そば』の特長① つなぎに大豆の粉を使っている!

『津軽そば』では、蕎麦のつなぎに、小麦粉ではなく「大豆の粉」を使っています。
なぜ大豆を使っているかというと、「青森では小麦粉が取れにくかった」「栄養がかたよるために大豆を混ぜた」など諸説あるようです。

『津軽そば』の特長② 蕎麦を熟成させている!

通常の蕎麦は、「打ちたて、茹でたて」というのが常識となっていますが、『津軽そば』は真逆。
「熟成させて、茹で置き」というステップを踏みます。

その理由は、麺の作り方にあります。
その作り方は独特で、なんと3日かけて作ります。

1日目

・熱湯にそば粉を入れて、そばがきを作る
・それを小分けにして、水に一晩つけて冷やす

2日目

・そば粉と大豆の粉、そばがきをまぜる
・蕎麦を打つ
・できあがったそばを一晩寝かす

3日目

・茹でて一食ずつ小分けにしておく

この蕎麦を茹でて1日寝かし、注文が入ったら温めるそうです。

『津軽そば』の特長③ 「焼き干し」を使う!

「焼き干し」というのは、かんたんに言うと、頭と内臓を取り除いてから作る煮干し。
作るのに手間がかかるので、最近では作る人も減り、値段も煮干しの3倍くらいするそうです。

『津軽そば』を注文したら、おじさんが材料の「焼き干し」をわざわざ持ってきてくれました。
青森県弘前市『三忠食堂』の「焼き干し」
そして、「焼き干し」と「煮干し」の違いを話してくれました。

「煮干し」は、頭と腹わたを取らずに、塩水で煮て、乾燥させる。
「煮干し」は、頭と腹わたを取らずに煮るので、煮汁に出た臭みが身に沁みこんでしまう。

「焼き干し」は、頭と腹わたを取ってから水洗いし、串に刺して炭火であぶってから乾燥させる。
そうすることで臭みがなく、旨みが凝縮する。

だから、味にこだわるなら「焼き干し」はゆずれない。
「味」を守りたいから、高価であっても使い続けるとのことでした。
さらりと熱く語るオヤジさんの心意気にホレました♪

これが、頭と腹わたを取った「焼き干し」
たしかに、煮干し独特の脂と臭みがなく、ダイレクトに魚の旨みがきましたね。
青森県弘前市『三忠食堂』の「焼き干し」アップ

青森テレビ(公式)が、「焼き干し」の作り方の動画をアップしていたので、興味があるかたはどうぞ♪
すごい手間がかかっていてびっくり。

「楽天市場」でも売っていましたが、なかなかいい値段ですね。

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『三忠食堂』の行き方

では、『三忠食堂』さんへの行き方を書きますね。
『三忠食堂』さんは、弘前駅から徒歩10分くらい、約1キロの距離です。
車の場合、駐車場はお店の2軒隣に4台駐車できるようです。

『三忠食堂』さんで『津軽そば』を実食!

弘前駅から約10分ほど歩いて、『三忠食堂』さんに到着!
お店の外観がしぶい!
いかにも、地方の食堂といった趣きがただよっています。
青森県弘前市『三忠食堂』外観
お店の前には「本日津軽そばあります」という紙が!
あってよかった!
なかったら泣いていた。
青森県弘前市『三忠食堂』「本日津軽そばあります」という紙
『津軽百年食堂』のロケ地であるというポスターが貼られています。
青森県弘前市『三忠食堂』の『津軽百年食堂』ポスター
のれんをくぐります。
青森県弘前市『三忠食堂』
店内には、ところせましと芸能人のサインや写真などが貼られています。
あの「美味しんぼ」の原作者や松岡修造さん、氷川きよしさんなどそうそうたるひとが来ていてびっくり。
青森県弘前市『三忠食堂』店内
青森県弘前市『三忠食堂』店内
こちらがメニュー。
『津軽そば』は「573円」。
もうひとつの名物である「中華そば」は「594円」。
他のお客さんの注文を聞いていると、『津軽そば』より「中華そば」のほうが注文が多かったですね。
両方食べたかったけど、ちょっとそれはきつかった(^_^;
青森県弘前市『三忠食堂』メニュー
来ました!
これが名物『津軽そば』!
青森県弘前市『三忠食堂』『津軽そば』
青森らしく、デザートにリンゴがついていました^^
こういうの、うれしい♪
青森県弘前市『三忠食堂』『津軽そば』についていたリンゴ
この液体は、お店のおじさんがおつゆの比較用にとつけてくれた関東風のそばつゆ。
「同時に飲み比べないと違いがわからないでしょ」と。
感動のやさしさ^^
青森県弘前市『三忠食堂』『津軽そば』についていた関東風のそばつゆ
『津軽そば』に乗っている具は、刻みネギ、海苔、ナルト。
シンプルですね。
青森県弘前市『三忠食堂』
おつゆの色はそれほど濃くありません。
焼き干しと昆布でとった出汁に、必要最小限の醤油。
なので、味は本当にシンプルであっさり。
関東風にありがちな、みりんや醤油などの調味料が主張しすぎということがないんです。
比較用の関東のつゆと比べると、違いがよくわかりました。
青森県弘前市『三忠食堂』『津軽そば』のつゆのアップ
この麺が、つなぎに大豆を使った熟成麺。
普通のそばとのいちばんの違いは食感ですね。
やわらかくて、箸で持ちあげると途中でぽろぽろと切れてしまうほど。
コシの強さとか、歯ごたえといったものとは無縁です。
味自体は、とくに大豆の味や風味など感じません。
青森県弘前市『三忠食堂』『津軽そば』の麺のアップ
『津軽そば』には、強烈な個性やインパクトはとくにありません。
味も特別に美味しいということはありません。
ですが、厳選された材料と手間ひまをかけた仕込み。
地元の人に愛されている安心感と信頼。

そして、何よりここのご主人の人柄が最高!
わたしが雪の降る中お店の中に入ったところ、「ここがあったかいよ」とストーブの横の席をすすめてくれました^^
そして、「どこから来たの?」と聞いて、「東京」と答えたところ、熱心に「煮干し」のことやこだわりなどを話してくれました。
とてもほっこりしました^^
さすが、『津軽百年食堂』に選ばれるだけあります。

「青森県広報広聴課」が作成した動画を見ると、さらにお店のことをくわしく知ることができますよ♪

『三忠食堂』さん詳細

名称 三忠食堂
住所 青森県弘前市和徳町164
電話番号 0172-32-0831
営業時間 11:00~20:00
定休日 日曜日
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